【留学生紹介】大学入学前に渡英を決意!彼がロンドンで得たものとは?

選手留学生のご紹介です。


まずは自己紹介をお願いします。

藤巻 勇也(ふじまき ゆうや)、2005年生まれの18歳です。
6歳頃からサッカーを始めました。
高校はサッカーで推薦入学をすることができたので、今は地元を離れて寮生活をしています。
現在春休みなのでその期間を利用してロンドンへ留学に来ています。
ロンドンには約1か月の滞在予定で、日本に戻ったら大学でもサッカーを続けることを決めています。
ポジションはFWです。

なぜ留学に来ようと思いましたか?

高校に入学した頃からチームの監督に将来は海外でプレーがしたいと伝えていて、その頃は高校を卒業したらすぐにヨーロッパへ移住してサッカーをやりたいと思っていました。
欧州はサッカーが一番発達しているし、自分もその環境に行けば高いレベルが目指せると考えていたからです。
しかし、高校生活でサッカーをやるうちに、海外に出る前に国内でもまだ成長できるはずだと国内の大学に進学を決めました。
進路を決定後、僕の夢を覚えていてくれた監督が春休みを利用して行けるロンドンの留学先の紹介をしてくれました。
いろんな欧州の国に興味を持っていて、ロンドン留学が終わったらスペインにも滞在してサッカーの文化に触れる予定です。

ロンドンに来て、実際ににプレーしてみてどうですか?

まず感じたのは選手が常に積極的にプレーしているということです。
日本だと監督が求めている型にハマるようにプレーしていく人が多い印象を持っていましたが、ロンドンではまず自分の個性・強みを全面に出してプレーしている人が多いと感じます。
自分を出してそれを監督・コーチに認めてもらうといったかんじです。
失敗することを恐れていなくて、全力で声を出して、動いて、自分を試合で起用してもらうために積極的にアピールしていますね。
同じ18歳の選手でも、体格・フィジカル・スピード・積極性も全く違って驚きましたし、刺激を受けました。
同世代の選手もいますが、経験豊富な年上の選手も一緒にプレーできるので、直接プレーしながら選手からアドバイスを貰えることは今まであまりなかったので嬉しいです。
チームの雰囲もすごくいいと思います。

ロンドンでの生活はどうですか?

いい街ですね。イメージしていたより治安はいいです。
日本から来ましたと話すと、いい印象を持ってくれる人が多いです。
風景が綺麗で、公共交通機関は発達してますし、キャッシュレスで生活しやすいです。
プレミアリーグも大好きで、滞在中にエミレーツスタジアムへ試合観戦に行く予定にしていています。楽しみです。

留学するにあたって不安だったことはありますか?

英語があまり得意ではなかったので、自分が思っていることをきちんと伝えられるか、聞き取れるか不安でした。
実際に来てみて、なんとか伝えられるし、何度か聞き返すこともありますが、コミュニケーションできています。

留学を検討している人へメッセージがあればお願いします。

来てみないと意識は変わらないです。
誰かから聞いたり、映像で見たり、想像してただけでは分からなかったものが分かるようになります。
来てみて実際に感じてほしいなと思います。


『百聞は一見に如かず』その通りですね。

「やってみたい」と「やってみた」の間にはとても大きな差が生まれると思います。

勇也さん、取材のご協力をありがとうございました!