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英国ナンバー1のスタジアムへ!トッテナム新スタジアムのすごさとは?

今、イギリスで一番のスタジアムと言っても過言ではない!

2019年4月にトッテナムホットスパーズFCが、ついに新本拠地として使用し始めた “トッテナムホットスパースタジアム”のその全容について現地からお届けします!

さて、まずは簡単にスタジアム概要を!

ホットスパースタジアムの建設費用は?

約 10億ポンド(約1430億円)
ひとつのクラブがここまでの資金を捻出できることも驚きですが、
イメージとするとなると一クラブが
国立競技場を自ら資金を集めて建設しきったという感じです。
ちなみにガンバ大阪の吹田スタジアムは140億円なので10倍もかけております。

建設費約10億ポンドの出資元はどこからでしょうか?

出資元会社はバンク・オブ・アメリカ・メルルリンチ、ゴールドマンサックス、HBSC。

スタジアムができる事によってのどの様な利益が生み出されるのか?

経済的利益をもたらすことはもちろんですが、イギリス国内ではスタジアム建設による社会的価値について議論されております。

トッテナムホットスパースタジアムが位置する地域はロンドン内でも、経済的に貧困エリアです。

トッテナムは建設期間中にスタジアム地域に年間約2億9300万ポンド(約418億円)を投資並びに3500もの仕事を作り出したと発表しています。

雇用を生み出し、さらに建設期間中には70社がスタジアム地域にビジネス展開をし始めました。街がスタジアムによって、生まれ変わっているのは本当に感じ取ることができます。以前の街の風景が一変し明るくなっております。

また今後は毎年250万人がスタジアムを訪れると予想されています。

250万人が一つに駅に集まること。フットボールクラブが地域コミュニティにどのような影響を与え、さらにトッテナム自身のブランド価値を向上させられるかは非常に注目を浴びています。

ロンドン市内の他のチームのスタジアム建設費用と比較

エミレーツスタジアム建設費用 3億9000万ポンド (約550億円)
ウェンブリースタジアム建設費用 7億9800万ポンド (約1140億円)
ロンドンスタジアム建設費用 4億8600万ポンド (約694億円)*£1=143円

ちなみに日本の埼玉スタジアム2002の建設費用は約356億円なので4つも建設することが出来ます!

これらのスタジアムを比べてもトッテナムホットスパースタジアムにどれだけの費用が費やされているのかがわかります。

スタジアムの収容人数は?

6万2062人、これは新スタジアム建設中に使用していたウェンブリースタジアムの9万人に比べると約3万人少ないですがピッチまでの距離が近くなったと感じました。ちなみにエミレーツスタジアムは6万432人、スタンフォードブリッジは4万1837人です。

建設にあたってのリスクは??

約1430億円を投じたスタジアムなのでトッテナムは当然建設費用回収をこれから行っていかなければなりません。費用を回収するにあたって2つのリスクがあります。

1つ目はチャンピオンズリーグやヨーロッパリーグなど主要国際大会に出場し続ける事です。2017/2018シーズはトッテナムがチャンピオンズリーグに出場したこともあり臨時収入で5400万ポンド(77億2200万円)を得ました。この収入があればスタジアム建設費用に充てることが出来ますが仮に主要国際大会に出場できなくなると費用回収に問題が生じます。

2つ目は選手の選手年俸です。

これまではオーナーの努力により年俸費用を抑えることが出来ましたが、現代サッカービジネスでは選手年俸の高騰が問題となっています。2017/18 トッテナム総年俸は1億4760万ポンド(210億680万円)を要しました。

他のクラブではアーセナルが2億2200万ポンド(317億4600万円)、マンチェスターユナイテッドが3億ポンド(429億円)。これらのクラブと比べてもいかにトッテナムの総年俸が低く抑えられていることがわかります。

次にスタジアムの特徴について

NFL と共同スタジアム? サッカーだけじゃないスタジアム?

1つ目は、イギリスのサッカースタジアムでは初めて2つのスポーツ、アメリカンフットボールとフットボール(サッカー)を同じスタジアムで行えるシステムが導入されています。トッテナムホットスパーズFCがNFLと10年間の契約をしたのでこの様な仕組みのスタジアムが誕生しました。

日本では札幌ドームが野球とサッカーが共有するシステムが導入されていますね。下記の動画ではどの様にスタジアムのフィールドが変化するのか説明しています。

新型オフィシャルショップ

2つ目は、新スタジムの隣に新設された施設”トッテナムエクスピリエンス” です。なんと施設に入場するためには写真の様にセキュリティーチェックが必要になります。オフィシャルショップでは珍しいです。

この施設では、トッテナムホットスパーズのグッズが買えたり1つ目に述べたNFLのグッズが買えたりします。

また、施設内にはファンを飽きさせない工夫として大きなスクリーンにトッテナムの選手が遊んでいる風景や試合のハイライトが流れたりしています。

また写真の一番上の座席にはコンセントが付いており携帯電話などの充電ができます。

滞在時間が伸びると、観客の消費するお金が増えるというデータを見事に活用しておりますね。

さらにこの施設には博物館が併設されていたりスタジアムツアーの玄関口になっています。(残念ながら博物館やツアーに関しては取材時にはまだ開催されていませんでした。2019年7月にはツアーが開始しております)

スタジアムの屋上を歩ける??

今後展開されるスタジアムツアーの目玉はスカイフォーク。写真の黒い丸で示したチームのエンブレムの所を歩くことができます。高さにして約40メートルから試合前のピッチを見学することが出来ます。

オフィシャルサイトからの写真ではこの様に見えます。

スタジアムツアーや博物館の開始時などはオフィシャルサイトで必要事項を記入した後メールにてお知らせが来るので詳しく知りたい方は確認してみてください。

スタジアムの位置は?

住所: B/N Way 748 High Road Tottenham London N17 0AP

スタジアムはロンドン市内から北に位置しています。

スタジアムへのアクセス方法は?

ロンドン市内からスタジアムにアクセスする方法としては主に2つ方法があります。

・ロンドンオーバーグラウンドでリバプールストリート駅からスタジアムの最寄駅のホワイトハートレーン駅下車 でスタジアムまで向かう方法(所要時間約30分)

・地下鉄でビクトリアラインのビクトリア駅からセブンシスターズ駅まで行きそこから徒歩またはバス279でビスターロードシスターズ駅からスタジアムに向かう方法があります。(地下鉄約20分+徒歩約30分又はバス約15分)

2つのルートを挙げた理由として、ロンドンオーバーグラウンドに乗車できる人数が地下鉄より少ないため試合後は当然の如く駅が混むため何度か待たないと行けません。筆者は最寄りのホワイトハートレーン駅で3回オーバーグランドを飛ばしました!時間にして約20分でした。

スタジアムに到着すると写真の様な景色が見えてきます。

スタジアム周辺はトッテナムホットスパーズFCが以前本拠地にしていたウェンブリースタジアムに比べるとパブやレストランなどが多くあり、ファンは試合前にそれらの場所で時間を過ごしていました。

スタジアム内でのオススメは?

トッテナムがなぜこれだけの費用をかけてスタジアムを建設した大きな理由としてはスタジアムへの滞留時間を延ばし観客の購買意欲を上昇させる研究論文がありスタジアムの環境づくりがどの様に観客へ影響を及ぼすかKirk Walkfield氏の1995年に発表した論文” The Effects of Team Loyalty and Selevted Stadium Factors on Spectator Attendace”により述べられています。

筆者がこのスタジアム内で驚いた点は、なんとスポーツバーにある様なバーが併設されています。

さらに観戦した試合では音楽バンドが演奏をしていました。毎試合演奏しているかわかりませんが、試合後に音楽を聴きながら余韻に浸るという経験も新鮮で面白かったです。

このバーと演奏は西側5階席にあります。

さてココからは筆者では、入ることが出来ないVIPラウンジについてオフィシャルサイトの写真を使い紹介します。

VIPのラウンジは4つの種類があり価格は手軽なパッケージのプレミアムシーツからプレミアムラウンジ、プレミアムロッジ、プレミアムスーツとあります。

プレミアムシーツ
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プレミアムラウンジ

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プレミアムロッジ

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プレミアムスーツ
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オフィシャルサイトとでは4つの種類の中でプレミアムシーツについては価格が出ており126ポンド (約1万8千円[£1=143円]) から予約ができます。さらにミシュランでも星を獲得したシェフが提供するレストラン “オンフォー”が4階には併設されています。各ルームではオンフォーのシェフが料理を提供します。

詳しい情報はオフィシャルページ

観戦したCLの試合についてですがご存知の通りアヤックスが1対0で勝ちました!第二戦では奇跡の逆転劇が繰り広げられます。

試合前には珍しい経験をしました。なんとアヤックスファンとトッテナムファンの乱闘に遭遇してしましました。テレビでは見たことがありましたが生は怖かったです。

さて、開業したばかりのトッテナムホットスパースタジアムはこれからのフットボール観戦にどの様な新しい影響を与えてくれるのでしょうか?

 

■詳細

参加費: 無料

運営者:
Football Samurai Academy Limited
Park Lodge, North Acton Playing Fields, London, W3 0JF
イギリスに本社がある会社です。
10年以上に渡り、これまでに200名ほどの留学生をサポートしてきました。

お申込み方法

Football@UKお問い合わせ メールアドレス ttakeyama@japanatuk.com まで、件名を「イギリスサッカー留学説明会 or トライアル参加希望」とご記載頂いた上で、下記の必要事項をご記入頂きお申込みください。

【氏名】

【性別】

【年齢】

【住所】

【お電話番号】

【参加ご希望場所と時間】

【留学時期・内容】

【サッカー経験】

【その他ご質問/ご要望】

※各地とも、申込先着順で定員になり次第締め切らせて頂きます。

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イギリス フットボール☓アカデミック研修2019報告

英国フットボール☓アカデミック合同研修2019報告

昨年度に引き続き、英国フットボール☓アカデミック合同研修2019を開催いたしました。 

「サッカーだけの活動ではなく、勉学(アカデミック)の両方を英国で体験しよう」が、本研修のテーマです。

またその体験を一方的な受け身な学びではなく、積極的に参加して学べるということです。

前年度2018年の投稿はこちらから

今回は私、筆者(長谷川)がイギリス留学中の大学生ということで大学生からの視点も交えながらお話させていただきます。

何を経験できるのか?

・まずは人との出会い

影響力をもった多くの方々に出会える機会があります。
五輪マラソンランナーの山内マーラさん、イギリス4部のプロクラブのチェルトナムFCのアシスタントコーチラッセルミルトンさん、UCLの眼科学研究所の大沼信一教授、日本代表吉田麻也選手などイギリスで活躍してきた方々から、様々なお話を伺いました。

日本国内で国際レベルで活躍されている方々とお会いできる機会は、なかなかないので貴重な体験。

「世界の最前線で活躍してきた方はなぜ日本でなく世界を選んだのか。」

自分の今までの価値観を覆してもらえる人たちのお話はかなり刺激的です。

UCLでも講演会後の写真

・ロンドンという多様性の街を感じる
ロンドンの街を歩くと、移民や観光客など様々な国の人が入り混じっていることを実感できます。
ロンドンの街は半分以上の人々が様々な国の出身の方々で構成された街
。日本では考えられませんね。東京でもおよそ95%が日本人、地方をみればもっと外国人の数が少ないのではないでしょうか。

2019年4月、ニュースでは連日BREXIT関連の話題で盛り上がっていました。グループ観光では、それぞれの行き先を自ら選択し、街の中心を歩き回りました。本当のグローバル化の意味が分かるかもしれません。

ビックベン近くのEU離脱反対のデモの様子

この研修を高校生から体験することの意義とは?

1 将来の活躍の場に対する気づき
この研修を通じて得られるものとは?参加者の高校生が多くの感想を残してくれましたが、今後の展望や大学や大学院の選択肢が広がったと話していました。

数年後もしくは将来自分が活躍出来る場所が今思っている以上にあることを感じられると思います。

人気の大学、東京の大学、地元の大学、大学はたくさんあります。なぜその大学に選択するのか、そもそも日本の大学をなぜ選ぶのかまで考えられる時間になりました。(UCL内での講義)

2 価値観の多様性を学ぶ

この研修を通じて高校生の価値観が大きく変化したと思います。高校生の価値観は限定されていきます。家族との会話によって、もしくは友人、自分の周りの人々の考えに影響されることは仕方ないことです。

ロンドンでの体験ですべての世界観が変わることはないでしょうが、今まで避けがちであった異国の人に対する考え方や、なぜ自分がこのような考えをするようになったかを一度考え直すきっかけになったでしょう。

今回の研修を振り返って
参加された高校生の感想を引用させていただきます。

山内マーラさんの講演
経歴
イギリス代表マラソン選手でありながらオックスフォード大学卒業後に外務省で勤務。まさに文武両道の超エリート。

高校生の感想
「勝利より自分のベストが大事という考え方には感銘を受けた、結果が出ないとだめという考えにあった自分とって衝撃だった。」

「他人より自分を考え、自信を無くさないことを学んだ」

「プロ選手、五輪の選手も完璧ではない。失敗を次に生かすことはスポーツで学ぶことができる大きなこと。」

チェルトナムU-18との練習、U-23の試合

高校生の感想
「体格差はもちろんスタジアム内の見学やコーチからの話を通じてイギリスフットボール文化を学べた」

「素晴らしいピッチの環境などで、コーチ陣、選手たちが真剣かつ楽しそうにプレーしていた。」

「地元クラブとして誇りを感じた。同い年の選手が案内してくれたが、彼の夢がチェルトナムでデビューして活躍することというのはかっこよかった。」

UCL教授の大沼先生からの講演

UCL(ユニバーシティカレッジロンドン)で眼科学研究所の教授


高校生の感想

「日本人の内向的思考の危険さを学んだ」

「好きなことを仕事にすることの大切さ、楽しさを学んだ。今後、自分もそうしていきたいと思った」

「海外の大学に対する印象がいい方向に変わった、また海外の大学に行くメリットをたくさん感じることができた」

ブライトンvsサウサンプトンの試合観戦

高校生の感想
「ブライトンの観光の際、海岸に行きましたが、多くのごみが落ちているし水質は悪いと感じました。また、多くのゴミが落ちていてイギリス人の傲慢さを感じました。」

「ブライトンとサウサンプトンの一戦では得点の際には鼓膜が破れそうな程の歓声でした。スタジアムは日本と雰囲気が異なりみんなが歌っていて感動しました。」

大英博物館見学

高校生の感想

「様々な国の文化に触れることができた」
「これらの国を侵略してきた歴史を持つイギリスのすごさを感じた」

吉田選手との交流

高校生の感想

「吉田選手はオーラがすごかった、コツコツ努力することが自信につながり、それが成功になると感じた」

全体を通じての高校生の感想

「まず世界で活躍するためには早いうちに世界に出なければならないと感じた。世界で活躍するために、自分も世界に飛び出していきたいと思った。」

「今ある環境を当たり前だと思わず、感謝の気持ちを持つことで視野が広がるのだと感じた」

「日本では経験できない良い学びをできた。日本人が内向的すぎるという考えには賛同した。自分は今まで海外に出るつもりはなかったが出てみようと思った」

「ロンドンの街並みは芸術的で優れていた一方で食事や交通マナーに関しては日本が優れていると感じた」

「違いを理解することの大切さを学んだ」

高校生の間では様々な人への感謝が多くの感想の中でつづられていました。それほどの価値のある体験だったのではないでしょうか。

来年度も開催予定です!
個人でのご参加も可能ですので、ぜひともお問い合わせくださいませ。

本サイトFootball@UKは、イギリスサッカー留学専門(選手、コーチ資格、語学留学、大学進学)の現地サポートをロンドンより10年以上に渡って行っています。

イギリス海外留学に関するお問い合わせなどは、下記リンクよりお問い合わせくださいませ!

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ウィリアムヒル実店舗でスポーツベットを体験してみた!

イギリスでブックメーカーを体験!

ブックメーカーとは?
ブックメーカーとは日本語で賭け屋の事です。イギリスでは1960年に政府公認になりました。日本では現在も法律違反です。

しかし、一部スポーツクジTOTOなどは認められています。イギリスでブックメーカーで賭けを行うには年齢制限があり18歳以上なら誰でも行うことができます。
賭ける事ができる物は様々で、サッカー、野球、アメフト、バスケットボールなどのメジャースポーツから競馬、テニス、ボートなどのマイナースポーツまで多岐にわたります。他にも政治でどの政党が勝つかや雪が降るか降らないかなどの予想を賭けることができます。

2やり方は?

イギリスの大手ブックメーカーはBETWAY BET365, ウィリアムヒル, SBOETなどがあります。今回、筆者2人がウィリアムヒルの実店舗で体験をしてみました。

ウィリアムヒルとは?

1934年に設立。主に店舗とオンラインでの賭け事業を行なっています。ウィリアムヒルはイングランドプレミアリーグのチェルシー、トッテナムのスポンサーやスコットランドリーグカップのスポンサーなども勤めています。実店舗での詳しい予想の仕方は*3実際にやってみたで解説をしているのでご覧ください。

ロンドン市内にはGoogle Mapで調べると下記の地図のようにいくつも店舗があります。


3 実際に賭けてみた

£5をブックメーカーで賭けました。

筆者(横井)の予想

Jリーグ名古屋vsFC東京 (名古屋が勝ち)
Celtic FC vs Dundee (セルティックが勝ち)
Celtic FC vs Dundee (セルティックが勝ち)
Dortmund vs Hertha (ドルトムントが勝ち)
New York City FC vs Los Angeles FC (ニューヨークシティーFCが勝ち)
FC Basel vs Young Boys (FCバーゼルの勝ち)

*ウィリアムヒルでは海外のリーグを賭けることができ、
日本のJ1とJ2リーグが賭けの対象になっています。

ウィリアムヒルや他のブックメーカ店舗に行くときに必ず入る前にパスポートなどの年齢が確認できる物が必要です。店舗に入ると年齢確認が即必要になります。その点を調べずに行った為、一度パスポートを取りに帰る羽目になりました!笑

  1. ウィリアムヒルにブックメーカーの機械があります。下の写真のようにDaily Match Listをクリックします。

2.  一般的な賭け方は試合の結果を予想する事です。

3. 自分が予想したいものにタッチします。

4. ここでどれくらいの値段を賭けるかを決めます。

5. それ以外にも前半戦だけの結果や誰がゴールを決めるなどの細かい事を賭ける事ができます。

6. 写真のように複数のベットを1つにまとめることもできます。一番下の部分に買った場合の返金金額とベットに必要な金額が下に表示されます。

7. ベットを決定するとレシートの形で自分が決めたベットが出てきます。

お金はどうやって受けとる?
自分が予想したイベント結果が当たった場合はその予想したイベント終了後にウィリアムヒルの店舗に行き予想した紙のチェックをお願いするとお金が返金されます。

結果
-£2.09

感想
ブックメーカーをするまでは自分の好きなチームしか応援しなかったりあまり他国のリーグについて知らなかったりしましたが、かけた試合の結果がとても気になりこれまで応援していなかったチームについてどのような選手がいるのかなどを深く知ることができました。

これまでとはまったく違ったスポーツの見方になるような気がします。

また、旅行で余ってしまう小銭をブックメーカーで賭ければ帰国後の小銭で苦労する事も無くなります。しかし1つ問題点として感じたものは簡単に小額で試合をかけることができるのでギャンブルをしたことがない人などがブックメーカーにはまる恐れがありそこからギャンブル中毒などの病気にかかる可能性があると感じました。

一言で、はまりそう。。

日本ではルール上スポーツにかけることを一部を除いて禁止されていますがイギリスでは可能なため、観光の1つやお土産話としてブックメーカーをする事が面白いと思いました。イギリスに来た際は体験してみてはどうでしょうか?

 

本サイトFootball@UKは、イギリスサッカー留学専門(選手、コーチ資格、語学留学、大学進学)の現地サポートをロンドンより10年以上に渡って行っています。

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StubHub(スタブハブ)でプレミアリーグのチケットを買ってみた

StubHub(スタブハブ)でプレミアリーグのチケットを買った人に評価、感想を聞きました。

イギリス人留学に行ったら必ず行きたいプレミアリーグ観戦果たしてどのようにチケットをとるのでしょうか?

今回、StubHubをご紹介させていただきます!

StubHubとは?
StubHubはチケット仲介会社大手。他人からチケットを買い、それをStubHubが仲介会社として売る。検索すると、上位に必ずでてくると思います。そこでこのサイトで購入しても大丈夫なのだろうか?と多くのみなさまが疑問を持たれていることでしょう。留学生がイギリス滞在期間に利用しても大丈夫ですか?とよく聞かれます。

結論からいきますと、、、自己責任です。

今回は留学生が自分の体験談として、レポートしてくれました。ので、体験談として紹介させていただきます。

=注意書き=
仲介会社での購入を100パーセントおすすめはできませんが、プレミアリーグのチケットを欲しい時にさくっと手に入れることは容易ではありません。1週間後のあのゲームが見たいという時には非常に便利です。公式サイトに登録して、数ヶ月


それでは簡単な買い方を説明します。
スポーツや音楽など様々なものなど選べます。

1スポーツを選択します

2試合を選択します

例えばマンチェスターユナイテッドとチェルシーを買うとしましょう

3何枚とるか選びます

4ブロックを選びます

5 席を選びます

6 確認して、購入です

StubHubでチケットを買いに買った男性(留学生)に取材してみました。
(下に記載のものは全てStubHubから購入です)

滞在7週間ほどで5試合のゲーム観戦。
ほとんどのチケットをStubHubで購入。

トラブルに見舞われたが、ひとつずつ困難を乗り越えてきた経験をしてきましたが、

(筆者)何枚買いましたか?
5試合くらいです。

(筆者)席と価格はどんな感じだったのでしょうか?

⑴ トッテナムvsドルトムント(Champions League)
約£100(14500円)
元値はおよそ£30~£40 3階席でした。

⑵ リバプールvsバーンリー(Premier League)
約£200(29000円)
元値はなんと£9。。。。
2階席

⑶ チェルシーvsトッテナム(Premier League)
約£100(14500円) 
元値はおよそ£30
1階席 屋根の下

⑷ アーセナルvsサウサンプトン(Premier League)
約£100(14500円)
元値はおよそ£50 コーナーキック横

⑸ イングランドvsチェコ
約£120(17400円)
1階席

対戦表、値段、席はこんな感じでした。(£1=約145円です)

(筆者)んーやはり割高に感じますが、それでも自力で手に入れるところがすごいですね。チケットを買った際問題はありましたか?

正直、トラブルはありましたね(笑) 具体的にいうと、スタジアムに入るときに購入方法質問を受けたり、販売者からのチケットの受け取り、最後は急にチケットが受け取れなくなるなどの問題がありました。

(筆者)詳しくお願いします。
リバプールvsバーンリーの試合は一番大変でした。
リバプールのチケットをStubHubで買う際は特定のパブで受けとる必要があるみたいで、その際に受け取るのにてこずりました。

最初チケットが届いてないといわれました。結局知らないおじさんが届けてきました。その際、英語で対応することとなりました。

それに驚くのはチケット代です。元値は何と£9。僕はおよそ22倍の値段でチケットを買ったわけです。(笑)

さらにスタジアムに入場するとリバプールのビブスを着た職員に何度も「買った?」と聞かれます。他人から高値で買うのは禁止された行為だからです。何度も「友達からもらった」と言って逃げました。

 

チェルシーvsトッテナムでは、入る際に「どこで手に入れられた?」と聞かれパスポートの情報を渡す必要がありました。チェルシーは最近アジア人を見かけるとチケットの購入方法を聞いているようで、正式に購入していない場合は試合を見れないこともあるそう。

イングランドvsチェコではチケットの受け取りにてこずりました。試合の次の日にチケットが届くといわれメールや電話を通じてやっとの思いで家まで宅配してもらい受け取ることが出来ました。

さらにフルハムvsリバプールの試合は3、4日前にキャンセルになりました。

スタブハブは購入が成立がしなかった場合はしっかりとお金はかえってきます

最後にスタブハブの感想。
どの席も元値は安いものでしたが、すでに売り切れとなっており購入できない状況なので、スタブハブを通じて購入する手を考えました。もちろんStubHubを通じると手数料などで何倍にもなります。限られた滞在期間なので、お金はかかってしまうのは仕方ないかと思っている部分もありますが、もう少し効率的な購入方法はないのだろうかと疑問は残ります。

トラブルはなくはないので、おすすめはできませんが背に腹はかえられぬ場合(2019年春の時点では)スタブハブを使うのもありかなと。

英語が必要となる場面もありますが、滞在数週間の英語がまだまだ未熟な僕でも乗り越えることができたので、皆さんもできるはずです。

まとめ
チケット入手難易度 易
チケット信頼性性      中
チケット価格           割高だが日本の旅行会社よりは割安

ひと言 短期留学(旅行)で様々なクラブ、チャンピオンズリーグなど見たい人におすすめ。値段が高いことが難点。また、受け取りの際のトラブルは多々あり、受け取りの際にある程度の英語力が必要となる可能性がある。英語力向上にはいいのかも?

補足で他の買い方を説明します。

オフィシャルサイト
何と言っても安心安全であることは間違いありません。

しかし
なかなか買えないということが欠点です。
コンサートのチケットを買うのと同じですね

それでは買い方です。
2つ選択肢があると思いま。

① 有料会員になってしまう
有料会員にいくらでなれるかが問題ですが、ダフ屋やStubHubで買うよりトータルで安くなることは確かです。
クラブによりますが会員年間£30~£50前後くらいで買えます。かなりお買い得だと思います。発売日はでているので、その瞬間を狙って買うとご紹介します。

② 無料会員登録する
これが最も安く行けるやり方です。基本的な情報を登録するだけで、買えるようになります。しかし、売れ残りであるそこまで人気がない試合の場合が多いです。

リバプール、マンチェスターユナイテッド、チェルシーなどは、長年のファンでない限り、新規会員としてオフィシャルサイトからの購入は非常に困難な状況です。

会員になって、今後何年間は 「〇〇(このチーム)が好きで何試合もみたい!」という人にはお勧め。長期の留学が決まったらすぐ会員になりチケットが売られた瞬間に買えば、最前列などで良席を取れることも可能。

ロンドン駐在員の方はこの方法で購入されていますね。長期留学の人にはかなりお勧め。短期留学でも2試合観たら元が取れるのではないでしょうか?

 

本サイトFootball@UKは、イギリスサッカー留学専門(選手、コーチ資格、語学留学、大学進学)の現地サポートをロンドンより10年以上に渡って行っています。

イギリス海外留学に関するお問い合わせなどは、下記リンクよりお問い合わせくださいませ!

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『カレン・ロバートが行く!英国スタジアム紀行〜6部 スラウタウン FC編〜』

「日本国内にJ3の基準を満たすスタジアムをつくりたいんだよね」

2019年3月までイギリスの下部リーグでプレーを続けるボビさんこと、カレン・ロバートさんのそんな言葉から始まったこの企画!

J3基準を満たすサッカースタジアムづくりを目指し、英国内の5000〜10000人規模のスタジアムを取材します。

第1回目はこちら
『カレン・ロバートが行く!英国スタジアム紀行〜BARNET FC編〜』
第2回目はこちら
『カレン・ロバートが行く!英国スタジアム紀行〜SUTTON UNITED 編〜』

具体的なテーマは、、、

  • スタジアムって試合のない日はどのように使われている?
  • クラブがスタジアムや施設を保有しているのであれば、どうやって収入を得て運営されているの?
  • スタジアムの中身みせてください!
  • クラブの特徴というか、こだわりを見つける           

第3回は英国ヒースロー空港近くのスラウタウン FCです。
今回はクラブ関係者の三名の方々にお話を伺いました。

レオ・マスードさん(スアジアムマネージャー)
スタジアム案内:ローザさん(施設マネージャー)
スラウタウンについて:ケイ・レイジーさん(クラブセクレタリー)

今回の登場人物

カレンロバート: 
千葉県1部 ローヴァーズ木更津FC 代表
http://rovers.co.jp/             

中村モネ:ライター
サウサンプトン大学でフットボール学専攻中
http://footballatuk.com/archives/2223

キヨ:撮影者(ワーホリ中)
プレミアリーグのサッカー観戦チケットのことならばお任せください。
https://ticket-on-demand.com/

スラウタウンFCとは?

今回ご紹介するスラウタウンFCは、National League Southという6部相当のリーグに所属しており、Arbour Park Community Stadiumをホームとしています。

特徴としては、クラブが所有するスタジアムではなく市の持ち物であくまでも市民のために建てられた施設を使用しているところです。



スタジアム建設費もクラブからは出資しておらず、市議会がほとんど全て(£10million=約14億円)負担したそう。

そのため今回は市議会のスタジアム担当であるレオさんに、主にスタジアムのことを詳しくお話ししていただきました。

また、偶然スタジアムに来ていたClub Secretaryのケイさんにも少しだけお話を伺うことができました。スタジアムは一般に毎日開放されているものなので、どのようにどの設備を使うかは、許可が下りれば使う人の自由だそう。

試合のない日の使われ方

従って試合のない日には他のスタジアムと同様、Club Roomという多目的ホールがパーティーや結婚式に使われたり、ピッチや施設が市民の人々によって催し物用に貸し切られていたり、市議会自体が会議や食事会に使用することもあるそうです。スタジアム2階のClub Roomはスタジアムを見渡せるようガラス張りになっていて、外にはテラスもありました。天気のいい日はここを使う人が多いそうです。

主な収入源

スタジアムの主な収入は、スラウタウンFCからの利用料だと言います。その次は、同じくこのスタジアムをホームにしているチームと、St Joseph Academyという地元の高校からの収入だそうです。

その他は、毎日どこかしらの部屋が地元の人々によって使われているそうです。私たちがお邪魔した日も、1つの部屋が教室として使われていました。

市議会とクラブ

では、市議会(Slough Town Council)はスラウタウンFCが当施設をホームスタジアムとして利用するにあたって何か要求していることはあるのでしょうか?という質問を投げかけてみると、試合ごとにいくつか書類の提出を要求しているという答えが返ってきました。

内容としては、観客は何人くらい来場予定なのか、安全面はどのように考慮、対策をとるのか。そして、試合後のレポートとフィードバックも大切にしているそうです。ちなみに、スラウタウンのホームゲームは2000人収容、300席に対して毎試合平均800〜1600人ほど来場するそうです。

スタジアム設備

スタジアム内の案内と設備の解説はFacility Managerのローザさんが担当してくださいました!

ロッカールームはホームチーム用、アウェイチーム用、そして審判団用が2つ。審判団のロッカールームには選手たちにピッチへ出て行くよう促すベルのボタンが設置されていました。

メディカルルームにはベッドやマッサージ台があります。部屋の名前はKevin McGoldrick Room。今年1月18日に亡くなったチームのフィジオを務めていた元サッカー選手の名前をつけたそうです。しかしこのメディカルルームもクラブの持ち物ではないのでスラウタウンの私物はその都度持ち運びだそうです。

2階の多目的室の横にはキッチンとバーがあり、ここも一般に開放しています。シーズンチケット所有者やスポンサー、クラブ関係者がランチを食べる会がたまに開催されるそうです。

しかし、クラブの所有ではないのでピッチ周りのフェンスによく見られるクラブスポンサーの看板はありません。試合開催日に持ち出して貼り出し、試合終了後に取り外しできるようになっていました。

最後にスタジアムの特徴をお聞きすると、所々近代的な設備を取り入れているところだとおっしゃっていました。例えば、ピッチ周りにCCTVが取り付けてあったり、電光掲示板がスマホアプリと連動できるようになっていたり、エレベーターに最先端の機能がついていたり(これは本当に必要なのか疑問でしたが。笑)

スタジアムのユニークポイント

何と言ってもフットボールクラブが所有しているのではなく、市営であること。英国ではクラブが施設を自前で持つのが主流の中で、市民利用をメインにおきながら建設されたことは非常にユニークな点であります。

完成が2016年と比較的新しいのでデザインや構成が現代のニーズにあったものであったと思います。

ボビさん、日本へ!

ボビさんは、3月を持って日本に一度帰国し木更津ローヴァーズのオーナーとして活動されます。ALL THE BEST BOBBY!ありがとうございました。

英国の小さなスタジアムを巡る本シリーズは多方面から好評をいただいているので形を変えながらも継続予定です。乞うご期待くださいませ!

 


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