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サッカー女子が行く観戦日記!

こんにちは。サウサンプトン・ソレント大学1年生のもねです。

ここ最近はプレミアリーグだけでなく、下のカテゴリーの試合も何試合か見に行きました。それぞれご紹介します!

Portsmouth vs Crawly Town
サウサンプトンからポーツマスまでは電車で1時間。ポーツマスFCのホームスタジアムであるFratton Parkへ。

ポーツマスFCといえば、かつて元日本代表の川口能活選手が所属していたので聞き覚えのある方もいるんじゃないでしょうか。

3部所属のチームですが、この試合のため販売された席は満員!立って見ているサポーターもいました。

サポーターの印象は、何と言っても迫力がある!というところ。
名物サポーター(?)のおじさんの掛け声に合わせて声を上げ、手拍子だけでなく足踏みをして音を出していました。地響きがすごかったです。笑

Farnborough vs Weymouth
サウサンプトンから電車で1時間40分ほど。
試合会場のRushmoor Community Stadiumへは、駅から徒歩40分ほどでちょっと疲れました。次はバスを調べて使おうと思います。笑

やっと到着すると、7部にしては立派なスタジアムが!!

この試合、ホームのファーンバラは大敗…。
サポーターのおじさんたちから「Go on Borough!!!(チームの愛称)」という怒号が飛んでいました。

対戦相手のウェイマスの方が、いいプレーが目立ったような気がします。
でもアマチュアリーグということもあり、仕事を掛け持ちしているであろう
選手たちが頑張っていました。

今や有名なレスターのヴァーディー選手も、
かつては8部でプレーしていたというので、夢がありますね!

Southampton vs New Castle
この試合は結果だけ見れば引き分けでしたが、一喜一憂するような点の取り合いがありました。

ニューカッスルが先制されて折り返したものの、後半始まってすぐに点を返してサウサンプトンサポーターは大盛り上がり。しかし興奮冷めやらぬうちにまた逆転されてしまいました。その後、PKを獲得しガッビアディーニがこの日2点目を取りました。

勝ち点は分け合ったものの、サウサンプトンサポーターにとっては苦い結果に
なったのではないかと思います。

ここ2試合はカテゴリーが下の試合を観ていて、そこでも盛り上がってるな〜とは感じましたが、やはりプレミアはすごい!
規模が違う感じ!!笑

Eastleigh vs Gateshed
イーストリーへは、サウサンプトンから出ているバスで45分くらい!
電車だと1駅の、けっこうアクセスのいいスタジアムです。

こちらはイギリス5部リーグの試合。
7部のチーム同様、立派なスタジアムでした。席を増やす工事もしていて、さらにお客さんが増えそうです!

そしてここに来ているファンのみなさんの印象は、「とても雰囲気がいい。」笑
いや、他のスタジアムはそれはそれでファンの応援などでいい雰囲気はあるのですが、今回のファンの方々は温厚というか、ちょっとのミスでは罵声を浴びせない。(これは良いのか悪いのか。笑)

Jリーグ好きの私に言わせれば、どことなくJ2やJ3の雰囲気に似ていて落ち着きました。

さらにはお天気も不安定で、最後にぱぁっと晴れた時に虹が出ちゃったりなんかして、穏やかな気持ちで試合をみていました。

試合内容もイーストリーの土壇場での逆転劇があってすごく盛り上がりました。
また来たいな!と思えるところでした。

Arsenal vs Norwich
アーセナルの試合は、去年からずっと見たくて、今回は念願の観戦でした。
でもそのアーセナルの試合を見たいという理由が、

エジルさんのプレーが生で見たい!!

何を隠そう私の1番好きなプレミアリーグの選手がエジルさん!!しかし今回エジルさんは出場なさらなかったので、泣またリベンジしたいと思います。

とにかくエミレーツスタジアムは、やっぱり大きかったです。

プレミアの試合はサウサンプトンのホームでしか見たことがなかったのでSt Mary’sスタジアムでも十分大きいなと思っていたのですが、
今回座った席で思ったのは、セントメリーズの1番上の席よりも遠い!!
ということでした。

グッズショップも桁違い。流行りにも乗ってました。笑

この試合も、最後の最後にアーセナルが勝ち越して終わりました。
次はエジルさんの出る試合を見に行くのが目標です!!

こんな感じで、10月は5試合、色々なリーグの試合を見ることができましたプレミアリーグの大きなスタジアムで迫力満点の試合を観るのも楽しいですが、下位リーグの試合もチーム、スタジアム、サポーターにそれぞれ違った特徴があって面白いです!

まだ行ったことのないチームの試合にも行きたくなります。

Monet

【イギリスコーチ長期留学】 9ヶ月目 『プレミアリーグ アカデミーの練習内容は?』

みなさん、こんにちは!

11か月のコーチング留学でロンドン滞在している西井隆人です。
今月は、ロンドンのクラブチームのQPRのアカデミーの練習についてです。


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QPR U-18トレーニング見学を特別見学!
現在チャンピオンシップリーグ(2部)に属するクラブチーム「QPR」のU-18のトレーニング見学をしてきました。

プレミアリーグのクラブのトレーニングはアカデミーを含めて基本的には非公開で、関係者以外の立ち入りはお断りです。

現在、コーチングをしているフットボールサムライとQPRは交流があり、特別に見学させてもらえました。

プレミアクラブ、どんなトレーニングメニュー?

1. ペアで基礎練習や対面パスのドリル練習
2. 4対2の三種類のポゼッション練習
(ツータッチオーバー,ポジションチェンジ,サポートプレー)

3 .10対3を3つのコートの区切り、受ける前の動きの練習
4.ゲーム
(6対6 + GK + 6 freeman, ダブルボックス)の約1時間30分の練習内容でした。

ゴールキーパーの練習メニューは?
コーチ1人に対して選手2人の計3人での練習

1.正面キャッチなどの基礎
2.様々な角度からのシュートストップ
3.スローイングからのシュートストップ
4.サイドにいるコーチにパントキック
5.ゲーム

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ドーム型の室内練習場はアカデミーのカテゴリーを上げるために必須施設

練習見学を終えての感想
練習内容としてはポゼッションに焦点を当てており、そのために必要なボールを受ける動き(ユニットで)、ボールコントロールを意識させたトレーニングが組まれていました。

指導のポイントは、ポゼッションでのオフザボールの動きに、コーチがしきりに声を掛けていました。

たとえば、スペースを作るために連動した動きとそのタイミングについて。味方選手が裏に飛び出したときに生まれるそのスペースに2人目の選手が受けに入るといった形です。

昨年の夏にQPRの講習会に参加した際にも、連動した動きとそのタイミングがポイントとなるメニューとなっていました。一度の練習見学だけで満足することなく試合と練習を継続的に見ることで、チーム自体がどんなものを目指しているかがわかるようになってきます。

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アカデミーの選手個人の能力は?
ボールをポゼッションしたいとき、基礎となるのは止める・蹴る。その質を高めていくドリル練習はどの国にやるべきことなのだと再認識しました。

この日の基礎練習では、選手たちの集中力がそこまで高くなく、単純なミスが多く見られました。始めの数十分のドリル練習を見た限りでは、能力が高い選手はあまりいないと思っていました。

しかしながら、ポゼッション練習にうつって、ディフェンスをつけて勝負ごとになると途端にスイッチが入り、スピードアップ、ミスを減らすこだわり、頭の切り替えの早さなどが格段に改善。

練習での日本との違いとは?
「日本は試合で技術を活かせない」「失敗するとすぐ下を向く」など、海外から見た日本の印象をよく耳にしますが、まさにその逆で技術を相手つきで高める、ミスを取り返す姿勢が練習からできているという選手たちだな!という印象でした。

なぜそれが実現するかといえば、激しいディフェンスのプレスがあってこそ。競争心の高さから生まれる激しいプレスによって、試合に生きる技術が生まれます。

負けてたまるか!の環境を作りたい
ロンドン留学では負けず嫌いな選手を多く見ました。大人子供、上手い下手に関わらず負けず嫌いが多いです。

日本国内では近年順位をつけない教育方針など文化的背景もかかわってきているように感じますが、勝負への拘りによってチーム状況が大きく変わってくると思います。

そのような競争心を選手たちがどのように持ち合わせることができるのか?もう一歩成長するためには、必ず必要な舞台です。日本に帰り、試行錯誤しながら取り組みたいことのひとつのことです。

留学期間も残り僅かです。来月は指導していたクラブのリーグ戦について書く予定です!
西井隆人

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■本サイトのFOOTBALL@UKは、イギリスサッカー留学を専門に取り扱っています。

2017年4月の東京でのイギリスサッカー留学の無料説明会のお知らせ

日時:
4月某日 東京
先着数名のみの対応可能となります。

希望時間をお知らせください。
参加費: 無料

お申込み方法
Football@UKお問い合わせ メールアドレス ttakeyama@japanatuk.com まで、件名を「イギリスサッカー留学説明会参加希望」とご記載頂いた上で、下記の必要事項をご記入頂きお申込みください。

【氏名】

【性別】

【年齢】

【住所】

【お電話番号】

【参加ご希望場所と時間】

【留学時期・内容】

【サッカー経験】

【その他ご質問/ご要望】

※申込先着順で定員になり次第締め切らせて頂きます。
(先着10名程度で締め切らせていただきます)

イギリスサッカー選手留学は下のリンクをクリック!

 

【イギリスコーチ長期留学】4ヶ月目 『プレミアクラブのコーチング講座とギリシャ旅行』

みなさん、こんにちは!
11か月のコーチング留学でロンドン滞在している西井タカトです。

ロンドンのクラブチームのQPRのコーチング講習会に留学生と留学を現地サポートしてくれている担当の方と一緒に参加してきました。

自分の低い英語能力では、すべてを聞き取れませんでしたが、自分が大事に思ったことをメモしていきます。

その1
QPRの育成年代が選手に求める事は、適応力?!

僕が日本にいたとき、バルセロナが世界をけん引するチームの1つであったこともあり、下部組織からトップチームのシステムや戦術を一貫することがチーム育成においてもっと大切なことであるとよく耳にしました。

しかしながら今回の講習の話では、昨今の状況を見ると何とプレミアリーグの監督は平均1.1年で解任や辞任を強いられています。

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サッカークラブの監督が長期政権は、本当に難しい。

あのモウリーニョでさえ、3年以上同じクラブで指揮をとったことがないという事実。

つまり、監督が交代する度にチームとしてのプレースタイルが変わるということです。

そこで、QPRの育成年代が選手に求める事は、選手がどの監督、環境にも適応する事が出来るということでした。

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適応するため選手になるためには、4つのキーワードを上げてくれました。

1 技術的に成熟された選手

2 教育されている選手

3 精神的に幅が利く選手

4 不慣れ/未知の状況で生き残れる選手

講習後にこんなことを思いました。

確かに、年代や、プロ・アマチュア関係なく監督が代わることによって、好かれる選手や逆に干されてしまう話はよくあったなぁと思い出しました。

また、日本人選手が海外で活躍できない理由の一つに、身体的能力に加えて、

3 精神的に幅が利く選手

4 不慣れ/未知の状況で生き残れる選手

の要素が大きくかかわっているような気がしました。
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クラブチームの練習を見れることはすごく興味深く、これからも機会があれば参加していきたいと思います。そして、そこでの話を吸収できる量を増やすためにも英語能力を高めなければ!

その2 オフの期間にギリシャへ!

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7月末から約2週間ほどのサマーホリデーを利用してギリシャのミコノス島へ旅行に行ってきました。

まず飛行機の予約をするためにネットで調べたところEasy Jetという飛行機会社がヨーロッパでメジャーな格安航空。

格安の理由は、無料で持ち運べる荷物が1人1つであること、その荷物の大きさが56 x 45 x 25cmと決まっていることや機内の椅子がリクライニングできないこと、機内サービスは有料なことがあげられると思います。

宿泊はエクスペディアなどいろいろサイトで調べれば出てきましたが、Booking.comを利用しました。

ミコノス島は高温多湿で風が強かったです。

空港から歩いて20分ほどで観光地や宿泊施設が集まるところに到着。

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バギー、バイク、車がすごく多く騒音が少し気になりましたが、白い街、リゾート地として有名なだけありたくさんの観光客で賑わっていました。本当に全ての建物は白い壁です!

ロンドンで友人の美容師の方に、髪の毛切ってもらいました。

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■10月の東京での無料カウセリングの詳細

日時:
10月14日 (金) 東京
先着数名のみの対応可能となります。

希望時間をお知らせください。
参加費: 無料

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【氏名】

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【参加ご希望場所と時間】

【留学時期・内容】

【サッカー経験】

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※各地とも、申込先着順で定員になり次第締め切らせて頂きます。

 

【イギリスコーチ長期留学】 3ヶ月目 「コーチ資格レベル1合格、ウィンブルドン情報など」

西井タカトさん(25歳)は日本で大学院を卒業後、ロンドンに海外サッカー留学(指導者ライセンス取得プログラム)にやってきました。

4月から始まった11か月の留学生活。サッカーを通じたロンドンでの留学生活が実際にどんなものであるか1か月ごとに日記を更新していきます。

1回目の日記はこちら
イギリスコーチ留学日記 1ヶ月目 「プレミア優勝後のレスター岡崎選手と対話!」

2回目の日記はこちら
ロンドンでの生活(語学学校、ホームステイ、不安に思っていた部分)について

3ケ月目の今回の日記は、FA Level1コーチングライセンスについて詳しく書いてくれています。

1) FA コーチングライセンス Level 1完了しました  

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FA Coaching License Level 1を獲得するために一カ月間で計5回の講習を受けてきました。

講習と実技のスケジュールは次のように進められていきます。

1日目:
FA Coaching の紹介とお昼は練習セッションのインストラクターによるデモンストレーション(9:30~17:00)

2日目:
応急救護(19:00~22:00)

3日目:
二人一組によるセッションの実践(9:30~17:00)

4日目:
子供たちの練習時の保護について(19:00~22:00)

5日目:
セッション試験(9:30~17:00)

講義はネイティブの人がテンポが非常に早い英語で話しながらディスカッションが進んでいくために、すべてを聞き取ることはほぼ不可能でした。

しかし、その日のテキストが配られるので家へ持ち帰って復習することは可能です。

わからない!とあきらめるのではなく、わからないことがあれば、インストラクターに授業後に個人的に質問し、次に自分が何をすべきか理解して帰ることはすごく重要。

セッションは一人10分間ずつ行うのですが、事前にインストラクターが受講生相手に実践してくれます。内容的には、日本のC級ライセンスとほぼ変わりはないと思います。

その中でも印象に残っているのはFAが推奨する「長期選手成長4-corner Model」。それについて少し詳しく書いてみます。

長期選手成長 4-corner Modelとは

これは育成年代のサッカー選手育成のために開発されたモデルで、4つの概念(Psychological Social Technical Physical )から構成されています。

選手それぞれの育成には、この4つが常に関連しており、この4つの概念に基づいて選手能力を高めていくというプログラムです。

(この概念は、実は米国がオリンピック選手育成のために開発し、米国では弱小スポーツとされていたアイスホッケーや、フィギュアスケート、陸上などでこのモデルを適用し、実績を挙げすでに立証、検証れているモデルです)

選手それぞれ、能力も違えば、伸びるスピードも違います。このモデルでは、その能力差とは関係なく、育成ができる仕組みとして構成されており、コーチングをする際には必ずこの4つの要素を意識することを強調されました。それぞれがバラバラではなく、関連している点を忘れないようにと。

TECHNICAL
練習または、試合で個人がチームに貢献するために必要なスキルの向上

PHYSICAL
年齢や経験にも連動する身体能力、運動能力の向上

PSYCHOLOGICAL
4つの要素の上で、最も重要。スポーツの真髄である心理面の能力の向上を図る。特に自信を芽生えさせること、戦略立案、決断速度を高める知識の向上など、「あたま」を使う要素の向上

SOCIAL
サッカーを楽しむためのコミュニケーションスキルの向上、チームワークの重要性

子供を指導する上での注意点とは?

現場では、安全な環境での練習が不可欠であり、指導者も選手にとって正しいレベルが求められています。

例えば、練習前にピッチ上のチェック(危ないものは転がっていないかなど)、選手の健康チェック(喘息を持っている選手はいないかなどの確認)、すね当ての確認など。

また、いつも強調されるのは、子供たちは小さな大人ではないので、違う方法で情報を処理しているということ。

コーチの役割は、情報を与えすぎに、シンプルに理解できる情報を作ることです。また、練習に変化を与えながら、集中を保たせつつ、少しの退屈も与えてはいけません。

最後のゲームでは、興味と想像を促進することが必要不可欠で、静観しているだけではいけません。

選手たちが、どのようにゲームを観察し、イメージを膨らませるするような声がけが重要です。プレーヤーたちは、少しずつ異なる方法で物事を学んでいきます。ですので、コーチはさまざまな方法で情報を提示し続けなければなりません。

選手が自分のペースで学ぶこと、支えること、賞を与えること、選手がどのように自信を持って、また、ふざけるようになるか観察してください。そして、重要な情報を提供することによって選手にミスから学ばせてください。

2)ウィンブルドンテニス2016 

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6/27~7/10にウィンブルドンテニス2016が開催されました。

年に一回のビックイベントなだけに僕もチケット争奪戦に参加。今回は僕が購入した当日券について書いてみます。

ウィンブルドン名物 Que!

まず、当日券を買うためにはQue(行列)に並ぶ必要があります。チケットはCentreコート、No1コート、No2コート、Groundコートに分かれていてCentreコートからNo2コートまでが各500枚限定手購入できます。

なので、単純計算だと1500番以降に並ぶとチケット自体を買えない可能性が高まります。そのためCentreコートをゲットするため前の日の朝からテントを張ってQueに並ぶ人も少なくありません。

初めて向かったウィンブル当日は、No1,No2コートともにあまり知っている選手がいなかったため錦織選手がプレーするGroundコートを購入。

Groundコートは座席指定がないため入口でチケットを入手した後も10:30まで行列に並ぶ必要があります。

この行列は朝の行列順とは全く別もの。なので、良い席で見たい人や座席にも限りがあるのでできるだけ前に位置取る必要があります。

この行程を経てようやくコートへ。しかし!ウィンブルドンというかロンドンの気候は甘くありませんでした。その日は、早朝は晴れていたのですが、コートに着くと雨が降り出し、結局一日雨で一試合目途中までしか見れずに終わりました。

僕自身朝から夜7時まで寒い中試合が始まるのを観客席でただただ待つのみでした。。。

ウィンブルドンはCentreコート以外屋根がなく雨が降り出すと試合は行われません。もちろんお金も戻ってきません。

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このままでは終われないと再度チャレンジ!

2回目はNo2コートにラオニッチや錦織の試合が予定されていたためNo2コートを購入。その日は一日暑いくらい晴れで年に一度のウィンブルドンを楽しむことができました。

ロンドンに来てから、自分ができる体験できるものは、どんどん挑戦してみるのが、面白いかと思います。

3) ラマダンについて教えてもらう

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学校でできたトルコ人の友達からラマダン終了のお祝いで食事に誘われました。

ラマダンに対する知識があまりなかったのですが、ラマダンとはイスラム教徒の断食行事であり、2016年は6/6~7/7までの1カ月間、日の出から日没まで断食を行ったようです。

ラマダン中は夜中に起きて食事をするらしく、学校でも授業中に起きてられない生徒もいました。そして、ラマダン終了日にはお祝いに甘いスイーツを食べるのも習慣となっているようです。

ロンドンのセンター街にあるThe Breakfast Clubというお店がスイーツ店として人気があることを教えてもらいました。ラマダンの終了日に、クラスメートでスイーツ目的に行ったのですがかなりの行列がありその店はあきらめることになりました。

語学学校では、英語を学ぶだけではなく、様々な国の友達、文化に触れる可能性があるため友達を増やすことも大切にしていきたいです。

(編集後記: 竹山)
今回の留学でのメイン目的のコーチング資格では、単純ながらも大事な点を学んだと語っていた西井さん。フットボール以外での活動も積極的で、クラスメートともかなり充実した生活を送れているようです。

夏からはレベル2のコースも始動しているので、次回の日記ではレベル2での取り組みも紹介予定。

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イギリスサッカー留学 無料留学説明会を行います。

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【イギリスコーチ長期留学】 2ヶ月目 「イギリスサッカー留学生活 気になること」

西井タカトさん(25歳)は日本で大学院を卒業後、ロンドンに海外サッカー留学(指導者ライセンス取得プログラム)にやってきました。

4月から始まった11か月の留学生活。サッカーを通じたロンドンでの留学生活が実際にどんなものであるか1か月ごとに日記を更新していきます。

1回目の日記はこちら

タイトル:
イギリスコーチ留学日記 1ヶ月目 「プレミア優勝後のレスター岡崎選手と対話!」

Vol2では、ロンドンでの生活(語学学校、ホームステイ、不安に思っていた部分)についてです。

今年の3月にshort-term study(11 months) visa を取得し2016年4月からイギリスのロンドンで留学生活を始めました。

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1)行くまでの準備は、何をしたか?

僕はイギリスに行く前に4社くらいの留学会社と連絡を取り、現地の様子や留学の費用など自分が知りたいことを直接お会いしたりメールで連絡を取ったりしていました。

1社だけだとその会社の特徴があったりするなど情報が限られると思うので、なる多くの場所から多くの情報を得ることをお勧めします!
(会社によって値段や言っていることが異なることがあります。)

イギリスのワーホリビザYMSの抽選に応募したのですが外れてしい、今回のshort-term study(11 months)のビザを取得することにしました。

このビザは出発前に日本にあるビザセンターにて申請し、発行してもらえるビザです。このビザの取得に関する情報は、今後紹介できればと思います。準備には2〜3か月ほどあれば取得可能です。

2) イギリスの気候はどうか?

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まず4月にイギリスに来て、感じたことは空気が冷たく寒いことです!日本のGW始まるごろまでダウンを着れました。

また、ほぼ毎日雨または曇りなので折り畳み傘やフード付きの上着があると便利だと思います。(こちらの人は雨での傘を差さない人が多いです。)

暑い日になると、女性なら大胆な格好でいたり、公園で男女ともに水着で寝ていることがあるので違和感がああります。

3)ロンドンは人種のるつぼ

多人種の人々が暮らしている都市だと思います。

ヨーロッパといえば白人のイメージが強かったのですが、街を歩いていてもいろんな国籍の人がおり、言語も英語以外が本当によく聞こえてきます。

基本的には、おおらかな人が多くて仕事中でもおしゃべりを楽しみながら作業をしたり、時には携帯を見たりと、日本のように仕事に追われている様子はありません。個人的にはこの雰囲気が好きです♪

バスや電車でも優先座席にあたる人が乗車してきた際には、席や場所を譲るのは当たり前で気づいてない人には周りの人が注意するなど、すばらしい習慣を感じます。

4)公園とトイレ事情

巨大な公園があり緑が広がりゆったりした時間を味わえます。日本でいう東京ドーム以上の広さの公園がいくつもあります。

公園では寝ている人や遊ぶ子供たち、犬の散歩、ランニング、サッカー、バレー、クリケットをしている人が見られます。(公園で犬は放し飼いが多く、トイレも自由にしているので注意ですw)

また、駅や公園などでトイレは有料なところが多く、お店でもお客用のトイレがなかったりするので、学校や家などでトイレを済ませておくことをお勧めします。

ロンドンのWifi事情は?

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Wifiを使用したい方は大きな駅と多くの店でWifiが無料で使えます。
(使うためにはメールアドレスなどでサインインする必要があります。)

街では様々なWifiが飛んでいて基本鍵が付いていないWifiはハッキングなどの偽物らしいので、駅の名前と美術館の名前、The Cloudと書かれたWifiを使えばいいと思います。

5)ロンドン交通にはCitymapper 絶対にオススメのアプリ!

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留学生活では、バスと電車を使います。ロンドンの電車賃は図のようなzoneで分かれています。その時にoysterという日本でいうPASMOやPiTaPaのようなカードを使用します。

このカードはチャージしても利用可能ですし、定期としても利用可能で、定期だと購入したzone内の電車とバスは乗り放題です。

バスは約10分に1台、電車は約5分に1台来るのですが、こちらの公共交通機関は途中で動かなくなったり、運行しない日もあるらしいので早めの移動にこしたことはないと思います。実際僕もバスに乗っているとアナウンスが入り経路を変更になったり、バス停でエンジンを止めて降ろされたことがありますw

また、目的地に行くためのナビとしてCitymapperというアプリをダウンロードしておくとかなり便利です。

6)語学学校はどんな内容なのか?

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The English studioというところに行っているのですが、そこはHolborn stationを降りてすぐの所にあります。日本語の話せるスタッフなどはいないので、困ったときは自力で話すしかないです。

1カ月に1度クラス替えのテストがあり、8割以上の得点で1つ上のクラスに上がれます。

しかし、クラスが合わないときは変更も可能なのでオフィスに直接言えばいいです。

下のクラスの方では本当に基礎的なことから始めるので読み書きが比較的できる日本人には退屈な授業になると思います。僕はテキストを読めば理解でき問題も解けるのですが、今のところ先生が何を話しているかはちんぷんかんぷんですw

なので新しいことを学ぶというより、積極的に自分から発言し会話を楽しみlisteningとspeakingを養うことをお勧めします。

僕のクラスメートには北アメリカとオセアニア以外すべているので様々な国の人と関われることは貴重な体験になると思います!

7)ホームステイはどうなのだろうか?

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ホームステイはそれぞれの家によって当たり外れがあると言われています。しかし、留学する際には、英語を話したり、異文化に触れることができる機会としてホームステイはとてもいいと思います。

その中の一つの例として僕のホームステイ生活を紹介したいと思います。

まずホームステイで一番重要となるのがホストファミリーとの相性と食事だと思います。

僕のホストファミリーはすごく気さくな方で気兼ねなく話しかけてくれます。しかし、普段忙しそうな人なので夜は自分の部屋で寝ていたりしてることが多いのでゆっくり話すことができません。

家には娘が一人、孫が一人、僕以外にもあと4人ほどホームステイとして住んでいる人がいて、娘の彼氏やら友達、ホームステイしている人の友達など多くの人が出入りして、よくわかりませんw

イギリスの食事はまずいと聞いていましたがそんなことはなく全然食べれると思います。おいしいとは思いませんがw

特に、ケチャップ、ミートソース、豆類が苦手な方には我慢できないんじゃないかと。

ホームステイは、各家に規則があります。僕のところは特に規則はなく自由なのですが、ほとんどの家では、門限、食事、お風呂の時間、洗濯の日などが決まっています!

他にもホームステイをする際には冷蔵庫の使用可、wifi・テレビの有無などを確認した方がいいかと思います。

8)観光は、無料で入れる美術館がたくさん

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こちらの博物館・美術館はほとんどがタダで見られるのでかなりお勧めします。僕も美術や芸術は無知でよくわからないのですが、行ってみると何となく好きな作品が見つかるなど、楽しんでいる部分があります!

ロンドンで観光する際には交通の所でもお伝えしたzone1の場所に数多くの観光名所が集まっています。

9)育成年代のサッカー観戦

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ロンドンに来てU-21のプレミアカップ決勝1st legウエストハム対ハルシティーとU-18のユースカップ決勝2nd legチェルシー対マンチェスターシティーの2つの試合を見に行きました。2試合ともスタジアムで5ポンドでチケットが買いました。

チェルシーでチケットを買う際にはパスポートとロンドンで住んでいる住所を聞かれ、英語ができない僕は少し買うのに時間がかかりましたw

どちらの試合もアップから見てたのですがパス回しとフリーパスパスはほとんどダイレクトパスでプレーしていました。日本よりパススピードも速いです。U-21の方は積極性に欠けていましたが、コンタクトプレーや力強さを感じるゲームでした。U-18の方はスピードも個人の能力もかなり上がりかなり攻撃的なゲーム展開でした。

どちらの試合にも言えることがコンタクトプレーの激しさ、個人の能力、フィジカル面でかなり日本との違いを感じました。

しかし、組織的な守備やボールポゼッションに関しては日本の方が勝っていたように感じます。個人能力、フィジカル面で違いがある分ここで見た試合の方が迫力を感じます。

その他にも、レフェリーは多少のコンタクトプレーではファールをとりません。サポーターは地元に根付いた熱いサポーターが多く試合開始前にはスタジアムで自チームの応援歌の合唱が始まります。

以上。

(編集後記)
ここまで、2ヶ月のサッカー留学生活を振り返ってもらいました。来月はレベル1コースなどで実際にどんなことを学ぶのか。またそれをどのように活かしていけるかを更新予定です。

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