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2023年5月に渡英。ロンドン初心者として日本の皆様に寄り添った現地の最新情報をお届けします☺日本代表戦の観戦が大好きです⚽

【留学生紹介】未経験から本場イギリスのコーチに挑戦した大学生

留学生のご紹介です!

まずは自己紹介とコーチを目指した経緯をお願いします。

マキタです。日本で大学に通っている21歳です。
小学生からサッカーを始めて、高校生までは部活動で続けていました。
高校生のときはコロナ禍で部活動ができず、思うようにプレーできていませんでした。大学進学に向けて、受験勉強のために一旦選手は辞めたんですが、それでもサッカーから離れることができなくて、Jリーグやプレミアリーグのプロの試合観戦をするようになりました。
自分が選手としてプレーしていた頃よりも試合を俯瞰して観ることができるようになっていて、監督・コーチに注目すればより試合がおもしろく見れることに気が付いて、サッカーの指導者の道を考えるようになりました。
現在は大学に在学中で、学校の長期休みを利用して留学に来ました。

コーチは未経験で来られていますが、自分の経験が役に立ったと感じることはありますか?

日本では塾講師のアルバイトをしていたんですが、その経験が役に立っていると感じます。
伝え方の順番を考えて指導するところは共通しているので、その経験を活かせていると思います。
フットボールのコーチングはロンドンに来てはじめて行っているんですが、想像していたよりも難しいです。
子どもたちが楽しくないと思う練習は参加してくれなかったり、自分の話を聞いてくれないこともあるので、
集中力を維持させることが難しく、自分の力がまだまだ足りないなと思います。

なにか準備してきたことはありますか?

指導者に密着している動画やドキュメンタリー番組は数えられないくらい観てきました。フットボールの指導に関する本もよく読んでいます。

留学に来ようと思ったきっかけを教えてください。
大学生のときに漠然と留学に行ってみたいなと思っていたんですが、
自分の興味の深いフットボールの分野で留学したいと考えていました。
フットボールといえば、イングランドだったので迷わずロンドンを選びました。

ライセンスの取得はスムーズでしたか?

英語のリーディングには少し自信があって、講習では動画にスクリプトをつけることができるので聞き取れなくても読むことができて、楽しんで理解することができました。

実際のコーチングでの英語は問題なかったですか?

日本語でもコーチの経験がない分、英語にするとより難しいと思うことが多かったですね。例えば、単語でも「又抜き」ってどう言えばいいんだろうとかつまずくことが多くて、専門の英単語は一から覚える必要があるので苦労しました。
英語も伝えたいことがうまく子どもたちに伝わっていないと感じたときは悔しかったです。でもそれもいい経験になっていると思っています。

イギリスの好きなところを教えてください。

いろんな場所で「Thank you!」や「Sorry」をよく聞くところが好きです。
日本ではお辞儀で済ませてしまうような場面でもきちんと言葉で伝えてくれます。
ありがとうとごめんね、簡単な言葉ですけど相手に気持ちをしっかりと伝える文化はいいなぁと思いますね。

ホームステイについて聞かせてください。

いいご家族を紹介してもらったと思っています。
一緒にゲームしようと誘ってくれたり、いい距離感をもって接してくれる家族です。渡英する前に食生活について調べると、イギリスは日本人には味が合わないとかよく言われていましたが、おいしいです。部屋も広くて快適です。
マザーが忙しく仕事をしている方なので、時間が合わないときは朝しか会えないこともあるんですが、一緒に夕飯を食べて、食後はドラマを見たりして、一緒に過ごす時間は楽しいです。

チームの雰囲気を教えてください。

コーチ同士はお互いをリスペクトし合っていて、子どもたちはいい意味で分け隔てなく意見を言えたりコーチとの距離が近くていいチームだなとまず思いました。留学先のアカデミーの子どもたちは年齢幅は大きく、年齢によるそれぞれの難しさを感じることができてよかったです。

最後に、留学を迷っている方へメッセージがあればお願いします。

『Talent vs Luck』という物事の成功において才能と運はどちらが重要かという論文があるんですが、社会的・経済的成功が必ずしも個人の才能だけに依存するわけではなく、運の影響が大きいと結論付けられています。
多くの成功者は、才能だけではなく、適切な時期に正しい機会に出会うことなど、運に恵まれていることがこの研究ではわかっています。
僕はこの論文から、成功には機会をより多く作ることが大事だと思っていて、
サッカーで例えるならゴールを決める回数よりもいかにシュートを多く打てるかが大事だと思っています。
迷っているならまずはやってみて、挑戦の機会を多く作ることが、才能の開花に繋がっていくのだとお伝えしたいです。

【UK life】2024年最新版:おすすめのUKアプリ12選をご紹介します

 

今回は少し変わり種で、イギリス生活に役立つアプリを紹介します。

スマートフォンのアプリのことは英語でApp(アップ)といって、電子化が進んでいるUKでは便利なアプリがたくさんあります。
一部のアプリは国設定をイギリスにしたApple IDが必要になりますが、簡単に作れますのでぜひトライしてみてください。


 

【生活編】

・Wise
UK£での入金が必要な際に、日本円しか手持ちがない場合は銀行等で両替が必要になりますよね。その両替をアプリで簡単に、早く、そして手数料を安く行えるサービスです。世界中に1,600万人を超えるユーザーがおり、対応通貨は50ヵ国以上にもなります。利用前は不安があったのですが、Wiseを運営するWise Payments Limitedはロンドンに本社があり、日本法人ワイズ・ペイメンツ・ジャパン株式会社は2015年に関東財務局へ資金移動業者として登録されています。利用登録にはマイナンバーカードか住民票の登録が必要になりますので、会員登録と初回の送金はロンドンへ出発前に日本で試しに行ってみることをおすすめします!

Wise[App store]
Wise[Google Play]

 

・WhatsAPP
イギリス版LINEです。イギリス版といっても世界ではこちらのほうがメジャーなアプリで、学校などで友だちができるとまず連絡手段としてwhatappを交換しようと言われます。日本の電話番号でも登録可能なので、日本であらかじめ登録しておくことをおすすめします。ホームステイをする場合はホストマザーとWhatappの連絡先を交換しておくと到着当日の連絡もスムーズです。(私は到着当日、マザーのメールボックスがいっぱいでメールが届かず焦りました(汗))そのほかの連絡手段としてinstagramのアカウントもよく聞かれますよ。

WhatsAPP[App store]
WhatsAPP[Google Play]

 

・Currency
世界の通貨をリアルタイムで検索できるアプリです。他にも通貨アプリはたくさんありますが、ホーム画面でたくさんの種類の通貨を確認できるので、使い勝手が良いです。

Currency[App store]
Currency[Google Play]

 

【移動編】

・Citymapper
乗換案内を検索できるアプリです。ロンドンではもちろん、ロンドン外の都市でも利用可能です。日本でもおなじみGoogleマップでも移動方法は検索できますが、交通費の安いバスに絞って検索できたり、よく行く学校や家をよく検索する場所として登録することもできます。何かイベントで駅が封鎖された場合や、ストライキ、突然の事故などの情報もすぐに反映されますし、頻繁にルートが変わるロンドンバスの位置情報をリアルタイムで確認できるのでバスが来ずにバス停で待ち続ける…なんて心配がありません。
注意点としては、サービスエリア外の情報を取得することはできません。例えば、ブライトンへ旅行している間はロンドンの交通情報は閲覧できなくなります。

Citymapper[App store]
Citymapper[Google Play]

 

・Trainline
長距離の電車を利用したい場合に便利です。乗換案内などの検索はもちろん、都合のいい時間や値段を比較して購入ができるのでおすすめです。
のちほど紹介するRailcardも連携できて、お得に切符を購入できます。アプリ上に乗り換えの案内や遅延の情報などが反映されるので慣れない都市の電車にも安心です。
筆者はこのアプリを利用して、リバプールやブライトン、近郊の空港行きなどロンドンから離れた都市への切符を購入しています。

Trainline[App store]
Trainline[Google Play]

 

・TfL Oyster
オイスターカードはご存知でしょうか?このアプリはそのオイスターカードのアプリになります。オイスターカードとはロンドン移動には欠かせないアイテムで、日本のSuicaのようなICカードです。
毎回駅で紙の切符を買うと約倍の料金がかかってしまいますので、初めてTubu(地下鉄)を利用する際には必ず購入しましょう!
コンタクトレスのクレジットカードでも公共交通機関の支払いは可能ですが、オイスターカードには様々な利用メリットがあります!
初回はデポジット£5が必要になりますが、払い戻しもできますし、すぐに£5はお得になった分で回収できますよ!
このアプリを持っているとオンラインでトップアップ(チャージ)ができたり、利用履歴を確認することができます。
オイスターカードには1日の利用上限金額が定められており、買い物や観光でよくTubuやバスに乗った日はすでに上限に達しているか見ることもできます。
帰り道は節約して地下鉄じゃなくてバスにしよう…!なんて思わなくていいかもしれません(ピークタイムを除いて、3回交通機関を利用すれば上限に達することが多い気がします。移動するZONEやピークタイムによって上限は変動しますので、ご注意を!)。
たまーーにロンドンでは改札でタッチミスが起こり、不正に乗車したとみなされてしまうことがあります…。
その場合は罰金としてなんと1回の最大乗車料金£7.8を自動的に引き落とされてしまいます(泣)
そんなときは、利用履歴からすぐに異議申し立てをすることができます。駅ではカスタマーサービスは対応してもらえないのでオンラインで簡単に完結できるのは有難いですよね。

TfL Oyster[App store]
TfL Oyster[Google Play]

 

・Railcard
昔はcardのみだったのかもしれませんが、今はアプリでも利用可能なサービスになっています。
Railcardとは、ナショナルレイル(国鉄)に対して、30歳まで、60歳以上、特定の2人で利用する場合など、その人の状況に応じて販売している割引カードです。
販売価格は£30/年でした。購入後の切符の割引率は通常購入時の3分の1です!結構大きな金額ですよね。
上記でご紹介したTrainlineを利用して、LondonからLiverpoolまでのチケットを購入しようと思ったときに割引額が£30以上だったのでそのときに即決で買いました!が…ロンドンに到着してすぐに買えばよかったと思っています。
その理由は「オイスターカードと連携できるから」。レイルカードを購入した翌日以降に駅で駅員さんに頼むと2つのカードを連携することができます。オイスターカードと連結すると普段使いしているTubuも割引になるんです!!私は通勤時、通常片道£3かかるルートを利用していますが、レイルカードの恩恵を受けて£1.95で利用できています。1度の利用で約£1でも、Tubuはほぼ毎日利用しますので、トータルで受けられる恩恵はかなり大きいはずです♪

Railcard[App store]
Railcard[Google Play]

 

Bolt
配車サービスアプリです。
ロンドンのアイコン、ブラックキャブとは違い、個人が保有している(または会社が支給している)普通の車で日本のタクシーのようなサービスを提供しています。
流しの利用はできず、必ずアプリを通して行先をあらかじめ決めて注文する必要があります。
注文時に料金を支払うので乗車後に高額な料金を請求された…!という心配がありません。別のアプリのUberも同様のサービスですが、若干Boltのほうが割安な気がします。

Bolt[App store]
Bolt[Google Play]

 

【節約術】

・Too Good To Go
何でも物価が高いロンドンですが、少しでも食費を浮かせたいなら利用すべきアプリです。
イギリスはフードロスに関して日本よりも意識が高いと感じます。このアプリは、位置情報や自分の指定した場所から近い閉店間際のお店で売れ残りを破格で提供してくれるアプリです。
私はスターバックスでなにが入っているかわからない福袋のようなSurprise Bagdを購入し、店頭でおなじみのおかず系パンを3つゲットしました!
ランチ代が3日分浮いて嬉しかったです♪スターバックス以外にも様々なお店が登録されてあり、日系のお店などもあります。

Too Good To Go[App store]
Too Good To Go[Google Play]

 

・Boots
イギリス版マツモトキヨシ・ドラッグイレブンといったかんじの大手ドラッグストアです。
化粧品や日用品、カウンター内では病院で入手できるような薬も売っています。
よく会員限定価格で売ってあるのでアプリで会員登録しておくとお得に買い物ができますよ♪

Boots[App store]
Boots[Google Play]

 

・Nectar
Sainsbury’sという大手スーパーマーケットで利用できるアプリです。Boots同様、会員価格が多いので、無料登録しておくとお得です。

Nectar[App store]
Nectar[Google Play]

 

・Tesco
こちらも大手スーパーマーケットのひとつ、Tescoのアプリです。こちらも会員カードのアプリになります。

Tesco[App store]
Tesco[Google Play]

 


慣れない土地で少しでも快適に過ごすために役立つアプリをご紹介しました。
少しでもみなさまのロンドン生活が豊かになると嬉しいです。


Football@UKではこれまで300名以上の留学生を受け入れてきました。
現地でのサポートはもちろん、渡英前にお困りのことなどあればお気軽にご相談ください。

お問い合わせのLINEはこちらから♪

【留学生紹介】春休みを利用して夢見たロンドンへ1か月留学した大学生

今回はコーチ留学生のご紹介です。
1か月の留学が終わる前日に取材させていただきました!


まずは自己紹介と、コーチを目指した経緯を教えてください。

菊池 優斗(きくち ゆうと)2003年生まれの20歳です。
今は仙台にある大学に通っていて、春休みを利用して1か月のコーチ留学に来ました。
中学生の頃、プレミアリーグの試合を見ていたときに試合前後のインタビューなどで選手よりも監督にフォーカスして放映していることに気づいて、指導者に対して憧れを感じるようになりました。
それが指導者に興味をもったきっかけで、大学生になったときにサッカーのコーチのアルバイトを始めました。
コーチを始めて今2年くらいで、小学生と中学生に指導しています。

コーチになるにあたって何か準備はしましたか?

指導者はサッカーの戦術とか技術的なことを教えると思っていたので、コーチになる前に独学で勉強していたんですけど、いざコーチを始めてみたらそれよりも子どもへの接し方とかコミュニケーションの取り方とか人との関わり方がまず重要だということに気付きました。
言動や振る舞いは子どもたちもよく見ていますし、良いコミュニケーションは指導するうえで信頼を得るために欠かせないものだと感じています。
まずは指導できる基盤を築いて、それがあって初めて技術的な指導をすることができます。
なので今はリーダーシップを身に着けたり人間関係構築に関わることを優先して学んでいます。

日本で培った経験はロンドンでも活かせていますか?

渡英前に目的・意義を2つ決めて来たんですが、一つ目はロンドンの子どもたちが日本の子どもたちと比べてどういう環境でサッカーしてるか確認するということ、二つ目は二年間自分が培ってきた指導力や大切にしてきた軸がロンドンでも通用するか確認するということです。
目的でもあったので、二つ目についてはかなり意識して1か月過ごしました。
指導自体はこちらでも自分の軸を曲げずに日本での経験を活かして指導することができたかなと思いますが、全てを出し切れなかったです。
それは自分の言語力が大きな壁になっていたと感じたのでまた言語力を磨いてロンドンへ帰ってきて再チャレンジしたいと思いますね。
大学卒業後に就職するか、イギリスへ留学するか悩んでいたので、またここへ戻ってきたいと決断できるいい機会になりました。

なぜ留学先にイギリス・ロンドンを選んだんですか?

プレミアリーグが好きなので、現地で観戦してみたかったですし、指導者の憧れを作ってくれたのもイギリスのプレミアリーグだったのでロンドンを選びました。大学でもフランスやドイツだと留学プログラムは用意されていたんですがイギリス以外考えられなかったので個人でロンドンに来ました。
サッカー文化が根付いているこの国に来て、国民がどのようにサッカーを楽しんでいるか、監督がどれだけ重要視されているかを実際に目で見て肌で感じてみたかったんです。
どこか海外へ留学してみたいなというより、イギリスに留学してみたかったですね。

実際にイギリスに来てみてどうですか?

イギリスは日常での幸せを感じやすいなと思いました。
個人的に日本は格差社会を感じやすくて、全てが整っていることが当たり前で幸せへのハードルが高いと思うんですけど、イギリスでは仕事を早く終えて夕飯は家族全員で食べて、たまにはパブにお酒を飲みに行く、休日は公園で犬と散歩して、スポーツして寝転がってゆっくり時間を過ごす。
それがあれば十分な気がして、それが自分の幸福感にも合っていてすごく幸せだなと思いました。

滞在方法はホームステイだと思いますが、ホームステイ先での生活はどうですか?

本当にめちゃくちゃいい環境ですね。
毎日夕食を食べたあとにホストマザーと2時間くらい話すんですよ。
自分の英語力を向上させたくて積極的に話すんですが、それに毎日付き合ってくれます。
この単語とこの単語の意味の違いは何かとか質問して、毎日丁寧に英語を教えてくれるし、この言い回しのほうが自然だよとかネイティブの言葉を教えてくれます。
僕が話すだけじゃなくて今日はどうだった?明日は何するの?とかよく話してくれます。
勉強のためだけじゃなくて話していて楽しいので毎日2時間、3時間話ができたのかなと思います。
ご飯も作ってくれるんですが、1回も同じ料理は出されたことはなくて少し変えてくれたり、デザートも毎回つけてくれました。
お互いにリスペクトしあえていて、居心地がよかったです。

2時間も英語を使って話ができるのはすごいですね。

大学では英語を専攻していて、少し自分が英語が話せることもあると思うんですけど、1か月だけの滞在だったので絶対にこの1か月なにも無駄にしたくないと思っていました。
ミスを怖がっても仕方がないし、むしろミスするために積極的に話しました。
お店で注文することも最初は緊張しましたし、イライラされることもあったんですが、
ミスしてもそれを学んで次はやり直せばいいし、何もしないで時間を過ごすより挑戦したいと思っていました。
1か月経って、今では店員さんとも嫌な顔をされずに自然と話すことができます(笑)
そうやって自分で成長を感じることもできたので充実した時間を過ごせてよかったなと思いますね。

ロンドンに来る前に不安だったことはありますか?

やっぱり英語が不安でしたね。日本で英語の勉強はしていましたけど、自分の英語が通じるのか、イギリスのアクセントは理解できるのか、自分の英語でコーチングできるのか不安でした。
あとは生活面で怪我しないか、犯罪に巻き込まれないかも不安でした。
想像していたよりもロンドンは穏やかで犯罪の面では来てみて安心しました。
チームでは思春期の子どもたちも初対面である僕のコーチングをしっかり聞いて実践してくれて、素直でいい子たちばかりです。

ロンドンに来て嬉しかったことはありますか?

まずプレミアリーグを観にいけたことは嬉しかったですね。
チェルシー、マンチェスターシティ、リバプールなど7試合観にいけました!
時間もお金も惜しみなく使いました(笑)
あとは人が優しいですよね。店員さんも別れるときはHave a nice day!やTake care!と必ず声を掛けてくれますし、パブでお酒を飲んでいるときも違うテーブルの人が声を掛けてくれたり人とのコミュニケーションが自然と生まれて現地の生活に溶け込めている感じがして嬉しかったです。
チームのコーチたちにも本当に感謝しています。初めてロンドンに来て、右も左も分からない僕にみんながアドバイスをくれて、短い期間の滞在ですけど一緒に時間を過ごそうとパブやご飯に誘ってくれてチームの一員になれた気がして嬉しかったです。
ここを離れるのはすごくすごく寂しいです。

留学を検討している人へメッセージをお願いします。

このブログを読んでいるということは少なからず渡英留学に来てみたいという気持ちがあるのだと思います。
その気持ちを急がなくてもいいから捨てずに持っていてほしいなと思います。
やっぱりお金や言語、気持ちの面でも不安になることはたくさんあると思いますが、
日本を飛び出して海外で生活できるチャンスはそんなに多くないと思うので、その時間を無駄にしてほしくないなと思います。
流暢に英語を話して上手にプレーして上手に指導しなきゃいけないとかハードルを高く持ってしまうと思うんですよね。
でもそんなに全部をすぐにすべて上手くやれる人なんで絶対にいない。
たくさんミスしてもいいし、そのミスが絶対今後の糧になるし未来につながっていく。
迷っているなら絶対に絶対来るべきです!


夢にまで見たロンドン、さらにその夢を自分の力で膨らませて日本に持って帰れたのだとインタビューを通して思いました。
また戻って来てくれることを願っています。
優斗さん、取材のご協力をありがとうございました!

【留学生紹介】大学入学前に渡英を決意!彼がロンドンで得たものとは?

選手留学生のご紹介です。


まずは自己紹介をお願いします。

藤巻 勇也(ふじまき ゆうや)、2005年生まれの18歳です。
6歳頃からサッカーを始めました。
高校はサッカーで推薦入学をすることができたので、今は地元を離れて寮生活をしています。
現在春休みなのでその期間を利用してロンドンへ留学に来ています。
ロンドンには約1か月の滞在予定で、日本に戻ったら大学でもサッカーを続けることを決めています。
ポジションはFWです。

なぜ留学に来ようと思いましたか?

高校に入学した頃からチームの監督に将来は海外でプレーがしたいと伝えていて、その頃は高校を卒業したらすぐにヨーロッパへ移住してサッカーをやりたいと思っていました。
欧州はサッカーが一番発達しているし、自分もその環境に行けば高いレベルが目指せると考えていたからです。
しかし、高校生活でサッカーをやるうちに、海外に出る前に国内でもまだ成長できるはずだと国内の大学に進学を決めました。
進路を決定後、僕の夢を覚えていてくれた監督が春休みを利用して行けるロンドンの留学先の紹介をしてくれました。
いろんな欧州の国に興味を持っていて、ロンドン留学が終わったらスペインにも滞在してサッカーの文化に触れる予定です。

ロンドンに来て、実際ににプレーしてみてどうですか?

まず感じたのは選手が常に積極的にプレーしているということです。
日本だと監督が求めている型にハマるようにプレーしていく人が多い印象を持っていましたが、ロンドンではまず自分の個性・強みを全面に出してプレーしている人が多いと感じます。
自分を出してそれを監督・コーチに認めてもらうといったかんじです。
失敗することを恐れていなくて、全力で声を出して、動いて、自分を試合で起用してもらうために積極的にアピールしていますね。
同じ18歳の選手でも、体格・フィジカル・スピード・積極性も全く違って驚きましたし、刺激を受けました。
同世代の選手もいますが、経験豊富な年上の選手も一緒にプレーできるので、直接プレーしながら選手からアドバイスを貰えることは今まであまりなかったので嬉しいです。
チームの雰囲もすごくいいと思います。

ロンドンでの生活はどうですか?

いい街ですね。イメージしていたより治安はいいです。
日本から来ましたと話すと、いい印象を持ってくれる人が多いです。
風景が綺麗で、公共交通機関は発達してますし、キャッシュレスで生活しやすいです。
プレミアリーグも大好きで、滞在中にエミレーツスタジアムへ試合観戦に行く予定にしていています。楽しみです。

留学するにあたって不安だったことはありますか?

英語があまり得意ではなかったので、自分が思っていることをきちんと伝えられるか、聞き取れるか不安でした。
実際に来てみて、なんとか伝えられるし、何度か聞き返すこともありますが、コミュニケーションできています。

留学を検討している人へメッセージがあればお願いします。

来てみないと意識は変わらないです。
誰かから聞いたり、映像で見たり、想像してただけでは分からなかったものが分かるようになります。
来てみて実際に感じてほしいなと思います。


『百聞は一見に如かず』その通りですね。

「やってみたい」と「やってみた」の間にはとても大きな差が生まれると思います。

勇也さん、取材のご協力をありがとうございました!

【留学生紹介】自分を育ててくれたチームを育てたい!地元で活躍する24歳

前回に引き続き、コーチインタビューです。
11カ月のコースで留学に来ているコーチを取材しました。


まず初めに自己紹介をお願いします。

松山 合璃(まつやま あいり)、1999年生まれの24歳です。
小学1年生からサッカー高校卒業まで約12年間サッカーを続けていました。
大学に入って毎日サッカーをする生活からは離れたんですが、自分が小学校の頃に通ってたチームの練習に遊びに行くようになりました。
最初は子どもたちと一緒にサッカーをして遊んでいたんですが、何回か通っているうちにチーム側からコーチをやってみないかと声を掛けてもらえて、大学に通いながらコーチのアルバイトを始めました。

なぜ留学に来ようと思いましたか?

大学卒業手前に就職について同級生と同様に考えていたんですが、どんな仕事に就きたいか考えたときに当時やっていたアルバイトの経験からこれからもコーチの道を進みたいと思ってまずは資格の取得を考えました。
ヨーロッパUEFAライセンスを取得すると現地ではもちろん、日本でも通用すると知り、より多くの経験を積むためにヨーロッパへの留学を選びました。

なぜロンドンを選びましたか?

まずコーチ留学に興味を持って、ヨーロッパ各国調べていて、英語が学べる環境のイギリス・イングランドを選びました。

来る前に不安だったことはありますか?

英語力が不安でした。
今まで留学経験はなく、独学で英語は学びました。
海外旅行のときと同様、自分の想像通りリスニングは問題ないですが、スピーキングが難しくて、思ったままのことをそのまま伝えることが難しいです。
イギリス英語は綺麗な発音と聞きますが自分にとってはアクセントが難しいです。

ロンドン生活で思っていたより大変なことはありますか?

特にないです。地元を離れてひとりで生活することも問題ないですし、思っていたよりみんな日本人に優しくて、食生活面も毎日お米食べられているの負担は少ないですね。

ロンドンのここが好き!

サッカーが文化として根強いなと感じます。
試合の日以外もユニフォームを着たサポーターを街で見かけることは珍しくないです。
プレミアリーグは僕も好きですが、街のいたるところにパブがあってサッカーを話題にその場に居合わせた人と盛り上がれるのは楽しいです。
ロンドンだけでも6チームもあるので、いろんなチームの試合を観にいきやすいのはいいところだと思います。

ロンドンに来て嬉しかったことを教えてください。

日本と違う環境・英語を使ってコーチングできる環境に来られたことが嬉しいです。
留学先のアカデミーでは、海外でサッカーを仕事にしている方々の貴重な経験を直接伺うことができますし、現地のセミナーで受けた指導方法を共有してくれたりします。
自分より年下のコーチが率先して主体的に練習を行っているのも刺激的です。

コーチ・仲間の雰囲気を教えてください。

みんな和気あいあいと楽しく、でもやるところはしっかりやってますね。
一緒にコーチングしているコーチはイングリッシュなので必然的に英語でコミュニケーションしなくてはならない環境が有難いです。
自分より経験があるコーチは積極的によくアドバイスしてくれます。
自分がいたチームではあまりなかったことなので新鮮で刺激を受けますね。

よかったらどんな夢や目標があるのか教えてもらえますか?

一番は元々コーチをしていた地元のチームに戻ってコーチを続けたいです。
留学が終わったら日本に戻ってコーチの勉強を続けて、そしていつかまたロンドンに戻ってきたいと思っています。
まずはイギリスで学んだことを活かして日本の子どもたちにサッカーを教えられたらいいなと思っています。

留学を検討している人へメッセージがあればお願いします。

お金の不安を抱えてる人が多いのかなと思うんですが、
長期的に計画してみると少し来やすくなるのかなと思います。
自分も1年かけて貯金して渡英したので少し長期的に考えると少し楽になるのかなと思います。


コーチたちの和気あいあいとした雰囲気のなかにある真剣さを私も肌で感じています!
合璃さん、取材のご協力ありがとうございました。