竹山友陽 のすべての投稿

2009年より在英。イギリスサッカー留学マガジンFOOTBALL@UK編集長。イギリスの大学でスポーツマネージメント学部卒業。ロンドンスポニチ通信員。サッカーダイジェスト執筆など。西ロンドンにてサムライアカデミー運営。

イングランドの下部リーグでサッカー選手として暮らしてみる!Part 2

イギリスにて「サッカー選手として生活すること」(しかもGKとして)を目標にして、2年間のワーキングホリデーの間にイングランドの7部と8部でプレーした玉井リョウさん。

2015年の冬の移籍で、クリスタル・パレスがFWケシ・アンダーソン(19)選手のシンデレラストーリーで話題になったイングランド8部リーグ。サザンリーグ・ディビジョン1・セントラル(8部相当)のバートン・ローバーズからの移籍でした。

リョウさんがワーホリの期間である二年間で実際に体験したフットボールの下部リーグとはどんなものであったのでしょうか?(全3回)

第1回はこちらから!

第2回は、イングランドフットボールと日本サッカーのピッチ上やトレーニングの違いなどを綴ってくれました。

一言で言えば、泥臭いがキーワード。皆さんが想像するようなプレミアリーグのような美しいレベルではないですが、激しさや勝負への執念が凝縮されているので、感じ取ってください!


日本サッカーとイギリスFootball、
ピッチ内での違い

プレー環境が違うとはいったいどういうことか?

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まずイギリスと日本では気候が違います。

イギリスの冬は雨が非常に多く、日照時間も短いためピッチは常にぬかるんだ状態でプレーします、真冬になると芝が凍ることも。

このような気候はNon-League(セミプロ)のフットボールスタイルに大きな影響を与えています。だって、きれいにパスを繋ぎにくいんですから。

 10721234_694497990627508_2108405777_n凍った芝

10721310_694498310627476_1690781796_n
ぬかるんだピッチ

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ボールのまわり、スパイクの裏にははねんど質の土がつきます

10726436_694497790627528_1841216067_nスパイクはほとんどの選手が取り替え式
チームメイトのマイケル(CB)はスパイクのポイントを長いラグビー用のもをつけて改造してました

ロングボールを多用、ポゼッションの放棄

このようなピッチ状況では自陣からパスを繋ぐのは非常にリスクが高く、よってDFやGKがボールを持ったらすぐさま前線のボールの収まる選手をめがけてロングボールを放り込むサッカーになっていきます。

ここ最近、日本だとなかなか見ることができないプレースタイルですが、こちらの下部リーグでは正攻法です。

僕が2年目にいたクラブはそれがとても顕著で、試合前に監督からの指示で「もしお前がボールを持ったとき近くにパスをしたらクビにする」とまで言われました。

練習ではパントキックをとにかく高く遠くに、かつ相手のヘディングの得意な選手を外して狙うトレーニングもしました。

 10723288_694498153960825_1359524686_n相手のロングボールをことごとく跳ね返してくれたスタンリー
(いつも車で送ってくれた、一番世話になったチームメイト)

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前線でロングボールのターゲットとなっていたピース


セットプレー の重要性を実感スクリーンショット 2014-11-07 0.00.11BBCのフリーキック特集からの転載。

シーズン中の練習と試合前のミーティングで一番時間を割くのがセットプレー。

試合の日にスタジアムのロッカールームに入ると、ホワイトボードにはディフェンディングコーナー・フリーキック、アタッキングコーナー・フリーキック、カベ、キッカー、全ての選手の配置が記されています。

 ロングボールを多用するスタイルの場合、ボールが静止していてプレッシャーがなく正確なボールをゴール前に送り込めるセットプレーはお互いにとって大きなチャンスで、またピンチでもあるのです。

 

僕はどんなトレーニングしていたか?

キーパーなので、キーパーの練習内容も少しお伝えします。

ボールを一回でつかむ、
ボールの正面に足を運ぶということに重点を置いていました。

特に足を運ぶ=ステッピングは何度も反復した覚えがあります。

ちょうど同じようなトレーニングをしてる動画があったのでよかったら見てください。

Football league1、3部にあたるWalsall FCのトレーニングです。
たまたまチームメイトのキーパーがこのクラブに所属していましたので、練習は似ていたのかもしれません。

 テーマごとに専門家がやってくるトレーニング

 ピッチ内での話とは少し離れてしまいますが・・・

冬場になると雨や雪でピッチが使えなくなりトレーニングが外で行えません、そんな時にはスタジアムの二階にあるバーのホールの机をどかして室内サーキットトレーニングを行います。

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パーティ会場がトレーニングルームへと変わります。

・スピニングSpinning
エアロバイクと似たような自転車型のマシーンでペダルの重さはレバーのようなもので調節します、それを音楽に合わせながら漕ぎ、徐々に負荷を上げていきます。

 ・ボクササイズ
ペアでグローブとミットをはめてミット打ち!
最後には手が上がらなくなります。

 ・ヨガ
様々なポーズを皆でそろって行います。
タトゥーの入ったゴリゴリのやつがポーズをとると笑いが起きます。 

そして驚いたのが、
これらのトレーニングの専門のインストラクターがわざわざ来るということ。


サッカーのトレーニング以外の重要性

日本では、サッカーが上達したいのであれば常にサッカーのことだけを考え、サッカーをプレーすることだけで上達できるというような考えは少なくはないと思います。

しかしサッカーとは違う指導者のもとで、今までしたことのない動きや、普段使わない体の部位を使うことによって、プレーの幅・選択が広がり無理のきく身体づくりをすることができます。

身体能力が高いなーと思ったチームメイトが、実はオフシーズンにはラグビー選手をしてたり、競泳をやっていたりというのを知りました。

実感ベースですが、これは取り入れてもいいのではないか思っていました。

さて、次回は最終回です。

ピッチ上で実際に使っていた英語、
1ヶ月の給与はどれくらいか?
そして2年間の振り返っていきますのでご期待あれ!!

玉井リョウ

Cheers mate! (野郎ども、乾杯だ!)

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編集後記

文章だけ読むと、ロングボール多用とか泥臭いパワープレーとか、いまの流行からは完全に取り残されている感じに見えてしまいますが、実際にリョウさんの試合をスタジアムまで見に行った感想は、90分間熱かったす。そして面白かった。

チャンスはあるし、プレーに意図はあるし、そして激しく戦うからこそ生まれる物語がピッチ上にはありました。

「パスを回しているだけで、ゴールに迫られないのでポゼッションなんかくだらない」という言い分もよくわかります。

世界中、みんな違ったサッカースタイルでやってぶつかったらいいのではないかとぼくは勝手に思っています。
第1回はこちら(ガムシャラに挑んだチーム探し)
第3回はこちら(サッカー単語集、給与は?)

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イングランドの下部リーグでサッカー選手として暮らしてみる!Part 1

イギリスにて「サッカー選手として生活すること」(しかもGKとして)を目標にして、2年間のワーキングホリデーの間にイングランドの7部と8部でプレーした玉井リョウさん。

2015年の冬の移籍で、クリスタル・パレスがFWケシ・アンダーソン(19)選手のシンデレラストーリーで話題になったイングランド8部リーグ。サザンリーグ・ディビジョン1・セントラル(8部相当)のバートン・ローバーズからの移籍でした。

リョウさんがワーホリの期間である二年間で実際に体験したフットボールの下部リーグとはどんなものであったのでしょうか?(全3回)

第1回は、イギリスにくるきっかけやイングランドフットボールと日本サッカー文化の違いなどを綴ってくれました。

 

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イギリスでサッカーをやろうとしたきっかけ

こんにちは。イングランドの下部リーグ(7部と8部)でGKとしてプレーしていたタマイ•リョウです。

2011/12、2012/2013シーズンをロンドンで実際にプレーしてみて感じたことを3回にわけて、伝えていけたらなとおもいます。

まず、イギリスを選んだきっかけのひとつは、友人がF.A. International Coaching Licenceを取得するために半年ほどイギリスに留学していて、そこでの彼の体験を聞いたことです。
(下記写真は、International courseが行われるセンター)

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当時僕は日本の地域リーグのクラブに所属していましたが、サッカーに専念できる環境ではなく、バイトをしながら遠征費や年会費をクラブに納めながらプレーしていました。

「サッカー選手」というよりも、言わばクラブの「会員」で、会費さえ払えば良いプレーをしても悪いプレーをしてもそのクラブに居続けられる。「選手」としての評価を「給与」「クビ」としてハッキリした形で受けることは当然ありませんでした。

 

サッカー選手として挑戦してみたい

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プロ選手にはなれていなかったけれど、僕を「サッカー選手」として厳しく評価してくれる場所でプレーしたいと思っていた当時。

友人からイギリスサッカーについての事を聞いて、真剣にプレーできる環境があると信じて(確固たる根拠もなかっですが)渡英を決意しました。


お金をもらいながら、サッカー選手をしてみたかった

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イギリスでのサッカーの目標を一言にまとめると、
「サッカーでお金をもらい暮らしてみたい」

2年間(ワーキングホリデー)と留学期間が決まっていたので、2年後の帰国までにはアルバイトや貯金に頼らずサッカーで貰ったお金でだけで生活することを目標としました。

ということで、所属ディビジョンにこだわらない訳ではないけど、まずはこれを第一条件にチーム探しを始めました。

 

サッカー履歴書(CV)を送りまくる作戦で見つけたクラブチーム

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チーム探しはロンドンに到着してから始めると決めており、到着後まずは現地にいる唯一のサッカーに精通する知り合いに現地でサッカー事業に携わる宮原氏を紹介していただき、Jamie Lawrence Football Academyというサッカーアカデミーに連れて行っていただきました。

元プレミアリーグ選手が行うアカデミーなので、目立つことができればクラブを紹介してもらえるかもしれないし、集まる選手も、プロ選手もいれば上のレベルを狙ってるアマ・セミプロ選手など様々でしたので、色々な情報を交換できるとても良い場所でした。

結局このアカデミーでチームを見つけることはできませんでしたが、トライアルを受けに行く前にイングランドのサッカーを体験できたことは大変大きかったです。


使っていた、フットボールCV公開します!

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ではどのようにチームを見つけたかというと、まずはインターネットでロンドン周辺の様々なディビジョンのクラブのホームページからメールなどでサッカーの経歴書 Football CVを送りまくりました。

下記は2年目になるときに作成したCVです。 

基本的に形式は自由で、経歴や身長などは盛ってます。笑 
クラブもそこまで気にしません。

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Hello, this is Ryohei Tamai.

I’d like to make a trial to join your first team if it is possible.
Here is my detail.

Position-goal keeper
Age-24 DOB(6,Oct,1987)
Height-6 feet
Nationality-Japanese

Football Experience
-11/12 haringey borough fc (spartan south midlands league premiere div as a semi professional) League cup winner.

Game appearance-more than 35 games

-09/10,10/11   ACA FC
(Japanese football league div.3 as a semi professional)

Email
●●●●@yahoo.co.jp


Mobile
07●●●●●●●●●

I’m looking forward to hearing from you.
Thank you .
Ryo

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どのようなスケジュールで進めていったか?

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僕が所属していたセミプロクラス(現地ではNon-leagueと呼ばれています)のクラブのシーズンスケジュールはだいたいは決まっているので、そのタイミングを逃さないよう早めに渡英して準備を行いました。

6月末 ホームページ等で選手募集を開始
7月プレシーズン・チーム始動(トライアルや練習生を受け付ける)
8月中旬~末 リーグ開幕

 

チーム探しにおいての必需品

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チーム探しで苦労しないために、現地に着いたらまず確実に素早く連絡の取れる携帯・できればEmailのできるスマホ等の購入をおすすめします。

また、インターネットで情報収集する際にパソコンがあるとないとでは大違いなので、こちらも準備しておいた方がいいと思います。

メールをしたのに返信が無ければ監督、会長に再度メールを送り、直接電話もしました。

その中から練習参加をとりつけたりトライアルに参加し、結局、練習参加をしたクラブの一つと契約することができました。

 ひたすらに、がむしゃらに!

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当時の自分のがむしゃらさ加減がわかる出来事。

あるクラブのトライアル募集は終わってましたが、会場と時間はわかっていたのでとりあえず会場に行き飛び込みでトライアル参加をお願いすることにしました。 

会場について参加可能かどうか聞いてみると、案の定予約していない選手はダメと言われました。

しかーし、ここであきらめない!

その場でがむしゃらに頼み込み、自分はゴールキーパーだということも伝えると、そこにいたキーパーコーチからOKと言われ、ゲームに参加することができました。

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結局このチームには受からなかったけど、日本とは違い規則はあってないようなものなので、自分で直接クラブに足を運べばもしかしたら練習参加できたりと何かが起こるかもしれません。

何が何でもサッカーのできる場所を探そうと思い、当時はがむしゃらに行動していました。

 

イングランドフットボールと日本サッカー文化の違い

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向うで感じたピッチ外での日本とのサッカー文化の違いで、幾つか印象に残ったものをお伝えします。


お酒?!

10717873_690163077727666_905791815_nHaringey Borough FCのスタジアム内のBar

試合が終わったら、着替えを済ませた選手からスタジアムに併設されてるバーへと向かいます、そこではみんな当然のようにビールを飲みます。 同時に食事も出され、そこでその日の試合の話などをチームメイトとしながら親睦を深めます。

活躍した選手は、サポーターや監督からビールを勧められたりもしてました。

クラブで決まっている正装10726253_690162951061012_1046299717_n
Harlow Townのネクタイ

クラブと契約した時に、練習着と一緒にネクタイが配られます。試合の日にはこのネクタイを締めフォーマルな服装で試合会場に向かうのがクラブのルールです。


チームには罰金制度もありました。

様々なルールが設けられ、それを守らなかった場合には各選手に罰金(Fine)が科せられます。

・無断欠席
・遅刻
・イエロー、レッドカードを受ける
・遠征移動時の服装の乱れ
・ミーティング中に携帯が鳴る

ユニークなものだと、、、、
・練習、試合後にシャワーを浴びない
・シャワーを浴びた後床をビタビタに濡らさない   などなど

マッチデープログラムは情報の宝庫

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試合の日はホームチームがマッチデープログラムを必ず用意します。

だいたい一部 £1、5~£2 くらいで、予想スタメンやリーグテーブル、対戦チーム同士の過去の戦績、スポーンサー広告などが載っています。ほとんどのサポーターが手にしています。

徒歩圏内の地元街クラブを愛する観客(熱すぎます

10719553_690168544393786_1468171220_nHarlow TownFCのサポーター

とにかく観客とピッチが近いので、色々な声が飛び交い、審判や相手選手に対するヤジは当たり前です。

アジア人を馬鹿にする意味で、当時流行っていたPhyの「ガンナムスタイル」をゴール真後ろで歌ってくる相手サポーターもいました。笑

そのヤジに対し選手や審判も言い返し、普通に会話をします、言われたことをそのままにするとそれを認めたことになってしまうので、その場で言い返す。

 ロッカールーム

10708143_690167994393841_1279539871_n 試合後のロッカールーム

試合前のロッカールームはミーティングの時以外は常に音楽がガンガン鳴り響いていて、アウェイの時も決まったやつがでっかいスピーカーを持ってきて曲と一緒に踊っています。笑

その中でも集中したい選手は何人かいるけれど、全く気にせず怒る様子もなかったので、これがFootballの日常なんでしょうね。

第一回、了。


編集後記。

いかがだったしょうか?がむしゃらな男は、応援したくなりまね。2回目以降は、ピッチの中での出来事(チームメートや監督)や英語環境などより詳しくお伝えできればと思います!!

第2回はこちら(ドロ沼イギリスと日本サッカーの違い)
第3回はこちら(サッカー単語集、給与は?)

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フォトレポート: プレミアリーグ2014/15 第7節 チェルシーvsアーセナル

ロンドンよりこんにちは。
FOOTBALL  AT  UK編集長の竹山トモです。

日曜日に行われたプレミアリーグ第7節、チェルシー対アーセナルのロンドンダービーをスタンフォードブリッジにて観戦しました。ネットのサッカーサイトに流れているプロが撮った写真ではないですが、望遠きかせながらたくさんの写真を撮ったので、ふんだんに使いながらレポートしてみます。

ヴェンゲル監督とモウリーニョ監督の小競り合い、ファブレガスのパスに抜け出してゴールを決めたジエゴ•コスタのゴールシーンなど紹介しています。

ロンドン中心地から地下鉄でスタジアムへDSC00857
Fulham Broadwayの駅を降りて、5分ほど歩きます。

DSC00858 スタジアム周りには、露店がたくさん並んでいます。ディエゴ•コスタのマフラー、シャツはよく売れていました。

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人、露店、ホットドッグを焼く煙、フットボールの試合の雰囲気が生まれてきます。

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ロンドンダービーだからといって、ファン同士が暴れだすような危険な香りは特にしません。多くのファンを引きつけている理由のひとつですね。アーセナルファンも気軽にスタジアムまでやってきていました。

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警察は、馬から見守ります。

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そう、馬から。(おそらく、見晴らしがいいので)

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住宅街のなかに、急にスタジアムはあらわれます。

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この試合の限定マフラーを売るおじさん。スーベニールに一枚、スカーフ!!と吠えています。

スタジアム到着。外見はスタジアムっぽくない。

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ビッグゲームの緊張感と高揚感というより、まだほんわかしています。天気よかったからでしょうか。

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HERE TO HELPのスタッフに聞けば、スタジアムの座席の入り口の位置を丁寧に教えてくれます。あっ!

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学部時代の同級生(ステーファノ)にたまたま遭遇!!チェルシーの試合時にパートタイムで働いているそう。ヒゲが注目ポイントです。

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マッチデープログラムは、ファンの必需品。スタジアム内で暇を見つけるとみんな読んでいます。中身もとても充実してます。

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This way! スタジアムをぐるーっと回りました。

DSC00871 なかなか入れずに長蛇の列。警報器がなったために試合時間が15分ほど遅れました。

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裏には、スタジアムツアーの入り口があります。試合日以外に見学可能です。

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北スタンド入り口。男気にあふれていました。

DSC00876 マスコットが、安らぎを与えてくれました。

DSC00877 これ、入り口です。英国のスタジアムでは防犯対策のために、ほとんどのスタジアムで小さな入り口になっています。

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練習用ゴールが、外にもちだれています。はたして、ぼくは試合に間に合うのだろうか!?

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次回のホームキックオフ。チャンピオンズリーグチケットはすでに売れきれです。

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さぁ!はいります!いそげー。

いよいよロンドンダービー、キックオフ

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到着。芝が美しい。

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青、赤、みどり、鮮やかです。入場曲で満員のスタジアムにはじめてスイッチが入り、いっきに盛り上がります。

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アレクシスと子供たち。

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巨人達とこどもたち。

DSC00890 14:20キックオフ!

ピック脇ではモウリーニョ劇場

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やはり、モウリーニョは何かと目立ちました。いや、目立ちたがっていました。

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ボールボーイからわざわざパスをもらって挑発したり。審判や、相手にたいして大きなアクションしてみたりと、ピッチ際で舞台監督というか、プロレスの演出家みたいなことしているんだなぁと思いました。

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アーセナル監督、ヴェンゲル。モウリーニョへのいらだちが伝わってきます。

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じつはヴェンゲルは、モウリーニョにまだ一度も勝ったことがありません。5分7敗です。

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激しいタックルをめぐって、両チーム監督が一触即発。いや、ヴェンゲルが一発、どついていました。

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モウリーニョがはじめた駆け引き、ピッチ脇でも勝利していました。

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数分後、GKクルトゥワが倒れると、いきなり、ピッチに入って、主審にとめろーーってアピールしてみたり。劇場ですね。

DSC00897 ファンの顔(チェルシー)

DSC00899 ファンのあたま。(アーセナル)

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バナーは、たくさん張ってありますが決まったものが決まった場所に張ってあるようにおもいます。

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DF陣はひじょうに安定。固かった。今シーズンの強さの源。

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チェルシーDFに対して、ウェルベックなにもできずでした。

DSC00904 VIPを探せ。10秒で会長とシェフチェンコを探してください。

アザール、コスタ、ファブレガス

DSC00910 1点目のPK。アザールは、上手に逆をつきました。

DSC00914ドリブルもきれきれでしたね。

DSC00917アウトサイドターンと、右へのカットイン。これが彼の生命線です。

DSC00911セスクは古巣アーセナルとの対戦。アーセナルファンからブーイングをかき消すためチェルシーファンからは大きな後押しがありました。

DSC00913 彼のパスからも2点目が生まれました。

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決めたのは、まさしくストライカー。 9点目。ジエーゴ、コスタ!

DSC00920 エジル「もうかえりたーい」

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勝負ありの2点目でした。

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この夏にファブレガスを獲得できたのにも関わらず、契約しなかったアーセナルの首脳陣。ファンペルシーのマンU移籍と同じくらいの判断ミスとなりそうです。

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試合終了。
シーズン序盤のロンドンダービー。チェルシーは、他チームから一歩抜け出ている感じがしました。このまま無敗優勝なんてのはないだろうけれど、CLとプレミアを狙える準備ができていますね。次回の現地観戦フォトレポートも、お楽しみにください。

アーセナルファンの方は、本マガジンライターのKIYOの投稿もぜひともチェックください!

プレミアリーグ アーセナル•エミレーツスタジアム観戦の楽しみ方

英国サッカー観戦の達人が教えるアーセナル戦チケットの取り方

本場イギリスで学ぶサッカー留学プログラム

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インタビュー: イギリス下部リーグで日本人選手が活躍するためには

ロンドンからこんにちは。
FOOTBALL AT UK編集長の竹山トモです。

今日は、2014年6月〜9月末までの3ヶ月間イギリスでサッカー選手として留学していた轡田 葵左(くつわだ きさ)選手(以下:Kisa)にフォーカスを当てながら、イングランドリーグのレベルや様子をお伝えします。さらに、キサ選手へのインタビューを通じて、留学を経験して得たこと、日本人選手がヨーロッパで活躍するための鍵となることなども探っています。

S__2244720ペッカムライのエルラード監督とKisa選手

選手としての目標設定をして渡英
Kisa選手は、アルビレックスから星稜高校に進学し、1年間地元のクラブチームでプレーして渡英しました。 留学生活を振り返りながら行った今回のインタビューでの最初の質問、「なぜイギリスで3ヶ月間プレーすることを決めたの?」と聞くと、とてもはっきりした答えが返ってきました。

Kisa: 僕自身、ゲームの流れの中で‘‘いい判断ができない選手’‘だとおもっていました。ワンタッチプレーができない、ボールに触れないとずるずると下がってしまう。外から見たら、日本のチームでよく見かける調子にのったプレーヤーに見えていたかもしれません。いろんな人から指摘されていましたし、自分でも改善すべきだとわかっていました。日本でもよくプレミアリーグの試合を観ていたので、縦に早いゲームの流れの中で、自分が身につける裏に抜ける動きや勝負をしかける動きが身につけたいなとおもっていました。

FOOT AT UK: 留学での具体的な目標設定がゲームのなかで「うらにぬける動き」だったんですね。イギリスの下部リーグでの戦いかたは直線的かつフィジカル中心のサッカーですが、3ヶ月のトレーニングや試合でそれをどのように学ぼうとしましたか?

Kisa: パスをたくさん回して攻撃するよりも、ゴールに直線的なほうが、効率がいいときがあるじゃないですか。他の選手が試合中に判断するときも、ゴールに直結するプレーが多かったと思います。もちろん面白くないときもありましたけど、そのなかで2トップ、3トップ、サイドの選手として試合にでたときは、必ずウラを狙っていました。ゴールに向かう意識が共通しているので、MFやDFの選手でそのパスを狙っている選手がいたことは、とても大きかったですね。

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試合で目立つために必要なこと
FOOT AT UK: プレシーズンの試合や、リーグ戦で10試合以上に出場していましたが、日本人が選手として活躍するために何が必要だと感じましたか?結果はもちろんですが、その結果をだすためにやるべきことをあげるとしたらなにが必要でしょうか?

Kisa: まず試合や練習にいくと、他の選手たちの体がめちゃくちゃでかいのですが、それに萎縮してはだめです。あとは、英語の問題はもちろんありますが練習でも試合でもとにかく伝えないとだめです。言い方はよくないですが、よくキレていましたね。つたない英語だけど、単語でも思ったことを伝える。それで、ボールを受けてしっかりとプレーできることを示せれば、またパスがきます。

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英語は、プレーする上でも、とにかく大事!
FOOT AT UK: コミュニケーションの話がでましたが、選手としてどれくらい言葉で伝えることが大事だと感じましたか?

Kisa: とにかく大事です!つたない単語を繋げていただけかもしれないですけど、もっと言い方をいろいろ知っていたらと、もっといいプレーできるのではないかと痛感しました。地下鉄内の無料でよめるMetroの新聞をもらって、なんでも読んで単語を調べていました。サッカーの記事を読んだり、スコットランドはなんで独立するのか?電子辞書とともに、あー!そういう意味かと。

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イギリス•ロンドンでの留学生活
FOOT AT UK: 最後にベスト3の思い出をどうぞ。

Kisa: やっぱりサッカーするために来たので、1番はプレーしたこと。この経験を必ずつ次に活かしたいです。2番目は、Capital One Cupのミルウォールvsサウサンプトンですね。吉田選手を目当てにいったのですが、ミルウォールのファンが熱くて、試合もバチバチやりあう試合で本当におもしろかったです。あーゆう、観ている方も熱くなる試合が好きなんです。3位は、こちらで活動しているロンドンのチームで子供たちを一緒に指導できたことです。


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帰国前の最終戦、Kisaが所属していたリングフィールド(10部)のホーム戦。

相手チームのファンも車でかけつけて、スタンドつきの会場には150人以上が集まります。 マッチデープログラムも販売されており、ゲートにはクラブチームのチェアマン自身が立ち、チケットを販売。ピッチ脇で、パイ、ホットドッグ、ビール、紅茶などを飲みながら、やってくる仲間たちとそれぞれに時間を過ごします。

ここ2試合連続得点中のKisaは監督ディクシーからの期待も高く、モチベーションも高まっていました。サイドラインで見ているとバチバチぶつかる音が聞こえます。

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Kisaの試合を数試合観戦したFA公認代理人の宮原氏(ロンドン在住)は次のように彼のプレーを分析しました。

「Kisaはストライカーとしてはリーチが長くありません。その分、重心をなるべく低く、また相手の長い足に引っかからないように懐深くキープする技術が非常に高くなったと思います。ワンタッチプレーや、切り返す角度の深さを更に鋭くするなど多々工夫はあると思います。ストライカーという結果重視のポジション、異国の地、違うフットボール文化の中で適応し実践して行く事は、フットボールのうまさは勿論ですが、頭脳・英語の理解力・戦術理解力・性格が非常に大事になってきます。Kisaはぐいぐい行ける感で、頭も良いのですっかりなじんでいました。自分にも厳しくトレーニングしているのでプロ意識は非常に高いです。一人で空いた時間にはイメージトレーニングを頭の中で2試合出来たりするらしいです笑。最後の試合では点を決める事が出来なかったけど、イングランドで少しでも成長して日本に戻ってくれたら最高です。」

編集後記:
自分で目標を決めて、それに挑むこと。いまいる環境のなかでベストをつくすこと。サッカー選手として上に登っていく為には、当たり前のことでしょう。

彼がロンドンで挑戦した舞台はプロのような華やかな世界ではないし、またKisaが体感したことを日本に戻ってどのように還元できるかは未知です。しかしながら、サッカーを取り巻く環境でさらに上を目指そうと没頭し、自分を追い込んでいたのは事実でありました。今後の活躍を願います!

本場イギリスで学ぶサッカー留学プログラム

 

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プレミアリーグに挑戦しているサッカー選手の英語力

「英国 プレミアリーグに挑戦しているサッカー選手の英語力」

世界最高峰のリーグ、プレミアリーグで活躍する日本代表選手たちの英語力が、どれくらいなものなのか気になったことも人もいるはず。英語力に加えて、海外の選手たちとどのようにしてコミュニケーションをとる上で大切な5ヶ条を紹介していきます。

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サッカー選手の英語力は、
いったいどれくらいの実力なのだろうかと気になったことはありませんか?
さっそくですが、選手の英語力を数本のYoutube動画でのぞいてみます。

まずは、サウサンプトンに所属する吉田選手の試合前のインタビュー動画


つづいて、アーセナルの宮市選手の動画
昨年のアーセナルアジアツアー遠征時のものですね。

ここで、最後にマンUの香川選手といきたいところですが、
動画が見つからなかったので 、以前、ボルトンに所属していた中田英寿選手のインタビュー動画。

海外組の日本人選手は100名以上

日本を飛び出して、海外リーグに挑戦している日本人サッカー選手がプロ、アマあわせて、なんと100名以上!!

拝啓 キングカズさん、時代は変わりました。100名以上が海外組です!

10代〜20代に日本を出て、母国語以外で自分が考えていることを相手とやり取りしあい、その土地のスタイルに馴染んでいき、そしてサッカーで結果をだす!!大きな挑戦ですね。

そんなサッカー選手たちから学べることとは?

イギリス留学や海外生活を成功させるため5か条

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□その1: 準備に超したことはない

中田選手が高校時代から、イタリアに行くためにイタリア語をやっていたのは有名な話ですが、宮市選手も英語だけは、かなり意識して高校から頑張っていたそうです。そう、日本の高校で習う英語の文法があれば、あとはリスニングとスピーキングの練習あるのみ。だから、ホントに高校で文法がんばっておくのは大切!!

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English Grammar in Use with Answers and CD-ROM: A Self-Study Reference and Practice Book for Intermediate Learners of English [ペーパーバック]

ちなみに、もう高校生じゃない方に、個人的にオススメの文法本はこれ。
これだけあれば、とりあえず一通りの文法は大丈夫じゃないかなと思います。

□その2: 英国はサッカー選手も英語のテストあるよ!!そして、長期留学生のあなたも

なんと、サッカー選手でもあっても、ビザ更新のためのテストがかされています!!IELTSなどの英語テストを受けるんです!落ちるとどうなる?そう、ビザを更新できない可能性もあり、その結果英語力が足りずに、日本に帰ることに。。。

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元サウサンプトンでプレーしていた李選手も当時のブログで英語の勉強の重要性についてつづっていました。

TOEIC|李忠成 OFFICIAL BLOG 

英国に長期滞在を目指すあなた!
テストもがんばらあかんっちゅうことです。

□その3: びびったところで、はじまらん。まずはノリすね!ノリッスね!

「自分の英語は伝わらないのではないか?なんか、怖いなぁ」
「いまの段階だと、まだダメだから、とりあえずは黙っておこう」

それでは空気としての存在として時間が流れていくことになります。

ACミランに所属する本田選手も、英語でいつも堂々と語っています。入団会見の受け答えや、インタビュー、そして試合中も、全くびびってないですね。びびっていないサッカー選手といえば、この無名のサッカー選手もびびっていません。

海外のサッカー大会にて、ノリだけで現場を圧倒しています。

□その4: 会話する相手は、イギリス人だけではない

人種が多様な街ロンドンに暮らせば、会話するのはイギリス人だけではありません。もちろんイギリス人のように喋れたら、クールだし、とけ込めやすくなるでしょう。でも、英語って世界中で話されていて、みんなそれぞれの国の訛りをもっています。

発音も大事ですが、どのように伝えようとするかが肝心なのかもしれません。

このお二人をご覧あれ!

アーセナルのベンゲル監督の英語は、フランス語訛り。
しかし、どんなときでも丁寧な英語で相手に伝えようとしているのがわかります。元グランパスのストイコビッチ監督は、よりシンプルかつよりクリアな喋り方でわかりやすいことがすばらしいです。

その5:とにかく慣れる!!

ここまでいろいろと書いてきましたが、筆者の英語も完璧ではないし、発展途上。そう、語学に終わりはないんですね。

いつだって、何か足りない感じを覚えます。流暢さも、聞き取りも、文章力も、先は果てしないないですね。果てしないけれど、それを補っていくのは、慣れというか習慣しかないですね。

最後にこちらで愛用しているポッドキャストを紹介します

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ガーディアン: http://www.theguardian.com/football/series/footballweekly

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BBC: http://www.bbc.co.uk/podcasts/series/wswf

海外で戦うフットボールプレイヤーのように海外に英語にもどんどんチャレンジしましょう!いや、ぼくも含めて。 

竹山トモハル

本日もブログを読んでいただき、ありがとうございます。よろしければfootball@UKのトップページもご覧ください。 

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