今回は少し変わり種で、イギリス生活に役立つアプリを紹介します。
スマートフォンのアプリのことは英語でApp(アップ)といって、電子化が進んでいるUKでは便利なアプリがたくさんあります。
一部のアプリは国設定をイギリスにしたApple IDが必要になりますが、簡単に作れますのでぜひトライしてみてください。
【生活編】
・Wise
UK£での入金が必要な際に、日本円しか手持ちがない場合は銀行等で両替が必要になりますよね。その両替をアプリで簡単に、早く、そして手数料を安く行えるサービスです。世界中に1,600万人を超えるユーザーがおり、対応通貨は50ヵ国以上にもなります。利用前は不安があったのですが、Wiseを運営するWise Payments Limitedはロンドンに本社があり、日本法人ワイズ・ペイメンツ・ジャパン株式会社は2015年に関東財務局へ資金移動業者として登録されています。利用登録にはマイナンバーカードか住民票の登録が必要になりますので、会員登録と初回の送金はロンドンへ出発前に日本で試しに行ってみることをおすすめします!
Wise[Google Play]
・WhatsAPP
イギリス版LINEです。イギリス版といっても世界ではこちらのほうがメジャーなアプリで、学校などで友だちができるとまず連絡手段としてwhatappを交換しようと言われます。日本の電話番号でも登録可能なので、日本であらかじめ登録しておくことをおすすめします。ホームステイをする場合はホストマザーとWhatappの連絡先を交換しておくと到着当日の連絡もスムーズです。(私は到着当日、マザーのメールボックスがいっぱいでメールが届かず焦りました(汗))そのほかの連絡手段としてinstagramのアカウントもよく聞かれますよ。
WhatsAPP[Google Play]
・Currency
世界の通貨をリアルタイムで検索できるアプリです。他にも通貨アプリはたくさんありますが、ホーム画面でたくさんの種類の通貨を確認できるので、使い勝手が良いです。
Currency[Google Play]
【移動編】
・Citymapper
乗換案内を検索できるアプリです。ロンドンではもちろん、ロンドン外の都市でも利用可能です。日本でもおなじみGoogleマップでも移動方法は検索できますが、交通費の安いバスに絞って検索できたり、よく行く学校や家をよく検索する場所として登録することもできます。何かイベントで駅が封鎖された場合や、ストライキ、突然の事故などの情報もすぐに反映されますし、頻繁にルートが変わるロンドンバスの位置情報をリアルタイムで確認できるのでバスが来ずにバス停で待ち続ける…なんて心配がありません。
注意点としては、サービスエリア外の情報を取得することはできません。例えば、ブライトンへ旅行している間はロンドンの交通情報は閲覧できなくなります。
Citymapper[Google Play]
・Trainline
長距離の電車を利用したい場合に便利です。乗換案内などの検索はもちろん、都合のいい時間や値段を比較して購入ができるのでおすすめです。
のちほど紹介するRailcardも連携できて、お得に切符を購入できます。アプリ上に乗り換えの案内や遅延の情報などが反映されるので慣れない都市の電車にも安心です。
筆者はこのアプリを利用して、リバプールやブライトン、近郊の空港行きなどロンドンから離れた都市への切符を購入しています。
Trainline[Google Play]
・TfL Oyster
オイスターカードはご存知でしょうか?このアプリはそのオイスターカードのアプリになります。オイスターカードとはロンドン移動には欠かせないアイテムで、日本のSuicaのようなICカードです。
毎回駅で紙の切符を買うと約倍の料金がかかってしまいますので、初めてTubu(地下鉄)を利用する際には必ず購入しましょう!
コンタクトレスのクレジットカードでも公共交通機関の支払いは可能ですが、オイスターカードには様々な利用メリットがあります!
初回はデポジット£5が必要になりますが、払い戻しもできますし、すぐに£5はお得になった分で回収できますよ!
このアプリを持っているとオンラインでトップアップ(チャージ)ができたり、利用履歴を確認することができます。
オイスターカードには1日の利用上限金額が定められており、買い物や観光でよくTubuやバスに乗った日はすでに上限に達しているか見ることもできます。
帰り道は節約して地下鉄じゃなくてバスにしよう…!なんて思わなくていいかもしれません(ピークタイムを除いて、3回交通機関を利用すれば上限に達することが多い気がします。移動するZONEやピークタイムによって上限は変動しますので、ご注意を!)。
たまーーにロンドンでは改札でタッチミスが起こり、不正に乗車したとみなされてしまうことがあります…。
その場合は罰金としてなんと1回の最大乗車料金£7.8を自動的に引き落とされてしまいます(泣)
そんなときは、利用履歴からすぐに異議申し立てをすることができます。駅ではカスタマーサービスは対応してもらえないのでオンラインで簡単に完結できるのは有難いですよね。
TfL Oyster[Google Play]
・Railcard
昔はcardのみだったのかもしれませんが、今はアプリでも利用可能なサービスになっています。
Railcardとは、ナショナルレイル(国鉄)に対して、30歳まで、60歳以上、特定の2人で利用する場合など、その人の状況に応じて販売している割引カードです。
販売価格は£30/年でした。購入後の切符の割引率は通常購入時の3分の1です!結構大きな金額ですよね。
上記でご紹介したTrainlineを利用して、LondonからLiverpoolまでのチケットを購入しようと思ったときに割引額が£30以上だったのでそのときに即決で買いました!が…ロンドンに到着してすぐに買えばよかったと思っています。
その理由は「オイスターカードと連携できるから」。レイルカードを購入した翌日以降に駅で駅員さんに頼むと2つのカードを連携することができます。オイスターカードと連結すると普段使いしているTubuも割引になるんです!!私は通勤時、通常片道£3かかるルートを利用していますが、レイルカードの恩恵を受けて£1.95で利用できています。1度の利用で約£1でも、Tubuはほぼ毎日利用しますので、トータルで受けられる恩恵はかなり大きいはずです♪
Railcard[Google Play]
・Bolt
配車サービスアプリです。
ロンドンのアイコン、ブラックキャブとは違い、個人が保有している(または会社が支給している)普通の車で日本のタクシーのようなサービスを提供しています。
流しの利用はできず、必ずアプリを通して行先をあらかじめ決めて注文する必要があります。
注文時に料金を支払うので乗車後に高額な料金を請求された…!という心配がありません。別のアプリのUberも同様のサービスですが、若干Boltのほうが割安な気がします。
Bolt[Google Play]
【節約術】
・Too Good To Go
何でも物価が高いロンドンですが、少しでも食費を浮かせたいなら利用すべきアプリです。
イギリスはフードロスに関して日本よりも意識が高いと感じます。このアプリは、位置情報や自分の指定した場所から近い閉店間際のお店で売れ残りを破格で提供してくれるアプリです。
私はスターバックスでなにが入っているかわからない福袋のようなSurprise Bagdを購入し、店頭でおなじみのおかず系パンを3つゲットしました!
ランチ代が3日分浮いて嬉しかったです♪スターバックス以外にも様々なお店が登録されてあり、日系のお店などもあります。
Too Good To Go[Google Play]
・Boots
イギリス版マツモトキヨシ・ドラッグイレブンといったかんじの大手ドラッグストアです。
化粧品や日用品、カウンター内では病院で入手できるような薬も売っています。
よく会員限定価格で売ってあるのでアプリで会員登録しておくとお得に買い物ができますよ♪
Boots[Google Play]
・Nectar
Sainsbury’sという大手スーパーマーケットで利用できるアプリです。Boots同様、会員価格が多いので、無料登録しておくとお得です。
Nectar[Google Play]
・Tesco
こちらも大手スーパーマーケットのひとつ、Tescoのアプリです。こちらも会員カードのアプリになります。
Tesco[Google Play]
慣れない土地で少しでも快適に過ごすために役立つアプリをご紹介しました。
少しでもみなさまのロンドン生活が豊かになると嬉しいです。
Football@UKではこれまで300名以上の留学生を受け入れてきました。
現地でのサポートはもちろん、渡英前にお困りのことなどあればお気軽にご相談ください。