カテゴリー別アーカイブ: 3 サッカー&旅行

イギリス×サッカースタジアム×自転車縦断記 vol.1 出発編

イギリスのフットボールクラブのスタジアムを自転車で巡りたいと日本から自転車とともに乗り込んできたN君。 イギリスを北から南へと縦断をしながら、旅をすすめていきます。

第1弾は、出発編とニューカッスルまでへの道のり。クールかつスタイリッシュがN君のモットーにありますが、もちろんそんなにかっこいいだけなんて旅であるはずもなく、ハプニングがつきものになります。

〝イギリスを縦断しながらフットボール文化に触れたい

「プレミアリーグの全スタジアムを訪れたいなぁ。」

とファミレスで、この旅の構想はふと浮かんだ。一緒にいた誰かと旅行の話をしていた時だ。

時間も労力も莫大にかかる実に効率の悪い旅。でも、フットボール馬鹿の僕からしてみれば、どんなに燃費が悪かろうと、成し遂げたくなるような、そんなアイデアだった。

サッカー馬鹿フットボール馬鹿、マンチェスターのNational Football Museumの前にて

“自転車でイギリスを縦断することに”

2014年2月から4月にかけて、イギリスを北から南にかけて縦断した。

プレミアリーグの全サッカースタジアムに行くという当初の路線からは徐々に変わっていったが、〝自転車で〟イギリスのスタジアムを巡ってみるということになった。

イギリスの冬は寒く、雨も多い。でもそんなことは気にせずに、小回りの効く移動手段を選んだ。始まりの地はニューカッスル、終点はブリストルに設定した。

ダラムゴール前自転車とゴールマウス

“イギリスフットボールの旅を完結させたい”

旅から半年以上経過した今、あの旅をいま一度振り返りたいと思った。

というより、恥ずかしいことにブログは未完成のままだったし(更新を途中でやめた)、日記も汚い字でメモが残してある程度。

じつは、この旅はまだ完結していない。フットボールの魅力だけでなく、その街の情景や雰囲気、些細な出来事などを織り交ぜながら、この旅をまとめていくつもりである。

フットボールファンだけでなく、旅の大好きな人たちにもぜひ読んでもらいたいなと・・・

ノート旅の記録(日記と手帳)

“プレミアリーグの日程と北から南のクラブを調べる”

旅には準備が必要不可欠。

旅の持ち物、ルート、宿泊先・・・さまざまな準備が必要で、旅の一つの醍醐味である。準備段階が一番おもしろいと言っても過言ではない。

まずこの旅を計画する上で必要になった情報は、2月から4月にかけて開催されるプレミアリーグの日程。

北のクラブから南のクラブへ下っていき、大雑把な行程を組んだ。あとは自分の体力と相談しながら、無理せず旅を進めていけばいいと思っていた。

パッキングパッキング中の様子

“イギリスにおいて、街にクラブがないなんてことはまず当てはまらない”

次に持ち物。旅の持ち物は大袈裟に言えばたった2つだけ。

自転車とバックパックだ。もう一つ付け加えるとすればスマートフォン(地図、カメラ、宿泊先の予約など、全てがこの小さなパソコンで出来る)。

旅はスタイリッシュにすることが一番だと思っている。
余分な荷物、情報は一切いらない。

知っていればいいことはその街にフットボールクラブがあるかどうか。そしてイギリスにおいて、街にクラブがないなんてことはまず当てはまらない。

チャリバックパック持ち物はバックパックと自転車だけ

 “20を超えるスタジアムを訪れ、10試合以上のゲームを観戦”

自転車は日本で購入し、輪行という形で持ち込んだ。輪行というものをこの旅の計画段階で知り、もちろん初体験。家の車庫で出発前に数回、組み立てと解体を繰り返しただけで練習は終了。現地で組み立てられなかったらその時はその時であると、腹をくくった。

バックパックはたしか35Lくらいのものだったはずだ。(ブリストルで出会った友人に譲ってしまったため今は手元にない)。

もちろんバックパックの旅も初体験。

何事も初めてのことに不安を感じてしまいがちだが、その不安をワクワク感というエネルギーに変えられるかどうかが、旅の旨味を最大限に引き出す第一歩と言える。

この旅では20を超えるスタジアムを訪れ、その半分ほどの数の試合を観戦することができた。宿泊先やルートの決定、試合のチケットの購入方法などが気になる人もいるだろう。その都度、紹介していきたい。

チャリ解体初めての輪行。必要なのは「なんとかなる」という気持ち

“出発前日の日本での大雪”

 2月、いよいよ出発だという前日に日本は大雪に見舞われた。飛行機は問題なかったが、空港まで行く手段が限られた。当初、最寄りの駅から空港まではバスが出ていたので、そのバスを利用する予定だったが、バスが大雪の影響で運行中止。

仕方なく、電車で自転車の入った輪行袋とバックパックを持って空港に向かった。旅での予定変更は当たり前。幸先の良いスタートだった。


出国出発直前、成田空港にて

“出国、ドバイへ”

日本に別れを告げ、いよいよ出国である。使用した航空会社はエミレーツ航空。ドバイ経由でヨーロッパの都市どこかを選択できる格安航空券を購入した。

旅行代理店に出向くよりも、インターネットで格安航空券を探して自分自身で購入する方がお財布にはやさしいケースが多い(ただし、ツアーやホテルとのパッケージ販売になっているものは旅行代理店の方が安い場合がある)。

ドバイでのトランジット時間は2時間ほどしかなかったので、ドバイの空港にある免税店をぶらぶらしているだけだった。

ドバイドバイ空港は世界をつなぐ

ドバイはハブ空港になっているので、乗り換えの表示もわかりやすく、旅行者には非常に便利な空港だった印象がある。ただ、一歩外に出るときっと強烈な暑さが、待ち受けていたのであろう。

ドバイ空港ドバイから世界各地へ

“イギリスの空港、ニューカッスルに”

ドバイからニューカッスルへの便はほとんどがイギリス人で、日本人は見当たらなかった。

これまで日本人ばかりの飛行機にしか乗ったことのなかった僕にとっては奇妙な空間だった。無事、5~6時間のフライトを経て、ニューカッスルに到着。

まず、最初の関門は入国審査だ。イギリスの入国審査が特に厳しいことは有名で、入国拒否というのもよくある話。恐る恐る入国審査官の前に立ち、いくつか質問を受ける。

驚いたことに、旅行の目的と滞在期間を聞かれただけですんなりと通してくれた。ヒースロー空港では、入国審査で2~3時間待ちは当たり前と聞いていただけに、拍子抜けしてしまった。

入国審査では、英語ができなくても、自信ありげに質問に答えれば乗り切ることはできる。もちろん笑顔も忘れずに。

ハプニングは荷物の引き取りで起きた。バックパックはすぐにでてきたものの、肝心の自転車がなかなか出てこない。

これがなければイギリスでの旅は始まらない。ロストバゲージも覚悟した最後の最後、本当に最後の一つの荷物が自転車だった。しかも、コンベアーの幅より少し大きかったのか、流れてくる途中で自転車がつっかかり、空港のスタッフに取ってもらった。輪行袋はズタボロの状態だった。

空港の外に出て、自転車を組み立て始める。思ったよりも寒くはない。日本の大雪を前日に経験していたからだろう。地元の人に変な目で見られながらも、練習が奏功し、パニックになることなく自転車は完成した。

ニューカッスル空港ニューカッスル空港前

空港からニューカッスルまでの道のりはGoogle Mapで検索したものをスマートフォンの画像フォルダに入れておいたので、それを見ながら、イギリスでの第一歩、いや、一漕ぎ目。空港を少し出ると、そこにはこれぞイギリスという田園風景が広がり、家もレンガ造りで可愛らしい。思わず叫んでしまいそうな道がひたすら続く。

牧場ニューカッスル空港近くの牧場

街中に入っていくにつれ、車や人の数も増えていく。そしてとうとう、この旅、最初のスタジアムに辿り着く。

stジェームズセント・ジェームズ・パークに到着

セント・ジェームズ・パークだ。街の中心部にあるスタジアムは珍しく、このスタジアムは中心部から歩いて5分ほどのところだ。急な丘の上に聳え立ち、いかにも要塞といった雰囲気を持つスタジアムである。

その10分後、(幸運にも)自転車を押しているときに前輪が外れた時はかなり焦ったが無事自転車での旅が始まった・・・もう少し組み立ての練習はしておいたほうが良かったかもしれない。

次回は、セント・ジェームズ・パークでの観戦記、ニューカッスルの街の様子を紹介する。

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次回は、12月末更新予定です。

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英国サッカー観戦の達人が決めるスタジアムランキングTOP5

英国サッカー観戦の達人が決めるスタジアムランキングTOP5

みなさんが訪れてきたスタジアム観戦でのベスト5をあげてくださいと聞かれたら何と答えますか?

今回は、英国サッカー観戦の達人のKiyoさんがヨーロッパにおけるお気に入りベスト5を発表してくれました。

サー・ボビー・チャールトンとウェンブリースタジアムにて
サー・ボビー・チャールトンとウェンブリースタジアムにて


こんにちは、Kiyoです。英国サッカー観戦の達人ということで記事を書かせて頂いていますが、独断と偏見でスタジアムランキング(いままでに行ったことのあるスタジアムの中で)を作ってみました! 

少々、個人的な思い出などがポイントになってしまっているものもありますので、ご了承下さい。笑

ロンドンオリンピックではサッカー男女全12試合観戦

イギリス留学中の4年間、たくさんのスタジアムを訪れました。ロンドンオリンピックではサッカー男女全12試合を観戦したり、日本代表が欧州へ遠征に来れば、フランスへ観戦に行ったり、プレミアリーグ・欧州リーグで活躍する日本人選手を応援に行ったりと、何試合見たのか数え切れません。

そんな僕のランキングTOP5を発表します!
決して高性能とは言えないカメラですが、数々の写真と共にどうぞ!
(写真がメインの記事になっています)

5位 King Power Stadium (Leicester City FC)  304716_217129001682664_2091079326_n

現在プレミアリーグに属しているレスターシティFC、ロンドンから電車で1時間30分ほどのところにある、King power スタジアム。その収容人数は32,262人です。

なぜ、このスタジアムが5位なのか、、、、  

それは、僕が阿部勇樹選手の大ファンであり、阿部ちゃんが出ている試合を見るために、何度か足を運んだからです。そして、阿部ちゃんのレスターでの全ゴールをこの目で見ることが出来たからでもあります!

阿部ちゃんは地元ファンにも愛されていました。167627_128761897186042_8108616_n

どこから購入したのか、阿部ちゃん日本代表22番シャツを着ていました。225055_160216717373893_1225900_n

そして、僕が見た最後の試合で、阿部ちゃんがゴールを決め、レスターを連敗から救ったこともありました。その際に外で出待ちをしているところで、レスターの地元紙にインタビューされデカデカと写真が載ったことがあります!386111_261930373869193_1607005579_n (1)

 

4位 White Hart Lane (Tottenham Hotspur FC)293843_321844434544453_1595554554_n

プレミアリーグのトッテナムのスタジアム、White Hart Lane(ロンドン)
収容人数は36,310人。

なぜ、このスタジアムが4位なのかというと、一見すると2部や3部にあるようなスタジアムに見えますが、中に入り観戦していると、歓声が跳ね返ってくるんです!

まるで、エコーがかかっているように!!

個人的にも思い入れのあるスタジアムです。
当時、ボルトンにいた宮市くんを観戦しに行ったとき、ムアンバ選手が心臓発作で倒れるという試合に遭遇したりもしました。試合は、途中でしたがその場で中止に。後日再試合が行われました。あの時の静けさは、今でも忘れられません。

また再試合の時には、相手チームのトッテナムの選手もムアンバ選手への励ましの言葉、ファンの皆さんのサポートの感謝の言葉をTシャツに載せていました。
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3位 San Siro (Inter Milan, AC Milan)AC milan

セリエA、ACミラン、インテルが使用するスタジアム、San Siro。(ミラノ)
収容人数はなんと80018人!

僕は今年の5月に行われた、ミラノダービーを観にいってきました。突如、町の中に要塞が現れたのかと思うようなスタジアムの外見でした。

なぜ、San Siroが印象に残っているのかというと、発炎筒の迫力がとてもすごかったからです。あれって、火事なんじゃないの?って思うぐらいの勢いで、発煙筒を焚いていました!あの、発炎筒の下の階にいた人は怪我などはしないのでしょうか。。。?

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この試合、本田選手の出番はなく、ベンチ横で試合終了までずっとアップをしたり、コーチの方と話していました。

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2位 Wembley stadium427501_397995830262646_160947836_n

サッカーの聖地」とも呼ばれる、Wembleyスタジアム。

その収容人数はなんと9万人で、ヨーロッパで第2位の収容人数を誇ります。スタジアムのどの席から見ても、本当に見やすく文句の付け所がありません。

ロンドン五輪サッカー男子準決勝メキシコ戦前、ウェンブリースタジアムにて
ロンドン五輪サッカー男子準決勝メキシコ戦前、ウェンブリースタジアムにて

Wembleyの何がかっこいいかと言うと、もちろんスタジアムの中もかっこいいんですが、スタジアムへ向かうまでの道から見えるこのアーチが象徴的に美しい!

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個人的にも、ロンドンオリンピックでは一週間の内にサッカー男子の準決勝、女子の準決勝と決勝をWembleyで観戦。嬉しい思い出や、くやしい記憶が混じっています。

堂々の1位にランクインでもいいのですが、スタジアムへのアクセスが少し不便なのと、試合後の駅までの道のりが人だらけで本当に大変な点で2位になりました。。。

人の海とはまさにこのこと。。。。駅にたどり着くのに1時間かかることも。

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そして、第1位の発表の前に番外編!!

 

ヨーロッパでの試合観戦のなかで、もっともおそろしいスタジアム体験をしたのはドイツへサッカー観戦旅行にでかけた時でした。その名も。

 

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Eintracht Frankfurt e. V.のスタジアムでもあり、収容人数が51,500人。

昨シーズンの乾vs長谷部・清武の日本人対決を観戦しに行ってきました!僕自身初めてのブンデス観戦だったんですが、予想以上に怖くて焦りました。笑

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在英中にプレーしていたチームメイトともにフットボール旅行

というのも、隣のブロックがアウェーファンという、コアなゾーンでチケットを買ってしまったためです。

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この写真を見ていただけると分かると思いますが、アウェーファンのみなさん、アツイです。柵をよじ登り挑発してきます。アツイだけで留まらず、いろいろ飛んできます。コップ、タバコ、氷、電球、などなど。

イングランド2部のミルウォールの試合を観にいったときに、ペットボトルは飛んできましたが、電球は初めてでした。恐ろしかったです。笑

 

そして、栄えある第1位は・・・・・・

 

 

第1位 Emirates Stadium (Arsenal)
1509061_644124645649762_423962549_nこの写真、FOOTBALLATUKのアイコンにも使われています。 

Arsenalが使用しているEmirates スタジアム、その収容人数は60361人。チケットは常に入手困難で平日の試合や隠した相手の試合でも5万人を軽く越える入場率を誇ります。

Emirates スタジアムの良い所、それはピッチと客席がとても近いこと、座席にクッションが付いている事、ロンドン市内からのアクセスが本当に良い事です。そして、どこの座席から見ても、文句なく試合を楽しむことが出来ます。

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やはり個人的な理由になりますが、イギリス滞在中に一番足を運んだスタジアムでもあるからです。

イギリスに来て、初めて試合を観戦したスタジアムでもあり、

最後に試合を観戦したスタジアムでもあります。

 

初めてのプレミア観戦、本マガジン編集長トモさんと共に。エミレーツスタジアムにて
初めてのCL観戦、本マガジン編集長トモさんと共に。エミレーツスタジアムにて。

4年も前の写真を久しぶりに観て、恥ずかしさもありながら、このときが自分のフットボールへの情熱に火がついた瞬間だったんだなと、再確認しました。

ただいま、貯金中で、次なる目的地を探しているところです!

アーセナル戦のチケットの取り方とエミレーツスタジアムの楽しみ方を、以前の記事にまとめてありますので、そちらも良かったら読んでみて下さい!

アーセナル戦のチケットの取り方!
→ http://footballatuk.com/archives/283

エミレーツスタジアムでの楽しみ方!
→ http://footballatuk.com/archives/289

今回は写真がメインの記事になってしまいましたが、やはり、自分で実際に足を運ぶのが一番です!

イギリスへ留学することが決まった際には、ぜひ、イギリス国内のみならず、欧州へのサッカー権戦の予定を立ててみて下さい!

そして、実際に自分の目で、自分の足で、体験して下さい!!

 

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フォトレポート: プレミアリーグ2014/15 第7節 チェルシーvsアーセナル

ロンドンよりこんにちは。
FOOTBALL  AT  UK編集長の竹山トモです。

日曜日に行われたプレミアリーグ第7節、チェルシー対アーセナルのロンドンダービーをスタンフォードブリッジにて観戦しました。ネットのサッカーサイトに流れているプロが撮った写真ではないですが、望遠きかせながらたくさんの写真を撮ったので、ふんだんに使いながらレポートしてみます。

ヴェンゲル監督とモウリーニョ監督の小競り合い、ファブレガスのパスに抜け出してゴールを決めたジエゴ•コスタのゴールシーンなど紹介しています。

ロンドン中心地から地下鉄でスタジアムへDSC00857
Fulham Broadwayの駅を降りて、5分ほど歩きます。

DSC00858 スタジアム周りには、露店がたくさん並んでいます。ディエゴ•コスタのマフラー、シャツはよく売れていました。

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人、露店、ホットドッグを焼く煙、フットボールの試合の雰囲気が生まれてきます。

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ロンドンダービーだからといって、ファン同士が暴れだすような危険な香りは特にしません。多くのファンを引きつけている理由のひとつですね。アーセナルファンも気軽にスタジアムまでやってきていました。

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警察は、馬から見守ります。

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そう、馬から。(おそらく、見晴らしがいいので)

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住宅街のなかに、急にスタジアムはあらわれます。

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この試合の限定マフラーを売るおじさん。スーベニールに一枚、スカーフ!!と吠えています。

スタジアム到着。外見はスタジアムっぽくない。

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ビッグゲームの緊張感と高揚感というより、まだほんわかしています。天気よかったからでしょうか。

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HERE TO HELPのスタッフに聞けば、スタジアムの座席の入り口の位置を丁寧に教えてくれます。あっ!

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学部時代の同級生(ステーファノ)にたまたま遭遇!!チェルシーの試合時にパートタイムで働いているそう。ヒゲが注目ポイントです。

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マッチデープログラムは、ファンの必需品。スタジアム内で暇を見つけるとみんな読んでいます。中身もとても充実してます。

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This way! スタジアムをぐるーっと回りました。

DSC00871 なかなか入れずに長蛇の列。警報器がなったために試合時間が15分ほど遅れました。

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裏には、スタジアムツアーの入り口があります。試合日以外に見学可能です。

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北スタンド入り口。男気にあふれていました。

DSC00876 マスコットが、安らぎを与えてくれました。

DSC00877 これ、入り口です。英国のスタジアムでは防犯対策のために、ほとんどのスタジアムで小さな入り口になっています。

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練習用ゴールが、外にもちだれています。はたして、ぼくは試合に間に合うのだろうか!?

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次回のホームキックオフ。チャンピオンズリーグチケットはすでに売れきれです。

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さぁ!はいります!いそげー。

いよいよロンドンダービー、キックオフ

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到着。芝が美しい。

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青、赤、みどり、鮮やかです。入場曲で満員のスタジアムにはじめてスイッチが入り、いっきに盛り上がります。

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アレクシスと子供たち。

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巨人達とこどもたち。

DSC00890 14:20キックオフ!

ピック脇ではモウリーニョ劇場

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やはり、モウリーニョは何かと目立ちました。いや、目立ちたがっていました。

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ボールボーイからわざわざパスをもらって挑発したり。審判や、相手にたいして大きなアクションしてみたりと、ピッチ際で舞台監督というか、プロレスの演出家みたいなことしているんだなぁと思いました。

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アーセナル監督、ヴェンゲル。モウリーニョへのいらだちが伝わってきます。

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じつはヴェンゲルは、モウリーニョにまだ一度も勝ったことがありません。5分7敗です。

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激しいタックルをめぐって、両チーム監督が一触即発。いや、ヴェンゲルが一発、どついていました。

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モウリーニョがはじめた駆け引き、ピッチ脇でも勝利していました。

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数分後、GKクルトゥワが倒れると、いきなり、ピッチに入って、主審にとめろーーってアピールしてみたり。劇場ですね。

DSC00897 ファンの顔(チェルシー)

DSC00899 ファンのあたま。(アーセナル)

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バナーは、たくさん張ってありますが決まったものが決まった場所に張ってあるようにおもいます。

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DF陣はひじょうに安定。固かった。今シーズンの強さの源。

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チェルシーDFに対して、ウェルベックなにもできずでした。

DSC00904 VIPを探せ。10秒で会長とシェフチェンコを探してください。

アザール、コスタ、ファブレガス

DSC00910 1点目のPK。アザールは、上手に逆をつきました。

DSC00914ドリブルもきれきれでしたね。

DSC00917アウトサイドターンと、右へのカットイン。これが彼の生命線です。

DSC00911セスクは古巣アーセナルとの対戦。アーセナルファンからブーイングをかき消すためチェルシーファンからは大きな後押しがありました。

DSC00913 彼のパスからも2点目が生まれました。

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決めたのは、まさしくストライカー。 9点目。ジエーゴ、コスタ!

DSC00920 エジル「もうかえりたーい」

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勝負ありの2点目でした。

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この夏にファブレガスを獲得できたのにも関わらず、契約しなかったアーセナルの首脳陣。ファンペルシーのマンU移籍と同じくらいの判断ミスとなりそうです。

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試合終了。
シーズン序盤のロンドンダービー。チェルシーは、他チームから一歩抜け出ている感じがしました。このまま無敗優勝なんてのはないだろうけれど、CLとプレミアを狙える準備ができていますね。次回の現地観戦フォトレポートも、お楽しみにください。

アーセナルファンの方は、本マガジンライターのKIYOの投稿もぜひともチェックください!

プレミアリーグ アーセナル•エミレーツスタジアム観戦の楽しみ方

英国サッカー観戦の達人が教えるアーセナル戦チケットの取り方

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プレミアリーグ アーセナル•エミレーツスタジアム観戦の楽しみ方!

こんにちわ!KIYOです!

前回は「アーセナル戦チケットの取り方」について書かせて頂きました。

前回の記事はこちらからどうぞ :http://footballatuk.com/archives/283

そして、今回はアーセナルについての記事、第2弾!

エミレーツスタジアムでの楽しみ方!」です。

 

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スタジアムでの楽しみ方はみなさん人それぞれあると思います!

僕の場合のエミレーツスタジアムでの楽しみ方を紹介させて頂きます!

1.スタジアムへの入り方

スタジアムへ入場出来るのがキックオフの2時間前です。ちなみに、エミレーツスタジアムの最寄り駅は2駅です。ピカデリー線の「Arsenal駅」と「Holloway Road駅」です。

スタジアムの入場には

1.メンバーシップカード、または、紙のチケット

2.メールで送られてくる予約確認メール

が必要になります。

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赤丸内が入り口の詳細

上の画像が、実際に送られてくる、予約確認メールです。「Entrance」の下に記載されているのが、入り口の名前です。スタジアムの周りには入り口が記載されている地図もありますので、ご安心下さい!

2.最低1時間前にスタジアムへ入る!

スタジアムへは最低でも1時間前には入るようにしています!というのも、選手のアップが始まるのがキックオフ45分前からなので、それを見逃さない為というのも一つの理由ですが、実際に取れた座席が2階の場合でもアップ中は、一階席、しかも、選手ベンチ真裏まで入っていくことが出来るからです!選手を間近で見ることが出来るチャンスです!

その他にも、スタジアムに入る際の荷物検査や、トイレに行く余裕、スタジアムフードやドリンクを楽しむ等、やりたいことがあれば多いほど、時間に余裕を持ってくださいね!

注意事項:万が一、一階席のチケットを持っていない場合で、一階席へ入ろうとする時に、スタッフの方に止められてしまった場合は「写真を撮りたいんだけど良い?」等、素直に話してみて下さい!僕はそれで断られたことはありません。笑

3.マッチデープログラムを買う!

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イギリスでは試合日となるとこのマッチデープログラムが本当に良く売れます!アーセナルは3.5ポンド(約550円)です。アーセナルファンの方々には本当に貴重な情報(選手・監督・オーナーのインタビュー)や、試合のハーフタイム中に選手のサインボールの当選が発表される当選番号付きなど、観戦した思い出にはぴったりの一冊です!早めにスタジアムへ行き、自席に座り、コーヒーでも飲みながらマッチデープログラムを読みながら選手の入場をまってみてはいかがですか?

3.試合中の楽しみ方

試合が始まれば、あとはみなさんの好きなように観戦して下さい!声を出して選手を盛り上げるのもあり、静かにじっとみるのもあり、イギリスでの応援方法は本当に自由です。そして、プレミアリーグは基本的に全席座って観ることが義務付けられています。が、エミレーツスタジアムでもスタンディングで見ることを許されているエリアもあるとかないとか、探してみて下さい!! そして、応援チャントも、決まった人が声を出し始めるのではなく、誰かが歌いだしたらそれにどんどんのっかていくような感じで、応援を強制されるようなことはありません。

参考までにこちら( http://fanchants.co.uk/football-team/arsenal/ )のページでアーセナルのいろんなチャントが聞くことが出来るので、良かったら練習してから試合へ望んでください!6万人もの観客と一緒に大きな声でチャンとを歌うのは本当に爽快です!!

4.ベンチ入りしていない選手を探してみる!

みなさんもそれぞれ、応援している選手がいると思います!その選手がベンチ入りしていなかった!そんな場合でも、選手はスタジアムへ来ている場合もあります!たとえば、宮市君!かれは、ベンチ入りすることが出来なかった試合でも、毎試合ベンチ裏の関係者席で試合を観戦していました!

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ベンチ裏で観戦する宮市くん

5.スタジアムに隠れたメッセージを探す!

これは、僕がどこの試合・スタジアムへ行ったときにもやることなんですが、何かメッセージが隠れていないかなと探しています。たとえば、アーセナルvsガラタサライ戦ではこのようなメッセージを見つけました。

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トルコでの暴動に対するメッセージ

試合だけに注目するだけじゃなく、観客にも注目をしてみたりするといろんな発見があります!

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コベントリーファンが、チームのホームスタジアム移転についての抗議活動。

 

6.隣の人と話してみる!

最後にぜひ、やってみて欲しいことが交流です!これにはなかなか勇気もいります。僕も毎回やるわけではないですが。。。笑 隣の席の人と話してみて下さい!勇気がなければ、ニコッと笑顔を見せて下さい!笑顔を返してくれます!「どこから来たの?」とか「今日の試合は良いね」とか話してくれることもあります!!

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この人は、たまたま隣の席になり、試合前にいろいろ話したりしました!そのおかげで、試合中もプレーについて話したり、ゴールが決まるたびに一緒に喜んだりと一味違った経験が出来、僕のアーセナル観戦歴でも強く思い出に残る試合です。

以上が、僕個人がエミレーツスタジアムでの試合を見るときに気をつけている・楽しもうと心がけているないようです!

みなさんの参考に少しでもなれたらうれしいです!!

KIYO


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アーセナル近くのIslingtonにあるパブ

サッカー観戦ができるイギリスのパブの様子を紹介!

アーセナル近くのIslingtonにあるパブ

 

初めまして、普段はイギリス留学のWebサイト「留学@UK」にて留学生活をレポートしている榎本晋作です。

 

今回は、イギリスでの留学生活で必ず訪れる事になるパブでのサッカー観戦レポートをお届けします!

 

■スタンディングからファミレス型まで様々なイギリスのパブ

パブの写真

 

観戦してきた試合は、先日行われた「アーセナルVSドルトムント」のチャンピオンズリーグです。

 

日本で「パブ」と聞くと、お客さんは全員スタンディングで隣の人の声も聞こえないくらい騒がしいお店を想像される方が多いのですが、イギリスでは必ずしもそうではなく、カフェのような自由席のテーブルがいっぱいあるパブやファミレスのようなスタイルのパブまで様々です。

 

また、日本の居酒屋と違い、必ずしも食事を食べるのではなく、日本より少し多めのビール1パイント(568 ml)で軽く飲んで帰るという人も非常に多いです。

 

この日に行ったパブは、アーセナルのホーム「エミレーツスタジアム」のそばにあるパブでしたので、ほぼ100%アーセナルファン。

 

前半修了間際にインモービレが先制点をあげると、パブは一気に静寂に包まれてしまいました。その様子は、日本で日本代表が先制点を取られた時よりもさらに極端です。

 

私は、ドルトムントに香川真司選手が移籍した事から、ドルトムントを応援していた私はものすごく肩身の狭い思いでした。

 

サッカー留学をされる皆さんも、チャンピオンズリーグを観戦される際は、自分の好きなチームのホームに近いパブをおすすめします。

 

■気軽に毎日サッカー観戦!

プレミアリーグの試合前の様子

 

この翌日には「シャルケVSチェルシー」の試合がロンドンであり、スタジアムに応援に行く友人やパブに観に行く友人、そしてインターネットで試合を観る人と様々でした。

 

イギリスでは、日本よりもサッカーが身近にあり、留学中にはサッカーのトレーニングなどに限らず、街の中でもいつもサッカーに触れている事ができます。

 

ヨーロッパの熱狂的なファンたちと共にする時間も貴重な留学体験になる事間違いなし!

 

サッカー留学中はぜひお気に入りのパブを見つけてみてくださいね!

 

プレミアリーグのチケットの取り方はこちらの記事にてわかりやすく解説しております。

 

→英国サッカー観戦の達人が教えるアーセナル戦チケットの取り方

 

榎本


本場イギリスで学ぶサッカー留学プログラム

 

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