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英国のEU離脱とその影響は??イギリスサッカー留学を申し込むなら今?

イギリスのEU離脱の是非を問う国民投票が6月23日に行われ、結果はEU離脱派が残留派を上回り、イギリスのEU離脱が決まりました。

3.8%の僅差で離脱が決定となりました。

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リンク http://www.bbc.co.uk/news/politics/eu_referendum/results

イギリスへサッカー留学する場合、今回の選挙の結果は何かメリット・デメリットはありますか?

留学生にとって影響が一番大きいのは為替レートの変動。

今回のEU離脱の影響で、今日のポンド1円の為替レート(TTS)が一時、135円まで下がりました!現在は142.95円まで回復しています。それでは、昨年のレートに比べてみましょう。

2015年7月                               レート: 197円
2016年6月24日        最安レート:135円

約60円の差はかなり大きいです。
それでは、実際の留学費用で考えてみます。

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ートの差で実際どの程度違いが出ますか?

弊社はポンド建てのInvoice(ご請求書)を発行しております。

例えば、6ヶ月のコーチ留学(FAライセンスコース受講料、ホームステイ 朝・夕 2食付、語学学校(16歳以上)、空港出迎え費、サポート費などを含めた料金)の£9,000払う必要があるとします。

その場合に実際に日本円でお支払いされる金額には大きな違いがでます。
—–
昨年7月のレートの場合
費用 1,773,000円

本日の最安レートの場合
費用1,215,000円
—-
なんと約56万円の差!
簡単に飛行機代+保険の費用+スタジアム観戦数試合が可能になるほどの差額です。

夏休み前にギリギリで留学のお申込みを考えている方はもちろん、来年以降の留学でも留学する事が決定している人は、今からお申込みと入金を完了させる事を強くお勧め致します!

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EU離脱、果たしてその影響は?

Football@UKを運営している弊社JAPAN AT UK LIMITED(事業名が留学@UK)の会長・浅井將雄と社長・中村岳の2人がインタビューを受けた記事がyahooニュース、読売新聞に取り上げられています。

今後の英国の動きや、それに関する影響に関して興味のある方は是非読んでください。

「離脱なら大英帝国分裂、EU縮小のドミノ倒しが始まる」和製ソロスが大胆予言(上)

http://bylines.news.yahoo.co.jp/kimuramasato/20160622-00059137/

どうなる日本企業~英国のEU離脱問題は人ごとではない

http://www.yomiuri.co.jp/fukayomi/ichiran/20160620-OYT8T50140.html

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イギリスサッカー留学 無料留学説明会を行います。

■詳細

日時:
8月18日 (木) 東京
8月19日 (金)  東京
先着数名のみの対応可能となります。

希望時間をお知らせください。
参加費: 無料

お申込み方法

Football@UKお問い合わせ メールアドレス ttakeyama@japanatuk.com まで、件名を「イギリスサッカー留学説明会参加希望」とご記載頂いた上で、下記の必要事項をご記入頂きお申込みください。

【氏名】

【性別】

【年齢】

【住所】

【お電話番号】

【参加ご希望場所と時間】

【留学時期・内容】

【サッカー経験】

【その他ご質問/ご要望】

※各地とも、申込先着順で定員になり次第締め切らせて頂きます。

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【イギリスコーチ長期留学】アーセナル ウィルシャーも出場!? コーチング留学生がU-21アーセナル

イングランドサッカー協会のコーチング資格のFA Level2取得を目指すコーチング留学生とU-21 Arsenal vs U-21 Stokeのゲームをエミレーツスタジアムに観戦に訪れたので、観戦レポートをお届けする。

U-21 プレミアリーグとは?

プレミアリーグには、アカデミーとトップチームのギャップを埋めるために、U-21プレミアリーグが存在している。 

以前まではリザーブリーグと言われてきたが、3シーズン前に育成改革の一環として新リーグが立ち上がった。

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U-21の試合には、オーバーエイジ枠として3人のトップチーム選手(22歳以上でも出場可)がプレーでき、昨シーズンはアーセナルの宮市亮も多くのゲームに出場していた。

入場料が安い+プレミアリーグのトップ選手が出場の可能性DSC01389

この日のアーセナルは、ウィルシャー、アルテタ、グナブリー、ディアビなどトップレベルの選手も出場しており豪華な顔ぶれが揃っていた。

肝心の試合内容は?

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とてもゆるい感じでゲームは進んでいった。
そして、登り坂も下り坂もなく終わった。

アーセナルの若手選手たちは、怪我明けで調整の場として利用しているトップ選手に気を使っているように見えたし、残念ながら子供£2、大人£4の入場料さえも高く感じてしまった。

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対するストークも「遠慮気味な速度のロングパス」がずれているし、パワープレーを駆使するトップチームのストークらしさも見つける事ができなかった。

イウォビだけハットトリックを決めて、一人燃えていた。

とにかく両者とも本気じゃなかったけれど・・

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スポーツ界で有名な英国ラフバラ大学院に通いながら、UEFA Aライセンス取得を目指している友人の窪田さんはU-21の試合を各地でよく観戦して記録を残してくれているが(彼のブログはおすすめです)

その窪田くんが言うには、
「U-21は、プロと遜色ないフィジカルとスピードで戦っている」とのことなので、この日のゲームが特別にぬるま湯であったのであろう。

Derbyの育成が面白くて、マンシティの新しい練習施設はナショナルチーム級のようだ。4月末にインタビュー予定である!

育成が上手くいっていないことを表面的に批判することは簡単であるが、理由を探り、行動に移すことの方が遥かに難しい。イングランドも上を目指している。 


欧州育成クラブランキング

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ベンゲルさんも見に来ているので「若者よ、がんばれよ」と思った。
(上の写真からベンゲルさんを探してみてください)

欧州育成ランキングが2014年に発表され、15歳から21歳までの間の3年間を特定のクラブで過ごした選手を、「ホームグラウン(自家製選手)」としてカウントしたものをランキング化している。

ちなみにプレミアリーグの25名の登録選手のうち、17名はホームグラウンド以外の選手の登録が可能である。8名の自家製選手が必須なのだ。

ランキングはこちら

1. Barcelona – 合計43名
(A:現在クラブ所属13名 ,B:欧州5大リーグ所属30名)

2. Manchester United – 合計36名
(A12名,B24名)

3. Real Madrid
– 合計34名

(A8名, B26名)

4. Lyon – 合計33名
(A15名, B18名)

5. Paris Saint-Germain – 合計27名
(A5名, B22名) 

その他のイギリスのクラブは?

9位= Arsenal – 合計22名
(A7名, B15名)

34位= Aston Villa – 合計14名
(A6名, B8名)

45位= Tottenham Hotspur – 合計12名
(A6名,B6名)

45位= Southampton – 合計12 名
(A4名, B8名)

45位= Chelsea – 合計12名
(A3名; B9名)

45位= Manchester City – 合計12名
(A1名; B11名) 

翌日の夜は、U-21プレミアリーグの国際大会に出かけた。
アスレティック•ビルバオvsポルト

なぜロンドンで試合をしているか少し不思議だが、次回はこのゲームに関しての投稿予定である。

DSC01380現在コーチング留学中のリンとイッセイはアーセナルにめちゃくちゃ詳しかった

本マガジンFootball@UKは、イギリスサッカー留学(選手、コーチ資格、語学留学、大学進学)の現地サポートをロンドンより行っています。

イギリス海外留学に関するお問い合わせなどは、下記リンクよりお問い合わせくださいませ!

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【イギリス短期留学】高校生が海外イギリスサッカー選手留学3週間で感じた差とは?

佐々木ショウリさん(16歳)は、高校二年生になる前の春休みを利用して約3週間、イギリスに海外サッカー選手留学にやってきました。

「日本では味わうことができない厳しい環境に身を置いてプレーしてみたかった」というショウリさんのゲームを見学して思ったことを率直に伝えながら、インタビューを行いました。

練習はセミプロクラブのWealdstoneのU-18のチーム練習に参加に加えて、プロ指導者が運営するアカデミーにも参加しました。

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ウィールドストーンU-18コーチのリチャード氏は、UEFA Aライセンスを持ち、試合中はゲームをあまり止めずに選手個人にピッチ外から声を掛けていた。

F@UK: まず、イギリスに選手留学でやってきて、こういったプレーに挑戦してみたいというイメージはありましたか?また、3週間という短い海外サッカー留学ですが、具体的に何を求めてきましたか?

「今、自分がプレーしている高校の部活よりも厳しくてレベルの高い環境でやってみたいと思ってきました。

具体的なプレーでいうと、やはりペナルティエリア付近でボールを受けてから、自分でゴールを決めるプレーに挑んでみたいと思っていました。」

肌で感じた差はどこにあったか?

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F@UK: セミプロのユースチーム(ウィールドストーン)のU-18の紅白戦を見学させてもらいました。外から見ていて思ったことは、厳しい意見になってしまいますが、上記のようなプレーできずに、チャンスの場面でボールもなかなか回ってきませんでした。試合を振り返ってみて、どんなことを思いますか?

「一人で状況を打開するようなプレーは、ほとんどできずに本当に悔しく思っています。

イメージでは、足下で受けてから勝負が始まる感じでボールを受けたくても、イギリスのサッカーは縦に流れて裏を狙うプレーが非常に多かったように思いました。

コーチには、ボールをもらう時に、中に入っていくのではなくて、もっとサイドに張っていてほしいと要求を受けました。」


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一緒にプレーしているユースの選手たちは、サッカー専門コースに通いながらBTEC(専門学校)やA Level(高校卒業資格)を取得している

F@UK: 相手はU-18の選手たちでレスラー並みに大きいことに加えて、イギリス人の選手たちはすでに筋肉ができあがっており、厳しいしいプレスを受けると飛ばされてしまいそうな状況でした。そんな中、ドイツのプロチーム(日本育ち)から短期でロンドンにやってきたL選手(16歳)は、いきいきとプレーしていました。30分で3本シュートして1ゴール。ショウリと彼の差は、なんだと思いましたか?

「彼も僕も途中からピッチに入ったのですが、L選手はトップ下のポジションでDFの狙うべきところをわかっていました。

ボールの受け方がうまくて、スペース認知が高いなと思いました。

そしてなによりも、最初のプレーでインパクト(3人ドリブルで、かわしてゴールポストにあたる)を与えたことでチームメートからすぐに信頼を得ていました。」

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F@UK: 最初のプレーで[この選手だせば安心]という信頼間を作れたことで、ボールもL選手に集まりはじめていましたね。ほとんど彼が試合を作りはじめました。体の大きさ、テクニック、スピードでは、ショウリとあまり変わらないけれど試合での活躍には差がありました。

「悔しかったか部分というかこれから改善するべきところは、プレーのスピードです。

判断の早さが求められていました。日本だったら数メートル先に相手がいれば取られるはずがなくても、こっちでは詰め寄られてタックルを受けていました。」

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在英歴13年の宮原氏は、FA公認の代理人資格者。イギリスサッカー界では多くのコネクションを持ち、その他にも留学生の生活面(ホームスティ先や学校)でのサポートをしている。

F@UK:
体感してみてはじめて分かるということはあると思いますし、ショウリが高校に戻ってその感覚を大事にしながら少しでも上の舞台で戦ってほしいなと思います。日本に帰国して、これからの高校生活で目標を一言でお願いします!

「筑波大学でサッカーができるように目指して2年間頑張ります。今回の留学もそうですが、 自分の力をつけるためにも、レベルが高いところでやりたいです。海外イギリス留学で環境を変えてサッカーをすることで自分の意識が高まっているで、この感覚を忘れないように精進していきたいです!」

インタビュア−:竹山トモ
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アーセナルvsヴィッセル神戸 カタールの豪華国際ユース大会を知っていますか?

世界トップクラブが参加、カタールで行われているAl Kass国際大会

Al Kass国際大会は、アーセナル、レアルマドリー、アトレチコマドリー、PSG、ユヴェントス、ミラン、サンパウロなど世界トップクラスのクラブのU-17世代の12チームが参加し、10日間でタイトルを争っている。

これまでに3度大会が開催されており、歴代優勝チームはPSG、フルミネンセ、アスパイアアカデミーとなっている。2015年、日本からはヴィッセル神戸が挑戦している。

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引用:http://internationalcup.alkass.net/

日本のユース年代が海外のトップレベルのアカデミーとフレンドリーマッチではなく、本気で試合がやれる機会はすごく限られてくる。

もっとやったらいいのではないかと思うかもしれないが、日本国内でのリーグ戦や大会との調整などもあるため、2〜3月が海外のトーナメントに参加しやすいようだ。

そんななかカタールで行われている大会は、日本からの参加枠があり、サッカーの現在地をたしかめる事ができる貴重な大会であることは間違いない。

プロ並みのピッチ環境と放映環境
今週2月5日から幕を開けた大会。神戸は、アーセナル、カタールW杯に向けた強化チームである「アスパイアアカデミー」と対戦し、残念ながら2連敗を喫してしまい下位順位決定戦にまわる。

ヴィッセル神戸vsアーセナルのハイライトはこちら

ヴィッセル神戸vsアスパイアアカデミーのハイライトはこちら

ビッグクラブを揃えているだけにあって、環境は申し分ない

大会はプロ並みの環境、情報発信で運営されており、Youtubeでハイライトを視聴可能で、また90分のフルゲームはスポーツチャンネルであるAl Kassのサイトでオンライン視聴可能になっている。

アーセナルvs神戸の90分のフルゲームのリンクはこちら  

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ピッチ上:日本サッカー全体の課題?

神戸-アーセナルの試合をネットのフルゲームを見てみると、まったく歯が立たないということではない。むしろ、多くの場面で通用しているところもあった。

筆者の友人であるY君(ユース出身、元U-18日本代表)は、この試合を見てFacebook上で次のような感想を綴っていた。少し辛口で上から目線だが、一つの試合の見方だと思って参考にしていただけばと思う。

ヴィッセルの攻撃について
「ヴィッセルの最終ラインからの運びはかなり通用している。具体的にいうと、最終ラインでパス交換を繰り返して数的優位をつくっている。そこで生まれる相手の選手間のギャップ (隙間)をついて、縦パスを前線、中盤もしくは最終ラインの間でバシバシ通していました。そこからのアイディア(スイッチプレー)であったり、サイドの関係性もピカイチ。前線からのコレクティブな守備も相手は嫌がっていたし、アーセナルはプレッシャーかけられたら何も出来なかったすよ。」

ヴィッセルの守備について
「逆にアーセナルはカウンターで一発勝負を決めてた。神戸の1失点目、3失点!!あんな軽い対人プレーしていたら世界で勝てるわけがない。あれでプロになっても、その態度が劇的に変わるわけがない。ゴール前での(体を当て合う)対人は日本に欠けている。日本のユースの教育は素晴らしいと思うけど、本質はなにも変わっちゃいない。みんな絶対この試合見るべきですね。」

彼が言うように、日本サッカーは、いいところというか日本のサッカーっぽい色がだせはじめていると思う。と同時に「甘さ」や「ぬるさ」が垣間見える見えるのも事実。勝負どころってやつかもしれないし、厳しさが足りないと言ったらそれまでかもしれません。

1失点目と3失点目はまさしくそうですし、日本代表vsブラジルで感じる歴然たる差です。

それって僕にも見つかる甘さであったり、ぬるさでもあります。日本の会社や学校でも見られるところだと思います。

「厳しさ」って教わって見つかるものではなくて、厳しい環境を勝ち抜いてきたものだけが身に付くものかもしれません。

日本らしいサッカーを求めることも大切ですが、この厳しさの意味を問い、どのような選手育成が行われていくべきなのか議論は必要そうです。

竹山トモ

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