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【トップチーム選手紹介】元日本代表!Jリーグや海外でプレーをしていたミッドフィルダー

 

今回はトップチームの選手を取材してきました!

今回紹介する選手は知っている方もいるかもしれません!

彼は元世代別日本代表でU16〜U21の間、日本代表で活動していた選手です。

見逃しては損です!

ぜひご覧ください!

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まず初めに自己紹介してください!

1993年生まれ、29歳、幸野志有人です。

お父さんがサッカーが好きで、物心ついた時からサッカーをしていて、12歳で小学校卒業後、JFAアカデミー福島に加入しました。中高校一貫校で高校卒業までそこでサッカーをする予定でしたが、高校1年生の時にFC東京からオファーをいただき、FC東京に加入しました。

国内のJ1.J2リーグ(大分トリニータ、町田ゼルビア、ヴィファーレン長崎、ジュフユナイテッド千葉、レノファ山口)でサッカーをし、2020年シーズンにオーストラリアに行きました。オーストラリアのチームに行って、すぐ前十字靭帯を切り、1年間リハビリを含め、サッカーができませんでした。その後ドイツに行き、1シーズンサッカーをして、YMSでロンドンにきました。

 

何のためにロンドン来ましたか。

ロンドンに3回来たことがあって、ロンドンの雰囲気が好きで、1番突拍子もないことしてみようかなっと思って()

そもそも、今までサッカーを軸に生きてきて、いずれサッカーをやめて、軸を他の物に変えないといけないと思ってて、サッカーを完全に引退するのも必要ではないと思ってます。

ロンドンには普通に行きたいと思ったから来ました()

 

ロンドンで実際にサッカーをしてみてどう感じますか。

まぁ、予想通りって感じですね()

ドイツにいたんで、ドイツとあまり変わらないって感じです。日本にいたら味わえない激しさと雰囲気はあると思います。留学生の人達の目線で言えば、日本にいるより成り上がるチャンスが圧倒的にあると思います。

 

ロンドンの好きな場所はどこですか?

イーストロンドンですかね。

ショーリッジって場所があって、壁画アートとかめっちゃあって、自由な場所って感じです。

この街ではどんだけ派手な格好して変わった髪型してようが、男同士のカップルが手繋いで歩いてようが、誰も気にも留めないし否定もしないし周りがどう思ってるかなんて誰も気にしてない。

本当に沢山の人種がいて、それぞれ違う宗教や背景があってその「違い」を受け入れる懐の広さがすごく好きです。

 

留学生達に何を伝えれますか。

自分は日本にいて、ストレスフリーの社会で生きていることや、失敗をしてないこと自体がやばいと思うんで、自分から楽な環境から飛び出して、厳しい環境に自分を置いた方がいいと思います。

楽しいことだけじゃないけど、その楽しいことだけじゃないことに価値があると思います。

ロンドンは多様性が素晴らしいんで、そこも感じれればいいかなとおもいます。

 

留学生達に一言。

あなたの失敗は誰も気にしてないから、怖い、危険だと思う方に進んでみてください。

【留学生紹介】大学卒業後にコーチ留学をする留学生

 

お待たせしました。

新しい留学生の紹介です。今回の方はコーチングライセンス取得を目的とした留学生の紹介です!

ぜひご覧ください。

 

まず初めに自己絵紹介をお願いします。

こんにちは!

ロンドンで留学をしている23歳、朝井大凱です。

大学卒業後サッカーと英語の勉強をしたく、Short-Term Study Visaを使ってイギリスに来ました。

なぜ留学をしにきましたか?

サッカーと英語の勉強をしに来ました。自分自身、海外への留学には元々興味があり、イギリスはサッカーの本場でもあり、英語も勉強できると思いロンドンに来ようと決めました。

あなたの1日のスケジュールを教えてください。

午前中は語学学校に行き、英会話のような授業を受けます。家に帰りお昼ご飯を食べたら、夕方からサムライアカデミーのコーチングにいきます。夜は自分のサッカーの練習や、試合があればチームに参加し、練習がなければ友達とパブに行ってビールを飲みながら試合を見ます。

ロンドンに来て良かったと思うことを教えてください。

サッカーを中心に生活が出来ている事です。日本では1日の中で自然とサッカーに触れる回数は少なかったと思いますが、イギリスでは公園に行けば綺麗なグラウンドでサッカーができ、パブに行けば試合が見れます。サッカーに触れない日はないくらい毎日充実しています。

ロンドンのおすすめスポットを教えてください。

サッカーが見れるパブです。知らない人と仲良くなれたり、一緒に盛り上がったりできます。100%会話が通じる訳ではありませんが、サッカーを通してコミュニケーションを取ることができ、自分自身英語を話すいい機会になっていると感じています。また、日本ではあまり体感できない雰囲気を味わえてとても楽しいです。

これからくる留学生に何か言うとしたらなんですか?

最初は不安も多いと思いますが、イギリスは人の温かさもあり困ったことがあれば助けてくれる人が多いです。自分は語学力で不安を持っていましたが、少しずつ会話に慣れてきたと感じています。伝えようとする努力と積極的に話そうとする姿勢を持って頑張って下さい!

最後に留学を勧めるか否か。

少しでも興味があれば来て損はないと思います!私はイギリスに来てから半年が経ちますが、いまだに後悔を感じる事はありません。是非多くの人に興味を持ってもらいたいです。

 

【長期留学】イギリスでサッカー選手・コーチとして生活してみた!

今回は2020年春まで、イギリスでサッカー留学を行っていたタク君とソウタ君にインタビューをしました。新型コロナ禍の影響もあり、予定より少しだけ早く帰国となってしまいましたが、ビデオ通話でイギリスサッカー留学の魅力と体験談をお聞きしました。

2人とも2019年夏に11か月の長期留学をスタートし、ソウタ君はコーチング留学、タク君は選手留学のプログラムでした。

まずはじめにイギリス留学をする前は日本で何をしていましたか?

タク:
「高校在学中に海外留学をしたいと思い、卒業後にアルバイト等で貯金をしていました。」

ソウタ:
「僕も大学生の時に留学をしたいと思って、卒業してからアパレルで働いて留学費を稼ぎました。」

どうして海外に留学をしたいと考えるようになったのですか?

タク:
「大学でサッカーをやることも考えてはいたんですが、大学生になって遊ぶばっかりになってしまうんじゃないかと思い、他の選択肢を考えるようになりました。親とも相談する中で、海外でサッカーに集中するのもアリなんじゃないかとアドバイスをもらってから留学を意識するようになりました。」

ソウタ:
「もともとサッカー関係の仕事に就いてみたかったんですが、選手としてはそこまで実績があるわけではないので、海外で指導者ライセンスなどを取得することで、少しでも箔を付けられたらいいなと思って、留学することにしました。」

最近では海外留学といってもスペインやドイツなど多くの選択肢があると思いますが、なぜイングランドを選んだんですか?

タク:
「親戚の知り合いが、FOOTBALL@UKのことを知っていて教えてもらったことがきっかけです。あとは英語圏でサッカーができるということが大きな魅力でした。」

ソウタ:
「学生時代に旅行でドイツやイギリスに行くことがあり、イギリスがどのような国なのかを、なんとなく知っていたことが理由の一つです。イギリスという国の雰囲気や人が好きで、治安も悪くなかったので。また、スペイン留学も考えていたのですが、やはり英語圏に留学することでサッカーの勉強に取り組みやすいということでイギリス留学に決めました。」

タク君は、実際にイングランド11部のチームに所属してプレーしていく中で、留学開始前に想像していたものと「違う」と感じることはありましたか?

タク:
「留学前から体のサイズとかは違うんだろうと思っていましたが、実際には想像以上に大きくて・・・(笑)。そのフィジカルの差を他の何かで埋めることの対応が難しかったです。相手が自分と同じくらいの身長でもパワーが全然違うので、そこをどうするのかをずっと考えてプレーしていました。相手にボールを触らせないようなコントロールをより意識することで成長につながったと思います。改めてテクニックの重要性に気が付かされました。」

他に、日本のサッカー文化とイギリスのサッカー文化で違うと感じたことはありますか?

タク:
「そうですね。観客がすごかったです。リーグ戦では11部なのに相手サポーターが数百人来たりして、なかなかそういった経験がなかったのでものすごく緊張しました。また、練習試合なのに相手サポーターに殴られたことがありました(笑)。ちょっとしたファウルだったんですけど、周りのチームメイトたちがヒートアップして小競り合いになったところで、なぜか観客が割り込んできて殴られました(笑)。この時にイギリスだなぁと感じました(笑)。練習試合なのにって・・・」

 

では、2人にFAコーチングライセンスについてお聞きします。実際に、FAライセンスレベル1を受講してみたわけですが、英語で行われる講習会はどうでしたか?ついていけましたか?
*タク君は選手留学をしながらコーチングライセンスも取得しました。

タク:
「FAライセンスの講習を受講したのが、留学をスタートしてすぐだったので、英語力にすごく不安があったのですが、他のネイティブの受講生たちが優しくて何度も助けてくれました。僕が理解できてなさそうなところを聞いてもないのに親切に教えてくれたり、指導実践でもチューター(先生)の人たちが気を使ってゆっくり話してくれたり、時にはマンツーマンで教えてくれることもあって、非常に充実したコースになりました。」

ソウタ:
「僕も同じような経験をして、講習会の受講者はほとんどがネイティブの人たちなので、普段の語学学校で先生が話してくれるスピードや言い回しとは全く違くて、初回の講習ではかなり戸惑いました。でも、ある程度みんなと仲良くなって友達ができてくると練習や講習の中で分からないところを教えてくれるので、そこはすごくありがたかったです。」

FAレベル1の講習内容はいかかでしたか?

タク:
「まずはチューターの人が実際に指導のお手本を見せてくれます。選手役は自分たち受講生です。テーマに沿って、どのような練習をどのように行えば良いトレーニングとなるのかを教えてくれました。その後、講義なども織り交ぜながら、受講生同士でグループを作り、グループ内で指導実践の計画を立てて実際に指導をやります。」

ソウタ君はレベル2まで受講していましたが、レベル2はどのような内容でしたか?

ソウタ:
「レベル1でやっていたことを、より詳細に突っ込んで学びます。レベル1では全体を薄く広く学んだのに対し、レベル2ではそれぞれのテーマをより深く学びました。例えば、チューターが提示したトレーニングに対し、グループに分かれて解釈をしたり、発展させるといった取り組みをしました。」


 

次に、留学生活の1日を簡単に教えてください。

タク:
「朝7時30分ごろに起床して、ホストマザーが用意してくれる朝食を食べてから学校に行っていました。学校が12時ごろに終わるので、そのあとはクラスの友達と昼食を食べに行ってからジムに通っていました。その後は練習のある日は練習に行き、無い日は遊びに行くか部屋でゆっくりしていました。」

学校の後は自由な時間がたくさんあると思いますが、例えばどんなところに行きましたか?

タク:
「ソウタ君がファッションに興味があったので、一緒にLiverpool Streetに行って古着屋巡りなんかしました。」

ソウタ:
「Liverpool Streetにたくさん古着屋があって、何回か行ってお店をたくさん回りました。僕はそれ以外だと、夕方に友達とパブに行って飲んだり観光地に行ったりしました。その中でもスパーズの新しいスタジアム『トッテナムホットスパースタジアム』が一番印象的でした。」

タク:
「僕もチェルシーの試合を見に行った時が一番感動しました!サッカーやっている人にとってロンドンは観るものがいっぱいあっていいですよね!」


Liverpool Streetの様子


 

他にどんなチームの試合を観に行きましたか?

ソウタ:
「ミルウォールのスタジアムに行ってきました!チャンピオンシップ(2部)ですけどなかなか良いスタジアムでした。なんだかんだで10試合くらい観に行きましたがほとんどスパーズです。」

週末はそれぞれ試合があると思うんですが、どのように生活していましたか?

タク:
「毎週土曜日がリーグ戦なのですが、3時キックオフで6時ごろにはみんなでご飯に行ったり飲みに行くということが多かったです。」

ソウタ:
「練習や試合が終わった後はコーチ仲間と歩いてパブに行ってプレミアリーグを観戦することが多かったです。」

どこか旅行にはいきましたか?

タク:
「当時いた留学生たちとポルトガルに行ってきました。ご飯がおいしくて景色がすごく良かったです。ロンドンは近郊にたくさんの空港があって、ヨーロッパの国を旅行するにはアクセスが最高の場所だと思いました。」

ソウタ:
「ギリギリにチケットなど購入したのですが、すごく安くて驚きました。4日前に航空券と宿泊費(4泊)あわせて400ポンド(約55,000円)くらいでした。」

ご飯といえば、イギリス料理はおいしくないって本当?

ソウタ:
「パブやレストランで食べるご飯は普通ですが、いわゆる家庭料理はおいしくはないです(笑)。ただ、ホームステイ先がイタリア系の方の家だったので、パスタなどは美味しくいただきました。」

タク:
「僕はお昼ご飯によくスーパーの£3 mealというものを買って食べていました。サンドイッチ・ドリンク・スナックあわせて3ポンド(約400円)です。おいしいかと言われると普通ですが、物価の高いロンドンでは重宝しました。」

ホームステイ先は決まり事などはありましたか?

タク:
「洗濯に関してはルールがあって、自分の洗濯かごがいっぱいになったら出してくれと言われていました。毎日洗濯するのではなく、2,3日に1回程度でした。」

ソウタ:
「僕のところは何もなかったです。料理洗濯も自由で、門限等もありませんでした。」

留学中に困ったことやトラブルはありましたか?

タク:
「僕はある日突然歯がめちゃくちゃ痛くなったことがありました。僕の入っていた保険では歯医者が適用されなかったので、すごく痛くてどうしようと思ったのですが、数日したら治りました。保険の内容を確認しておくことも大事だなと感じる出来事でした。」

最後に、イギリス留学で一番良かったなと思うことを教えてください。

タク:
「サッカーの本場イングランドでサッカーができたことが一番良かったです。外国人からも、現地にいる日本人からもいろいろなプレーを学んで吸収することができました。」

ソウタ:
「学校で知り合ったいろいろな国の人たちと交流できたことはすごく良かったです。あとは、イングランドは生活の中にサッカーが溶け込んでいて、非常に身近に感じることができ、日本にない文化を肌で感じることができました。イギリスの子どもたちと日本の子どもたちの違いを知ることができたのも良かったです。」

タク君、ソウタ君ありがとうございました!

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本サイトFootball@UKは、イギリスサッカー留学専門(選手、コーチ資格、語学留学、大学進学)の現地サポートをロンドンより10年以上に渡って行っています。

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チャンピオンシップで快進撃!ブレントフォードってどんなチーム?


新型コロナウイルスによるリーグ戦中断後、イングランドチャンピオンシップ(2部)で快進撃を続けるブレントフォードFC(本拠地はロンドン)をご存知ですか?
リーグ戦再開後に7連勝。自動昇格の2位との勝ち点差が10だったものが1まで縮まりました。(リーグ戦は残り1試合)

実は、ブレントフォード地域近くには、日本人が多く住むアクトンという町があり、ブレントフォードFCはアクトン在住の日本人にとっては馴染みのあるサッカークラブです。
現地の日本人の子どもたちの中には、ブレントフォードのサッカースクールに通う子もいます。

今回は、クラブ史上最もプレミアリーグ昇格に近いところにいるブレントフォードFCについてブレントフォードファン歴15年のジョー君に熱く語ってもらいました!


まず初めに、ブレントフォードFCのファンはどのくらいなのかと、どのようなきっかけでファンになったのか教えてください。

ブレントフォードのサポーターは2005年に初めて試合に行ってからなので、もう15年になります。
その試合はブレントフォードがリーグ1(3部)に所属していた時の昇格プレーオフ準決勝でした。相手はスウォンジー。1stレグが1-1の引き分けで、2ndレグの試合だったため周りのサポーターたちはめちゃくちゃチャンピオンシップへの昇格を期待していたんですが、結果は0-2で敗退でした。

その時、サッカーが好きな従兄弟が日本から遊びに来ていて、誰もブレントフォードには興味がなかったんですが、近くにプロサッカークラブの試合があるということだったので一緒に観に行きました。
それからファンになって、翌シーズンからシーズンチケットを買いました。その時はまだ6歳で弟に限ってはまだ4歳でした(笑)


そんなに小さいときからファンだったんですね。

それで次のシーズンはたくさん試合を見に行ったんですが、見事にリーグ2(4部)へ降格しました。ビリで(笑)
4月の上旬には降格が決まってました。


サポーターになった最初のシーズンで降格するなんて気持ちが萎えますね(笑)。そこからすぐにリーグ1に戻ったんですか?

それから、2,3年後にリーグ2を優勝して昇格できました。優勝した試合の時にはマスコットもやりました。


マスコットってなんですか?

子どもたちが手を繋いで選手と入場するやつです。


それはいい思い出ですね!リーグ1に昇格後はチームの成績はどうだったんですか?

リーグ1に戻ったのが2009年で、チャンピオンシップに昇格したのが2014年なので、5シーズンの間リーグ1を戦っていました。

2013年には、最終節がブレントフォードも相手チームも自動昇格をかけた試合でした。
その試合の90分にPKを獲得し、決めたら自動昇格、外したらプレーオフに回るという状況で、キッカーを誰にするかで少し揉めたんです。当時200試合もブレントフォードで出場していて引退の決まっていたキャプテンかと思ったんですが、ライバルチームのフルハムからレンタルで加入していた19歳のストライカーが自分が蹴るといって譲らなかったんです。それで結局19歳の彼が蹴ったんですが、見事にクロスバーに直撃し、そのままカウンターから失点したんです(笑)


えーー!!それはすごい(笑)

これはめっちゃ有名で、Youtubeで観れますよ。
サポーターはみんなで「なんでフルハムが蹴るの?」ってなって大変でしたよ(笑)

結局このシーズンはプレーオフ決勝で負けて昇格できなかったんです。まあ、次の年にすぐ昇格できたんですけどね。今プレミアリーグにいるウルヴス(ウルヴァーハンプトン・ワンダラーズFC)と一緒に。


それで見事チャンピオンシップに昇格して今に至るわけですね。チャンピオンシップではどのような成績だったんですか?

昇格した年の前評判は、「すぐに降格するチーム」でした。でもその年は5位でリーグを終えて、昇格プレーオフにまでいったんです!

実は、この年からオーナーが変わって、スカウティングに力を入れ始めたんです。若い下部リーグの選手や、デンマークのチームから選手を獲得するようになりました。それが成功して1年目で5位と良い意味で期待を裏切ってくれました。
その選手たちで、現在プレミアリーグでプレーしている選手もたくさんいます。


その中で有名な選手は誰ですか?

バーンリーに移籍したジェームス・ターコウスキーです。彼が移籍後にイングランド代表に選ばれて、ブレントフォードに1ミリオンポンド(約1億4000万円)入ったそうですよ。


なるほど、そういう契約もあるんですね。
それで今年でチャンピオンシップは6シーズン目になりますが、昨年はどのような成績だったんですか?


昨シーズンは11位で、プレーオフまでは全然届かなかったです。


ちなみに、昨シーズンが11位で、今シーズン前には、プレミアリーグに昇格できると思ってましたか?

・・・・・・・・・(苦笑)

微妙です(笑)
そこそこやれるとは思ってましたけど、ブレントフォードなので昇格は無理だろうと・・・
今も(最終節残して2位と勝ち点1差)昇格できるとは信じてないです(笑)

でも、昨年は攻撃陣はすごく良かったんです。ただ、ディフェンスが全然だめで・・・
なので今年はたくさんお金を使ってディフェンスを強化したんです。リーズでNo.1のディフェンスを獲得したりして。
そのおかげで今年はいい成績になりました。


そんな今年はコロナウイルスの影響で中断期間がありました。中断前は何位だったんでしょうか。

中断前は4位か5位でした。順位は悪くありませんが、自動昇格圏の2位とは勝ち点差が10もありました。


では、まさか2位が見えてくるとは思ってもなかったわけですね?

そうですね。でも、昨日の試合に負けて・・・
(インタビュー前日にストークに0-1で敗戦。引き分け以上で2位浮上だった)


でもまだ最終節がありますから!現在2位のWBAの相手は同じロンドン本拠地のQPRですね。

実は、QPRの監督が、ブレントフォードが初めてチャンピオンシップを戦った時の監督なんです。
がんばって勝ってほしいですね。
QPRは最大のライバルですけど・・・

昔はQPRがブレントフォードを買収しようとしたこともあったらしいです。
きっとQPRサポーターは、WBAに勝ってほしいと思ってるはずです(笑)


QPRファンとしては複雑な心境ですね(笑)いずれにしても、最終節が楽しみですね!
次に、今のブレントフォードのサッカーはどんな感じですか?


イングランドの中ではパスを繋ぐサッカーです。アヤックスみたいな。
今は4-3-3のシステムで機能していますが、シーズンの初めは3-5-2だったんです。でもそれがうまく機能しなくて、10節ほどが終わった時点では順位が下の方だったんです。それで監督がサポーターからめちゃくちゃ批判されて、4-3-3になったんです。
最初から4-3-3の戦い方でやっていたら今頃昇格が決まっていたって言われています。
なので、今の監督が嫌いなサポーターも多いです(笑)


そんなブレントフォードの注目選手を教えてください。

ベンラマ(背番号10)です。左ウイングのアルジェリア人で、今までのブレントフォードの選手で一番すごいです。なぜかネーションズカップではアルジェリア代表に選ばれませんでしたが、素晴らしい選手です。

この冬もアストンビラから30ミリオンポンド(約40億円)のオファーがあったそうですけど、必要な選手なのでブレントフォードは断ったみたいです。普通なら売ってしまう金額ですけど。
今はアーセナルやチェルシーが獲得を狙っているらしく、もしブレントフォードがプレミアリーグに昇格しても来シーズンはいないと思います。
でも、スカウトがしっかりしているので、彼がいなくなってもまた有力な選手が加入するので大丈夫です。


スカウトが有能だとエースがいなくなってもサポーターは安心ですね。

今のチームにはデンマーク人が多いんですが、ブレントフォードのオーナーがデンマークのチームも保有していて、そこから選手を獲得することが多いんです。今の監督もデンマーク人です。

あと面白いのが、実はブレントフォードにはアカデミーがないんです。
少し前まではあったんですけど、当時U-16イングランド代表だったアカデミー選手2人がマンチェスターユナイテッドとマンチェスターシティに1人づつ引き抜かれてしまって、それでアカデミーはやめちゃったんです。せっかく育成してもタダで取られてしまうなら意味がないって。

その代わりに18歳から21歳くらいの選手を集めてBチームを立ち上げたんです。そこで成功した選手をトップチームに上げて、さらに成功したらプレミアリーグのチームに買ってもらう。
Bチームからトップに昇格した選手の名前は、ブレントフォードの練習場に刻まれるようになっています。


すごくユニークな取り組みですね。Bチームはリーグ戦に参加しているんですか?

そのBチームはリーグには参加しておらず、下部リーグや海外のチームと練習試合を中心に戦っています。
6部のチームや、アイルランドやポルトガルに遠征していたり。


さて、ブレントフォードのスタジアムについて教えてください。

今のスタジアムはものすごく古くて、世界大戦の前から残っているんです。QPRのスタジアムとかは戦争でボロボロになってしまったんですが、ブレントフォードのスタジアムは運良く残ったんです。
収容人数は12,000人くらいですが、ゴール裏のスタンドに座席がないため、プレミアリーグに昇格するとそのスタジアムが使えないんです。

なので、今のスタジアムから歩いてすぐのところにプレミアリーグでも使える新しいスタジアムを建設して、来シーズンから使用することになっています。

残念なのが、今のスタジアムで行われる試合がコロナウイルスの影響でもう見れないということです・・・


新しいスタジアムは楽しみですが、伝統のあるスタジアムで最後の試合が見れないのは残念ですね。
でも、選手の補強や新スタジアムの建設など、昇格に向けて準備万端ですね!今年昇格しないといけないですね!


でも、サポーターの多くはいまだに半信半疑です(笑)
ブレントフォードはとても勝負弱いので、昇格できないだろうと思っているファンも少なくないと思います。


なんでそんなに弱気なんですか?(笑)

実は、ブレントフォードは昇格プレーオフで負けた回数が最も多いチームなんです。赤白のチームがプレーオフは弱いって言われてて、サンダーランドとかシェフィールドとかブレントフォードとか・・・
(ブレントフォードとシェフィールドがプレーオフ敗退8回で最多タイ)


赤白のチームが弱いんですか(笑)。そういえば、リーグ2のプレーオフでもチェルトナムFC(チェルトナムFCで留学ができますよ!)が負けてましたね。とにかく、水曜日がリーグ最終戦です。どこで観戦するんですか?

家で家族と友達と観戦しようと思っています!


昇格して来年は新スタジアムでプレミアリーグ開幕を迎えられるといいですね!今日はありがとうございました!!

 
 
 
 
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チェルシーの試合をスタジアムに見に行こう!

今回は、ロンドンを本拠地とする世界有数のビッグクラブであるチェルシーのスタジアム「スタンフォードブリッジ」のアクセスの仕方やスタジアム周辺、内部について詳しくレポートしていきます!

コロナウイルスのせいでサッカー観戦に飢えている皆さん!
こちらを読んで、スタンフォードブリッジに行った気分を味わっちゃってください!!

 

そもそも → チェルシーってどんなクラブ??



創設:1905年
チームカラー:青
本拠地:ロンドン
スタジアム:スタンフォードブリッジ
リーグ優勝(イングランド1部):6回
チャンピオンズリーグ優勝:1回


チーム創設以降、イングランド1部リーグ(プレミアリーグ)を6回も優勝したことのある強豪です。
チームカラーが青であることから愛称は「ブルース」
2003年にロシア人の大富豪アブラモヴィッチがオーナーとなり、潤沢な資金を活用し選手補強に力を入れるようになりました。

 

ホームスタジアム「スタンフォードブリッジ」

スタンフォードブリッジ(Stamford Bridge)は、ロンドン南西部の高級住宅街に位置します。最寄り駅はFulham Broadway。
サポーターの愛称はザ・ブリッジ(The Bridge)で、建設されたのはなんと1876年!実際にスタジアムに入るとわかりますが、古い!(笑)


さて、ここで勘のいい方はお気づきかもしれませんが、スタンフォードブリッジはチェルシーFCの設立よりも前に建設されました。
建設当初は、フラムFCが本拠地として使用していたそうですが、後に金銭面で折り合いがつかず撤退。そこでスタンフォードブリッジを本拠地とするチームとしてチェルシーFCが設立されたそうです!
なかなか面白い経緯ですよね。


スタジアム周辺には、チェルシーメガストア(公式ショップ)をはじめ、ホテルやレストランなどが併設されており、試合がない日でも楽しめる観光スポットとなっています。

 

スタンフォードブリッジのアクセス方法



スタンフォードブリッジまでのアクセスは地下鉄が便利です。
最寄り駅のFulham Broadwayからは徒歩でほんの数分。駅に到着してからは多くのサポーターが歌いながらスタジアムに向かうので、その波に乗れば迷うことはないでしょう。



スタジアム周辺にはたくさんの出店があるので、お腹が減っていたらこちらでハンバーガーやホットドッグを調達できます。



こちらは6ポンドのベーコンホットドッグ。
オニオンを入れてもいいかと聞かれます。ケチャップとマスタード等はセルフサービス。
味はお察しください(笑)


腹ごしらえがすんだら、いざスタジアムの中に入りましょう!
座席ごとに入場ゲートが違うので、自分のゲートを確認してチケットバーコードを機械に読み取らせて入場です。

 

スタンフォードブリッジの内側

さて、いよいよスタジアムの中に入りました!
世界で有数のビッグクラブなので、豪華な内装や広々としたスペースがあるかと思いきや・・・


「狭い!」「古い!」(笑)


それもそのはず、冒頭に説明した通り、築140年近い建物です。
他のロンドンのビッグクラブが所有する真新しいスタジアムと比べると歴然の差です。
でも、そんな歴史を肌で感じることができるのがこのスタジアムのいいところです。

 

 

さて、スタジアム内でもたくさんのショップがあります。
ショップといっても、日本のスタジアムのようにオフィシャルグッズが売っているのではなく、ビールや簡単な食べ物などがほとんどです。
せっかくだからハンバーガーやチップス(フライドポテト)とともにイギリスのビールなどトライしてみたいですよね?
それに、寒い時期の観戦にホットドリンクは必需品です。

そこで皆さんに知っておいてほしいのが「CFC EXPRESS」というアプリです!


なぜこのアプリをお勧めするのかというと、


1⃣並ばずにほしい商品を注文できる!
2⃣しかも、めちゃくちゃ割引価格で購入できる!


からです!!


手持ちのスマホにアプリを入れて、
注文したいお店を指定して、
欲しい商品をオーダー!
これだけでしばらくするとおいしいビールやあったか~いココアなどをゲット出来ます!
しかもめちゃくちゃ安くなるんです!
是非、スタンフォードブリッジを訪れた際は利用してみてくださいね!


左側が通常価格で右側がアプリ利用価格。クリックで拡大できます。

 

いざ、キックオフ

あとはキックオフを待つのみ!現地の人はギリギリまで席に来ない人も多いですが、せっかくなのでウォームアップや入場セレモニーを観ることをお勧めします!
ナイターゲームの入場は圧巻です!


プレミアリーグ
 


チャンピオンズリーグ

 

いかがでしたでしょうか!?
新スタジアムのプロジェクトが動き出しつつあるチェルシーですが、スタンフォードブリッジで試合が開催されているうちにぜひ一度は行ってみてください!