ロンドンよりこんにちは。
FOOTBALL AT UK編集長の竹山トモです。
日曜日に行われたプレミアリーグ第7節、チェルシー対アーセナルのロンドンダービーをスタンフォードブリッジにて観戦しました。ネットのサッカーサイトに流れているプロが撮った写真ではないですが、望遠きかせながらたくさんの写真を撮ったので、ふんだんに使いながらレポートしてみます。
ヴェンゲル監督とモウリーニョ監督の小競り合い、ファブレガスのパスに抜け出してゴールを決めたジエゴ•コスタのゴールシーンなど紹介しています。
ロンドン中心地から地下鉄でスタジアムへ
Fulham Broadwayの駅を降りて、5分ほど歩きます。
スタジアム周りには、露店がたくさん並んでいます。ディエゴ•コスタのマフラー、シャツはよく売れていました。
人、露店、ホットドッグを焼く煙、フットボールの試合の雰囲気が生まれてきます。
ロンドンダービーだからといって、ファン同士が暴れだすような危険な香りは特にしません。多くのファンを引きつけている理由のひとつですね。アーセナルファンも気軽にスタジアムまでやってきていました。
この試合の限定マフラーを売るおじさん。スーベニールに一枚、スカーフ!!と吠えています。
スタジアム到着。外見はスタジアムっぽくない。
ビッグゲームの緊張感と高揚感というより、まだほんわかしています。天気よかったからでしょうか。
HERE TO HELPのスタッフに聞けば、スタジアムの座席の入り口の位置を丁寧に教えてくれます。あっ!
学部時代の同級生(ステーファノ)にたまたま遭遇!!チェルシーの試合時にパートタイムで働いているそう。ヒゲが注目ポイントです。
マッチデープログラムは、ファンの必需品。スタジアム内で暇を見つけるとみんな読んでいます。中身もとても充実してます。
なかなか入れずに長蛇の列。警報器がなったために試合時間が15分ほど遅れました。
裏には、スタジアムツアーの入り口があります。試合日以外に見学可能です。
これ、入り口です。英国のスタジアムでは防犯対策のために、ほとんどのスタジアムで小さな入り口になっています。
練習用ゴールが、外にもちだれています。はたして、ぼくは試合に間に合うのだろうか!?
次回のホームキックオフ。チャンピオンズリーグチケットはすでに売れきれです。
いよいよロンドンダービー、キックオフ
青、赤、みどり、鮮やかです。入場曲で満員のスタジアムにはじめてスイッチが入り、いっきに盛り上がります。
ピック脇ではモウリーニョ劇場
やはり、モウリーニョは何かと目立ちました。いや、目立ちたがっていました。
ボールボーイからわざわざパスをもらって挑発したり。審判や、相手にたいして大きなアクションしてみたりと、ピッチ際で舞台監督というか、プロレスの演出家みたいなことしているんだなぁと思いました。
アーセナル監督、ヴェンゲル。モウリーニョへのいらだちが伝わってきます。
じつはヴェンゲルは、モウリーニョにまだ一度も勝ったことがありません。5分7敗です。
激しいタックルをめぐって、両チーム監督が一触即発。いや、ヴェンゲルが一発、どついていました。
モウリーニョがはじめた駆け引き、ピッチ脇でも勝利していました。
数分後、GKクルトゥワが倒れると、いきなり、ピッチに入って、主審にとめろーーってアピールしてみたり。劇場ですね。
バナーは、たくさん張ってありますが決まったものが決まった場所に張ってあるようにおもいます。
VIPを探せ。10秒で会長とシェフチェンコを探してください。
アザール、コスタ、ファブレガス
ドリブルもきれきれでしたね。
アウトサイドターンと、右へのカットイン。これが彼の生命線です。
セスクは古巣アーセナルとの対戦。アーセナルファンからブーイングをかき消すためチェルシーファンからは大きな後押しがありました。
決めたのは、まさしくストライカー。 9点目。ジエーゴ、コスタ!
この夏にファブレガスを獲得できたのにも関わらず、契約しなかったアーセナルの首脳陣。ファンペルシーのマンU移籍と同じくらいの判断ミスとなりそうです。
試合終了。
シーズン序盤のロンドンダービー。チェルシーは、他チームから一歩抜け出ている感じがしました。このまま無敗優勝なんてのはないだろうけれど、CLとプレミアを狙える準備ができていますね。次回の現地観戦フォトレポートも、お楽しみにください。
アーセナルファンの方は、本マガジンライターのKIYOの投稿もぜひともチェックください!
プレミアリーグ アーセナル•エミレーツスタジアム観戦の楽しみ方