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【イギリス短期留学】日本の高校生がイギリス留学5週間で指導者資格を取得するまで

「日本サッカーとヨーロッパサッカーの違いはなんだろうか?」

という強い好奇心を抱いて、高校2年生の塚本シュウタさんは短期ロンドン留学をすることを決めました。

イングランドサッカー協会の指導者ライセンスのレベル1を取得するまでの話、5週間の滞在で英語がどの程度上達したのか、フットボール以外に学んだことは何だったのかと、今回の留学について振り返ってもらいました。

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プロフィール:塚本修太さん(17歳)高校2年生。イギリス留学期間5週間。2015年2月にFA指導者ライセンスレベル1を取得。写真左から二人目。

F@UK: まず、イギリスに留学して指導者ライセンス取得しようと思ったキッカケを教えてください。

日本とヨーロッパのサッカーの質を自分の眼で直接見たいなと思っていました。中学3年の時にイタリアで開催されたACミランのキャンプ に参加した体験を覚えていて、いつかヨーロッパで勉強をしてみたいと強く思っていました。いまでもセリエAが結構好きなんです。

セリエAですか?プレミアリーグが一番じゃないですか?

弱者が強者を倒すためにはどうしたらいいのかと考えることが好きで、その中でも相手のよさを消すサッカーで勝利をするためにはどんな指導するのだろうかと興味を覚えたんです。だから、モウリーニョにはまりました。イギリスに留学しようと思ったのは、プレミアリーグももちろんですが、英語をしっかりと勉強したいと思いました。

いまは2月で高校2年生の学期中での留学ですが、学校は現在お休みしているのですか?

留学することを学校に相談してみると、留学期間の一ヶ月間は公欠扱いにしてくれるようになるように担任の先生が力になってくれ、校長先生に許可をもらいました。

留学生活は、具体的にどのような生活を送っていましたか?

通常は、午前中に語学学校に通い、午後はロンドンの日系フットボールクラブでコーチのアシスタントをし、他にはセミプロのユースでプレーしている友人の練習見学にいったりしていました。週末は、コーチライセンスの講習、試合見学、パブでプレミアリーグ観戦などです。

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語学学校では、どんな内容で授業がおこなわれているのですか?

最初の1時間は文法を中心に行い、休憩時間をはさんでからディスカッションやスピーキングになります。たとえば3〜4人のグループにわかれて、紙を渡されました。

先生の指示は、今から君たちグループは博物館に窃盗に入るので、どのような計画を立てるか、グループで話し合い発表してくださいというものでした。

もちろん架空の話なのですが、その場で一緒に計画を練ったスペイン人、フランス人、ブラジル人の英語での主張がとてもはげしかったです。結局、ぼくは車で待機係というポジションになってしまいました。。。

実際に英語が伸びたなという実感はありましたか?
英語力は格段に伸びたというよりは、5週間で英語を話すことへの恥ずかしさが消えていったことは大きかったです。しゃべって伝わるという自信が少しついたからだと思います。コーチングライセンスでの最終試験も英語でトレーニングセッションを行う必要があったので、自信をもって英語を話すことは大事なことでした。

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コーチングライセンスの講習ではどのようなことをしましたか?

基礎的な部分が多かったですが、チーム管理、育成について、応急手当て、子供たちの怪我、そしてトレーニングの実践的な部分を学びました。講習は座学と実技に分かれていました。そんななか、英語を聞き取ることに必死で、周りの人に助けてもらいながら講習を受けました。

実際に練習を考えるときには、4つコーナー(体力面、心理面、社会面、)の観点から練習メニューを考えるように講習で習いました。そして何よりも子供たちにトレーニングを楽しんでもらうために、どのようなコーチングをするのか?に重点を置いていました。

講習で勝負に勝つ法を学ぶというよりも、FunやRespect(=楽しみやリスペクト)を育成にどのように伝えることが一番のメッセージでした。

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ライセンスの最終テストはうまくいきましたか?

テストとなる実技では、トラフィックライトというメニューをしました。(下記動画参照)そこでは、実際のゲームを意識した声のかけかたを特に要求されました。たとえば、なんでターンをしたあとにスピードをあげるのは、なぜ大事なのか? それを聞いて説明したほうが、よりよいセッションになるとアドヴァイスをもらいました。


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週間と短い期間でしたが、コーチング留学してよかったことは何ですか?

コーチングをすること自体がはじめての経験だったので、一歩目を踏み出せたなと思います。またプレーヤー目線ではなく、コーチとして練習をみると、見方も大きく視点がかわりはじめました。今後、イギリスの大学(リヴァプール•ジョンムーア大学を希望)でコーチ学を学びたいと思っているので、イメージを掴みとれたと思います。


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アーセナルvsレスターの試合観戦はどうでしたか?

講習や試験などがあって、週末はいけなかったのですが、平日の夜を利用してリーグ戦を見に行けてよかったです。

はじめてのプレミア観戦。試合の内容は間近で見てどう思いました??

アーセナルのポゼッションというか、パス回しに怖さがあまりなかったです。逆にレスターは、しっかりとブロックを作って、効果的なカウンターが決まっていました。レスターがなんで下位にいるのかなと思ってました。それでも、最終的な局面でアーセナルの強さがでて、勝負がつきました。スタンドが近かったので、パスの強さには本当に驚かされました。

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同じ時期に選手留学をしていた友人の練習見学に訪れてみて、なにか発見はありましたか?日本で強豪と言われる高校に所属していたので、イギリスとどのような違いがあったら教えてください。

ウィールドストーンというセミプロクラブのU-18のトレーニングを見ました。よく言われるように、足下の技術は日本の高校の上かもしれません。けれど、ボールへの激しさが一番違うなと思います。と同時にゴール前でのシュートへの意識が違います。その体勢でシュートは無理だろうなと思っていても、必ずゴールの枠までもっていっていました。あとは、とにかく黒人選手たちの身体能力がすごかったですね。

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最後に留学生活を振り返り、今後に向けてこんなことをしてみたいとありますか?

一ヶ月でやれることはやってみたと思いますが、もっと現地のフットボール、下部リーグのゲームからアカデミーまで、いろいろと見てみたかったと思います。それと、サッカー以外の学校の人たちと英語で交流を増やしたかったですね。そして英語は、IELTSのスコアが大学入学をする前のファンデーションコースにも必要になるので、まずは一つの目標にしてがんばります。

ありがとうございました!今度は、イギリスの大学でコーチング学をさらに理論を学び、指導者としての成長期待しています。そのときは、またインタビューさせてください!

インタビュア−:竹山トモ

本マガジンFootball@UKは、イギリスサッカー留学(選手、コーチ資格、語学留学、大学進学)の現地サポートをロンドンより行っています。

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著者プロフィール

竹山友陽
竹山友陽
在英歴7年。本マガジン編集長。ロンドンの大学でスポーツマネージメント学部卒業。ロンドンスポニチ通信員。クラブ運営に興味があるので、プレミアや街クラブの戦略などをお伝えしていきます。またサッカーを通じての英語インタビューなどなど。サッカー動画番組 フットチャット パーソナリティ。