イングランドサッカー協会のコーチング資格のFA Level2取得を目指すコーチング留学生とU-21 Arsenal vs U-21 Stokeのゲームをエミレーツスタジアムに観戦に訪れたので、観戦レポートをお届けする。
U-21 プレミアリーグとは?
プレミアリーグには、アカデミーとトップチームのギャップを埋めるために、U-21プレミアリーグが存在している。
以前まではリザーブリーグと言われてきたが、3シーズン前に育成改革の一環として新リーグが立ち上がった。
U-21の試合には、オーバーエイジ枠として3人のトップチーム選手(22歳以上でも出場可)がプレーでき、昨シーズンはアーセナルの宮市亮も多くのゲームに出場していた。
入場料が安い+プレミアリーグのトップ選手が出場の可能性
この日のアーセナルは、ウィルシャー、アルテタ、グナブリー、ディアビなどトップレベルの選手も出場しており豪華な顔ぶれが揃っていた。
肝心の試合内容は?
とてもゆるい感じでゲームは進んでいった。
そして、登り坂も下り坂もなく終わった。
アーセナルの若手選手たちは、怪我明けで調整の場として利用しているトップ選手に気を使っているように見えたし、残念ながら子供£2、大人£4の入場料さえも高く感じてしまった。
対するストークも「遠慮気味な速度のロングパス」がずれているし、パワープレーを駆使するトップチームのストークらしさも見つける事ができなかった。
イウォビだけハットトリックを決めて、一人燃えていた。
とにかく両者とも本気じゃなかったけれど・・
スポーツ界で有名な英国ラフバラ大学院に通いながら、UEFA Aライセンス取得を目指している友人の窪田さんはU-21の試合を各地でよく観戦して記録を残してくれているが(彼のブログはおすすめです)
その窪田くんが言うには、
「U-21は、プロと遜色ないフィジカルとスピードで戦っている」とのことなので、この日のゲームが特別にぬるま湯であったのであろう。
Derbyの育成が面白くて、マンシティの新しい練習施設はナショナルチーム級のようだ。4月末にインタビュー予定である!
育成が上手くいっていないことを表面的に批判することは簡単であるが、理由を探り、行動に移すことの方が遥かに難しい。イングランドも上を目指している。
欧州育成クラブランキング
ベンゲルさんも見に来ているので「若者よ、がんばれよ」と思った。
(上の写真からベンゲルさんを探してみてください)
欧州育成ランキングが2014年に発表され、15歳から21歳までの間の3年間を特定のクラブで過ごした選手を、「ホームグラウン(自家製選手)」としてカウントしたものをランキング化している。
ちなみにプレミアリーグの25名の登録選手のうち、17名はホームグラウンド以外の選手の登録が可能である。8名の自家製選手が必須なのだ。
ランキングはこちら
1. Barcelona – 合計43名
(A:現在クラブ所属13名 ,B:欧州5大リーグ所属30名)
2. Manchester United – 合計36名
(A12名,B24名)
3. Real Madrid – 合計34名
(A8名, B26名)
4. Lyon – 合計33名
(A15名, B18名)
5. Paris Saint-Germain – 合計27名
(A5名, B22名)
その他のイギリスのクラブは?
9位= Arsenal – 合計22名
(A7名, B15名)
34位= Aston Villa – 合計14名
(A6名, B8名)
45位= Tottenham Hotspur – 合計12名
(A6名,B6名)
45位= Southampton – 合計12 名
(A4名, B8名)
45位= Chelsea – 合計12名
(A3名; B9名)
45位= Manchester City – 合計12名
(A1名; B11名)
翌日の夜は、U-21プレミアリーグの国際大会に出かけた。
アスレティック•ビルバオvsポルト
なぜロンドンで試合をしているか少し不思議だが、次回はこのゲームに関しての投稿予定である。
現在コーチング留学中のリンとイッセイはアーセナルにめちゃくちゃ詳しかった
了
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