「英国サッカー観戦の達人が決めるスタジアムランキングTOP5」
みなさんが訪れてきたスタジアム観戦でのベスト5をあげてくださいと聞かれたら何と答えますか?
今回は、英国サッカー観戦の達人のKiyoさんがヨーロッパにおけるお気に入りベスト5を発表してくれました。
こんにちは、Kiyoです。英国サッカー観戦の達人ということで記事を書かせて頂いていますが、独断と偏見でスタジアムランキング(いままでに行ったことのあるスタジアムの中で)を作ってみました!
少々、個人的な思い出などがポイントになってしまっているものもありますので、ご了承下さい。笑
ロンドンオリンピックではサッカー男女全12試合観戦
イギリス留学中の4年間、たくさんのスタジアムを訪れました。ロンドンオリンピックではサッカー男女全12試合を観戦したり、日本代表が欧州へ遠征に来れば、フランスへ観戦に行ったり、プレミアリーグ・欧州リーグで活躍する日本人選手を応援に行ったりと、何試合見たのか数え切れません。
そんな僕のランキングTOP5を発表します!
決して高性能とは言えないカメラですが、数々の写真と共にどうぞ!
(写真がメインの記事になっています)
5位 King Power Stadium (Leicester City FC)
現在プレミアリーグに属しているレスターシティFC、ロンドンから電車で1時間30分ほどのところにある、King power スタジアム。その収容人数は32,262人です。
なぜ、このスタジアムが5位なのか、、、、
それは、僕が阿部勇樹選手の大ファンであり、阿部ちゃんが出ている試合を見るために、何度か足を運んだからです。そして、阿部ちゃんのレスターでの全ゴールをこの目で見ることが出来たからでもあります!
どこから購入したのか、阿部ちゃん日本代表22番シャツを着ていました。
そして、僕が見た最後の試合で、阿部ちゃんがゴールを決め、レスターを連敗から救ったこともありました。その際に外で出待ちをしているところで、レスターの地元紙にインタビューされデカデカと写真が載ったことがあります!
4位 White Hart Lane (Tottenham Hotspur FC)
プレミアリーグのトッテナムのスタジアム、White Hart Lane(ロンドン)
収容人数は36,310人。
なぜ、このスタジアムが4位なのかというと、一見すると2部や3部にあるようなスタジアムに見えますが、中に入り観戦していると、歓声が跳ね返ってくるんです!
まるで、エコーがかかっているように!!
個人的にも思い入れのあるスタジアムです。
当時、ボルトンにいた宮市くんを観戦しに行ったとき、ムアンバ選手が心臓発作で倒れるという試合に遭遇したりもしました。試合は、途中でしたがその場で中止に。後日再試合が行われました。あの時の静けさは、今でも忘れられません。
また再試合の時には、相手チームのトッテナムの選手もムアンバ選手への励ましの言葉、ファンの皆さんのサポートの感謝の言葉をTシャツに載せていました。
3位 San Siro (Inter Milan, AC Milan)
セリエA、ACミラン、インテルが使用するスタジアム、San Siro。(ミラノ)
収容人数はなんと80018人!
僕は今年の5月に行われた、ミラノダービーを観にいってきました。突如、町の中に要塞が現れたのかと思うようなスタジアムの外見でした。
なぜ、San Siroが印象に残っているのかというと、発炎筒の迫力がとてもすごかったからです。あれって、火事なんじゃないの?って思うぐらいの勢いで、発煙筒を焚いていました!あの、発炎筒の下の階にいた人は怪我などはしないのでしょうか。。。?
この試合、本田選手の出番はなく、ベンチ横で試合終了までずっとアップをしたり、コーチの方と話していました。
「サッカーの聖地」とも呼ばれる、Wembleyスタジアム。
その収容人数はなんと9万人で、ヨーロッパで第2位の収容人数を誇ります。スタジアムのどの席から見ても、本当に見やすく文句の付け所がありません。
Wembleyの何がかっこいいかと言うと、もちろんスタジアムの中もかっこいいんですが、スタジアムへ向かうまでの道から見えるこのアーチが象徴的に美しい!
個人的にも、ロンドンオリンピックでは一週間の内にサッカー男子の準決勝、女子の準決勝と決勝をWembleyで観戦。嬉しい思い出や、くやしい記憶が混じっています。
堂々の1位にランクインでもいいのですが、スタジアムへのアクセスが少し不便なのと、試合後の駅までの道のりが人だらけで本当に大変な点で2位になりました。。。
人の海とはまさにこのこと。。。。駅にたどり着くのに1時間かかることも。
そして、第1位の発表の前に番外編!!
ヨーロッパでの試合観戦のなかで、もっともおそろしいスタジアム体験をしたのはドイツへサッカー観戦旅行にでかけた時でした。その名も。
Waldstadion(Eintracht Frankfurt e. V.)
Eintracht Frankfurt e. V.のスタジアムでもあり、収容人数が51,500人。
昨シーズンの乾vs長谷部・清武の日本人対決を観戦しに行ってきました!僕自身初めてのブンデス観戦だったんですが、予想以上に怖くて焦りました。笑
というのも、隣のブロックがアウェーファンという、コアなゾーンでチケットを買ってしまったためです。
この写真を見ていただけると分かると思いますが、アウェーファンのみなさん、アツイです。柵をよじ登り挑発してきます。アツイだけで留まらず、いろいろ飛んできます。コップ、タバコ、氷、電球、などなど。
イングランド2部のミルウォールの試合を観にいったときに、ペットボトルは飛んできましたが、電球は初めてでした。恐ろしかったです。笑
そして、栄えある第1位は・・・・・・
第1位 Emirates Stadium (Arsenal)
この写真、FOOTBALLATUKのアイコンにも使われています。
Arsenalが使用しているEmirates スタジアム、その収容人数は60361人。チケットは常に入手困難で平日の試合や隠した相手の試合でも5万人を軽く越える入場率を誇ります。
Emirates スタジアムの良い所、それはピッチと客席がとても近いこと、座席にクッションが付いている事、ロンドン市内からのアクセスが本当に良い事です。そして、どこの座席から見ても、文句なく試合を楽しむことが出来ます。
やはり個人的な理由になりますが、イギリス滞在中に一番足を運んだスタジアムでもあるからです。
イギリスに来て、初めて試合を観戦したスタジアムでもあり、
最後に試合を観戦したスタジアムでもあります。
4年も前の写真を久しぶりに観て、恥ずかしさもありながら、このときが自分のフットボールへの情熱に火がついた瞬間だったんだなと、再確認しました。
ただいま、貯金中で、次なる目的地を探しているところです!
アーセナル戦のチケットの取り方とエミレーツスタジアムの楽しみ方を、以前の記事にまとめてありますので、そちらも良かったら読んでみて下さい!
アーセナル戦のチケットの取り方!
→ http://footballatuk.com/archives/283
エミレーツスタジアムでの楽しみ方!
→ http://footballatuk.com/archives/289
今回は写真がメインの記事になってしまいましたが、やはり、自分で実際に足を運ぶのが一番です!
イギリスへ留学することが決まった際には、ぜひ、イギリス国内のみならず、欧州へのサッカー権戦の予定を立ててみて下さい!
そして、実際に自分の目で、自分の足で、体験して下さい!!