タグ別アーカイブ: 育成

【イギリス短期留学】高校生が海外イギリスサッカー選手留学3週間で感じた差とは?

佐々木ショウリさん(16歳)は、高校二年生になる前の春休みを利用して約3週間、イギリスに海外サッカー選手留学にやってきました。

「日本では味わうことができない厳しい環境に身を置いてプレーしてみたかった」というショウリさんのゲームを見学して思ったことを率直に伝えながら、インタビューを行いました。

練習はセミプロクラブのWealdstoneのU-18のチーム練習に参加に加えて、プロ指導者が運営するアカデミーにも参加しました。

DSC01328
ウィールドストーンU-18コーチのリチャード氏は、UEFA Aライセンスを持ち、試合中はゲームをあまり止めずに選手個人にピッチ外から声を掛けていた。

F@UK: まず、イギリスに選手留学でやってきて、こういったプレーに挑戦してみたいというイメージはありましたか?また、3週間という短い海外サッカー留学ですが、具体的に何を求めてきましたか?

「今、自分がプレーしている高校の部活よりも厳しくてレベルの高い環境でやってみたいと思ってきました。

具体的なプレーでいうと、やはりペナルティエリア付近でボールを受けてから、自分でゴールを決めるプレーに挑んでみたいと思っていました。」

肌で感じた差はどこにあったか?

DSC01356

F@UK: セミプロのユースチーム(ウィールドストーン)のU-18の紅白戦を見学させてもらいました。外から見ていて思ったことは、厳しい意見になってしまいますが、上記のようなプレーできずに、チャンスの場面でボールもなかなか回ってきませんでした。試合を振り返ってみて、どんなことを思いますか?

「一人で状況を打開するようなプレーは、ほとんどできずに本当に悔しく思っています。

イメージでは、足下で受けてから勝負が始まる感じでボールを受けたくても、イギリスのサッカーは縦に流れて裏を狙うプレーが非常に多かったように思いました。

コーチには、ボールをもらう時に、中に入っていくのではなくて、もっとサイドに張っていてほしいと要求を受けました。」


DSC01336
一緒にプレーしているユースの選手たちは、サッカー専門コースに通いながらBTEC(専門学校)やA Level(高校卒業資格)を取得している

F@UK: 相手はU-18の選手たちでレスラー並みに大きいことに加えて、イギリス人の選手たちはすでに筋肉ができあがっており、厳しいしいプレスを受けると飛ばされてしまいそうな状況でした。そんな中、ドイツのプロチーム(日本育ち)から短期でロンドンにやってきたL選手(16歳)は、いきいきとプレーしていました。30分で3本シュートして1ゴール。ショウリと彼の差は、なんだと思いましたか?

「彼も僕も途中からピッチに入ったのですが、L選手はトップ下のポジションでDFの狙うべきところをわかっていました。

ボールの受け方がうまくて、スペース認知が高いなと思いました。

そしてなによりも、最初のプレーでインパクト(3人ドリブルで、かわしてゴールポストにあたる)を与えたことでチームメートからすぐに信頼を得ていました。」

DSC01352

F@UK: 最初のプレーで[この選手だせば安心]という信頼間を作れたことで、ボールもL選手に集まりはじめていましたね。ほとんど彼が試合を作りはじめました。体の大きさ、テクニック、スピードでは、ショウリとあまり変わらないけれど試合での活躍には差がありました。

「悔しかったか部分というかこれから改善するべきところは、プレーのスピードです。

判断の早さが求められていました。日本だったら数メートル先に相手がいれば取られるはずがなくても、こっちでは詰め寄られてタックルを受けていました。」

スクリーンショット 2015-04-13 17.05.12
在英歴13年の宮原氏は、FA公認の代理人資格者。イギリスサッカー界では多くのコネクションを持ち、その他にも留学生の生活面(ホームスティ先や学校)でのサポートをしている。

F@UK:
体感してみてはじめて分かるということはあると思いますし、ショウリが高校に戻ってその感覚を大事にしながら少しでも上の舞台で戦ってほしいなと思います。日本に帰国して、これからの高校生活で目標を一言でお願いします!

「筑波大学でサッカーができるように目指して2年間頑張ります。今回の留学もそうですが、 自分の力をつけるためにも、レベルが高いところでやりたいです。海外イギリス留学で環境を変えてサッカーをすることで自分の意識が高まっているで、この感覚を忘れないように精進していきたいです!」

インタビュア−:竹山トモ
本マガジンFootball@UKは、イギリスサッカー留学(選手、コーチ資格、語学留学、大学進学)の現地サポートをロンドンより行っています。

イギリス海外留学に関するお問い合わせなどは、下記リンクよりお問い合わせくださいませ!

otoiawase_13

▼「Football@UK」は1人でも多くの方にイギリスでのサッカー留学体験の様子を伝えるためにブログランキングに参加してます。よろしければ、バナーをクリックして応援お願いします。

にほんブログ村 サッカーブログ プレミアリーグへ
にほんブログ村


海外サッカー ブログランキングへ

アーセナルvsヴィッセル神戸 カタールの豪華国際ユース大会を知っていますか?

世界トップクラブが参加、カタールで行われているAl Kass国際大会

Al Kass国際大会は、アーセナル、レアルマドリー、アトレチコマドリー、PSG、ユヴェントス、ミラン、サンパウロなど世界トップクラスのクラブのU-17世代の12チームが参加し、10日間でタイトルを争っている。

これまでに3度大会が開催されており、歴代優勝チームはPSG、フルミネンセ、アスパイアアカデミーとなっている。2015年、日本からはヴィッセル神戸が挑戦している。

10363525_658062607637635_3735746698308887533_n
引用:http://internationalcup.alkass.net/

日本のユース年代が海外のトップレベルのアカデミーとフレンドリーマッチではなく、本気で試合がやれる機会はすごく限られてくる。

もっとやったらいいのではないかと思うかもしれないが、日本国内でのリーグ戦や大会との調整などもあるため、2〜3月が海外のトーナメントに参加しやすいようだ。

そんななかカタールで行われている大会は、日本からの参加枠があり、サッカーの現在地をたしかめる事ができる貴重な大会であることは間違いない。

プロ並みのピッチ環境と放映環境
今週2月5日から幕を開けた大会。神戸は、アーセナル、カタールW杯に向けた強化チームである「アスパイアアカデミー」と対戦し、残念ながら2連敗を喫してしまい下位順位決定戦にまわる。

ヴィッセル神戸vsアーセナルのハイライトはこちら

ヴィッセル神戸vsアスパイアアカデミーのハイライトはこちら

ビッグクラブを揃えているだけにあって、環境は申し分ない

大会はプロ並みの環境、情報発信で運営されており、Youtubeでハイライトを視聴可能で、また90分のフルゲームはスポーツチャンネルであるAl Kassのサイトでオンライン視聴可能になっている。

アーセナルvs神戸の90分のフルゲームのリンクはこちら  

10690273_658061607637735_2493663587422219652_n引用:http://internationalcup.alkass.net/

ピッチ上:日本サッカー全体の課題?

神戸-アーセナルの試合をネットのフルゲームを見てみると、まったく歯が立たないということではない。むしろ、多くの場面で通用しているところもあった。

筆者の友人であるY君(ユース出身、元U-18日本代表)は、この試合を見てFacebook上で次のような感想を綴っていた。少し辛口で上から目線だが、一つの試合の見方だと思って参考にしていただけばと思う。

ヴィッセルの攻撃について
「ヴィッセルの最終ラインからの運びはかなり通用している。具体的にいうと、最終ラインでパス交換を繰り返して数的優位をつくっている。そこで生まれる相手の選手間のギャップ (隙間)をついて、縦パスを前線、中盤もしくは最終ラインの間でバシバシ通していました。そこからのアイディア(スイッチプレー)であったり、サイドの関係性もピカイチ。前線からのコレクティブな守備も相手は嫌がっていたし、アーセナルはプレッシャーかけられたら何も出来なかったすよ。」

ヴィッセルの守備について
「逆にアーセナルはカウンターで一発勝負を決めてた。神戸の1失点目、3失点!!あんな軽い対人プレーしていたら世界で勝てるわけがない。あれでプロになっても、その態度が劇的に変わるわけがない。ゴール前での(体を当て合う)対人は日本に欠けている。日本のユースの教育は素晴らしいと思うけど、本質はなにも変わっちゃいない。みんな絶対この試合見るべきですね。」

彼が言うように、日本サッカーは、いいところというか日本のサッカーっぽい色がだせはじめていると思う。と同時に「甘さ」や「ぬるさ」が垣間見える見えるのも事実。勝負どころってやつかもしれないし、厳しさが足りないと言ったらそれまでかもしれません。

1失点目と3失点目はまさしくそうですし、日本代表vsブラジルで感じる歴然たる差です。

それって僕にも見つかる甘さであったり、ぬるさでもあります。日本の会社や学校でも見られるところだと思います。

「厳しさ」って教わって見つかるものではなくて、厳しい環境を勝ち抜いてきたものだけが身に付くものかもしれません。

日本らしいサッカーを求めることも大切ですが、この厳しさの意味を問い、どのような選手育成が行われていくべきなのか議論は必要そうです。

竹山トモ

本マガジンFootball@UKは、イギリスサッカー留学(選手、コーチ資格、語学留学、大学進学)の現地サポートをロンドンより行っています。

Webマガジンや留学に関するお問い合わせなどは、下記リンクよりお問い合わせくださいませ!

otoiawase_13

▼「Football@UK」は1人でも多くの方にイギリスでのサッカー留学体験の様子を伝えるためにブログランキングに参加してます。よろしければ、バナーをクリックして応援お願いします。

にほんブログ村 サッカーブログ プレミアリーグへ
にほんブログ村


海外サッカー ブログランキングへ